片思いがなかなか進展しない原因 男子が嫌がるNGアプローチ

片思いの彼に「好き」をアプローチしているつもりになっていても、彼にはあなたの気持ちが伝わっていないということがあります。そこで今回は、片思いの彼が理解できていない女子のアプローチについて、一緒に見ていきたいと思います。

目次

1. 主語がない会話


仲のいい女子同士なら「主語がない会話」を3つ同時進行させても、どの会話もうまく流れていくことがあるかもしれませんが、男子って会話に主語がないと「なんの会話?」とか「それ、他の男子のことを褒めてるの?」と誤解することも……。ラブラブな彼氏との会話であれば、彼は余計な気持ちなしに会話に集中できますが、片思いのときって、相手の気持ちをさぐろうとしすぎて、会話に集中していなかったりもするし、なんとなく理解できなかった会話も突っ込んで聞き返すこともできないし。結局、彼にしてみたら「?」というモヤっとした会話になりがちかもしれません。

(C)LAURIER PRESS
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「絵が見えるように語りかけること」が会話では大事!


モヤっとした会話をいくつ積み上げても、相手との距離って縮まらなかったりしますよね。会話って、相手に自分が言っていることの絵が見えるように語りかけてあげることで、理解できないことが少なくなります。たとえばマンガって、まさしく絵と文字で進行していきますが、お互いに誤解が生じることなく会話を共有するのがうまい人って、いわばマンガのように会話しています。

2. リア充アピールは全部NGかも


男子って基本が淋しがり屋さんなので、あなたがリア充アピールをしたら「そんなにたくさん友達がいていいね、俺は友達が1人しかいないんだ」なんて具合に、ひがんでしまうということも。女子が「リア充アピール=いい女子を演出する」と思っていても、男子にとっては「俺には釣り合わない女子」にしか映らないことも、よくある話です。

本音でぶつかって!


自分を良く見せたいと思って、リア充っぽくしちゃうこともあるでしょう。片思いの彼の前で恥ずかしいから、リア充っぽく演技して恥ずかしさを彼に悟られないようにすることだってあるでしょう。若くても大人でも、男子でも女子でも、恋をしたらこういう態度がつい出てしまうことは、普通と言えば普通かもしれません。でも恋がうまくいくときって、お互いに自分のダサいところを見せることができたときだったりしませんか? 友達が少ないことがダサいと思っている人は、彼に「私、友達が3人しかいないの」と言える……これだけで彼の好感度が上がって、うまくいく恋もあります。友達が少ないことがいいことなのではなく、自分のことを背伸びせず正直に語っているあなたに、彼は心動かされたのです。

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3. 気まぐれな態度にはうんざりしちゃう


たとえば恥ずかしさのあまり、彼に冷たい態度を取ってしまった翌日、彼に優しくするなど、男子は女子の気まぐれさに、気持ちがジェットコースターのようになって、やがて「女子のことが理解できない、恋がめんどくさい」と思うようになります。片思いの彼に気まぐれな態度を取り続けている人は、もう彼の頭の中は悩みでぐちゃぐちゃになっていると思っておくといいかもしれません。

もし微妙な雰囲気になってしまったら……


若いとどうしても女子特有の気まぐれさが出てくることもあるかと思いますが、「好きという気持ちが彼にバレても、それは恥ずかしいことではない!」と思い込むのもいいかもしれませんね。

好きだけど、付き合う決定打がないから片思いのままどうしていいかわからない人は、これをそのまま彼に伝えてあげるということです。誰でもそうですが、自分が今置かれている場所がどこなのかがわかれば、一応は安心するし、安心したら自分が次どのようなアクションを起こせばいいかが見えてきますよね? これが見えてくると、女子の気まぐれさによって混乱している男心は、わりと整理がついてきて、男女ともに次のステージに行けることもあるのではないでしょうか。

片思いがなかなか進展しない原因 男子が嫌がるNGアプローチの2枚目の画像

女子は女子で、いろんな恋の悩みを抱えていると思いますが、男子だって恋の悩みを抱えています。しかもその悩みは、女子より男子のほうが重症であることも、よくある話です。

たとえば「そもそも女子にどうやって声を掛けるといいのかわからない」という重症な恋愛ご無沙汰男子だっています。女子だって、どうやって男子に声を掛けるといいのかわからない人がいると思いますが、そういう女子はやがて、声を掛けてくれる相手に恵まれることだってあるはずです。でも男子で声の掛け方がわからない人は、ずーっとそれを克服できず、長年彼女がいないということになったりします。片思いの彼が理解しやすい、恋が前に進むヒントを与えてあげるのも、女子の役割なのかもしれません。男子の本音を理解したアプローチをしてみてくださいね。
(ひとみしょう/studio woofoo)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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