ネガティブ感情とさよなら 自分に気づく瞑想で明るくハッピーに♡

過去の出来事に後悔したり、次の大切なイベントのことで頭の中がいっぱいになったりしませんか? イライラしたり、心がざわついたり、ネガティブになったり、怒りっぽくなったり……自分で自分の気持ちのコントロールが上手くいかなくなることがありますよね。

(C)LAURIER PRESS
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そんなときに思い出して欲しいのが「マインドフルネス」です。英語で「気づき」を意味する瞑想方法のこと。体をきたえると筋肉がつくように、心もトレーニングすると、自分の気持ちをコントロールすることができます。不安になった時でも心穏やかに明るくハッピーで居られるように、今回はマインドフルネス瞑想をご紹介します!

目次

マインドフルネス瞑想とは?


マインドフルネスとは、瞑想の種類の一つ。よくイメージするような座禅を組んで無になる修行、という瞑想ではなく、あれこれと考える自分の心を「今」に集中してとどめることで、今の自分に気付いていく瞑想です。

人間は無意識に他愛もないことを考えていると言われていて、一日に何万回も何かを考えているそうです。その内容は8割が過去か未来のことで、くよくよしたりドキドキしたり……思い当たる節がありますか?
「今」に集中することって、日常生活ではなかなかありません。そんな「今」を注意深く観察してみることで、微細な今の感覚に気づくようになります。「私ってこうなんだ」と自分自身を知ることは、本当の自分に気がつき心を穏やかにしてくれます。

自分の心に気づいてリラックスしてみよう♡


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まずは時間を決めて始めましょう! 5~10分くらいが、初めての方でも集中が続きやすいです。

やり方


(1)楽な服装で、椅子か床に座ります。座りやすい姿勢でかまいません。しばらく座っていて痛みを感じる姿勢だと集中力が続かないので、もとの姿勢を変えないようにします

(2)体の動きを止めて目を閉じます。体のどこかに緊張があるようなら緩めてリラックスします

(3)呼吸に意識を向けていきます。なんの力もいれずに、自然に息を吸ったり吐いたりします。いつもと同じ呼吸です

(4)息を吸っている感覚にただ気づきます。鼻の穴を空気が通る感覚でもいいし、息の長さでも何でもいいです。頭で言葉で考えなくていいので、感覚で感じてみます

(5)続けていくと、外の音が気になったり、室内の時計の音が気になったりしてくると思います。それも受け入れていきます。頭の中に小川が流れていて、浮かぶ思考は流れてくる木の葉のイメージです。上流から下流に向けて木の葉が流れて行くように、浮かぶ思考をただ観察して手放していきます

(6)だんだん心がもっとさまよっていくかもしれません。やらなくちゃいけないことを思い出したり、友達のこと彼氏のことを思い出すかも。どんな感覚でも、気づいたことは考え込んだり拒否したりすることはせず、感覚を受けていることを受け止めてい行きます

(7)気づいたら呼吸に意識を戻していきましょう

(8)決めた時間になったら終わりです。ゆっくりと目を開けていきます

マインドフルネスは気づきの瞑想なので、物事をありのままに見ようとしてみます。

注意点


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1. 頑張らない
瞑想は心を落ち着かせるためにするので無理をしないようにします。

2. 早く結果をもとめて焦らない
焦ってはやくリラックスしようとすると逆効果です。

3. 頭に浮かんだことに執着したり拒絶しない
現れたものはそのまま観察してください。好きなアイディアやイメージでも考えすぎたりせず、嫌いなイメージでもなるべく拒絶したり戦わず、リラックスした気持ちでいるようにしてみます。

4. 受け入れる
自分の感じた感覚を受け入れます。嫌なイメージをみて嫌だと感じてしまった自分も責めずに受け入れます。

5. 穏やかになる
リラックスした気持ちで取り組みます。実際にマインドフルネス瞑想を始めると、好きな楽しいイメージよりも、もしかしたら過去の失敗とかああすれば良かったと思うことや、こんなことが起きたらどうしようなどという不安に気持ちが囚われてしまうことの方が多いと思います。そんな時でも自分を否定したり責めたりせずに自分を100%受け入れてください。受け入れることで、より気持ちがおだやかになります。

マインドフルネス瞑想を続けていくと脳が変わり、不安や怒りが和らぎ心が安定すると科学的に証明されています。嫌なことがあっても反射的に反応したり、自分の心に振り回されることが減っていきます。穏やかな気持ちの時間が増えれば、自然と笑顔も増えていきますよね! ぜひ自分をハッピーにする瞑想を始めてみてくださいね♡
(品川裕花理)

この記事を書いたライター

品川裕花理
ヨガインストラクター。一児の母。女子美術大学卒。大手IT会社勤務の後、ヨガインストラクターに転身。心と身体を整える事が大好き。「美は一日にしてならず」がモットー。

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