きゅんが止まらない♡ 山田孝之×長澤まさみが送る本格ラブストーリー『50回目のファーストキス』

山田孝之さん、長澤まさみさんを主演に迎え、記憶が1日で消えてしまう女性と、その女性に一目惚れしてしまったプレイボーイとの恋物語を描いた、映画『50回目のファーストキス』が6月1日より公開中です。

昨夏の映画『銀魂』の大ヒットも記憶に新しい、コメディ作品を多く手掛ける福田雄一監督が、初めて挑んだ本格的ラブストーリーとしても注目の今作。ハワイの美しい自然を背景に、大いに笑って泣ける作品となっています。

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ローリエプレス編集部ではそんな物語で素敵な恋人同士を演じた山田孝之さん、長澤まさみさんのお二人にインタビューをさせていただきました! 久しぶりの共演となる二人が、お互いの印象から、“白馬の王子様”を信じる? 信じない? など、楽しいお話を聞かせてくれました♡

目次

セカチューの二人が大人の恋愛で本格共演


(C)2018 『50回目のファーストキス』製作委員会

2004年に映画・ドラマが制作された大ヒットラブストーリー『世界の中心で、愛をさけぶ』で、それぞれ映画版(長澤さん)、ドラマ版(山田さん)の主人公を演じたお二人。高校生の恋愛を切なくも瑞々しく表現したお二人が、10年以上の時を経て、大人の切なくも心温まるラブストーリーを紡ぎます。

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長澤「ここ最近は山田さんが出演された作品(『山田孝之のカンヌ映画祭』)のナレーションをさせていただいたり、1話だけ出演させていただいたりというのはあったのですが、しっかり共演というのができていなかったので、ご一緒したいな、と思っていました。11年前にも共演(映画『そのときは彼によろしく』2007年公開)はさせていただいているんですけど、そのときはお互いにシャイだったというのもあって、ほとんどお話できていなかったので、今回“こういう人だったんだ!”って驚くこともあったりして。ただ、お芝居に入る前に集中されている姿とかを見ていると、芝居への取り組み方は何も変わってないんだなって、思ったりもしましたね」

山田「長澤さんとのお芝居はずっとしたいって思っていたんですけど、最近は出る作品の雰囲気が全然違うからかぶらなかったんですよね。“セカチュー(『世界の中心で、愛をさけぶ』)”でお互いに映画、ドラマをやって、ラブストーリーがブームな時代に、一緒にそういう作品をやってきたんですけど、僕がしばらくラブストーリーから離れてしまっていて。実は何年か前から僕もラブストーリーをやりたいなって思って、わりと取材のときとかに発言をして匂わせたりしていたんですけど、今、ラブストーリーを作ってる人たちから僕の名前が出て来ないんでしょうね。顔がパッと浮かんでも、ギャグになるな、みたいな(笑)。なので今回のお話をいただいたときは、長澤さん、福田組、ハワイで撮影、こんなご褒美はないな、と。それはやるだろう、と、即決しました。逆に今、自分がラブストーリーをやったら、昔とは違う感情だったり、表情が出せて、違うものができるんじゃないかなって思っていたので」


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――実際に共演を果たしてみて、どうでしたか?

山田「これがですね、めちゃくちゃ緊張しまして(笑)。瑠衣と大輔の出会いのシーンで、始めはわりと距離があるところで撮っていて、そのときは大丈夫だったんですけど、瑠衣の目の前の椅子に座ってしゃべりだすシーンになったらセリフが飛んでしまって。単純に緊張してそうなってしまったんですけど、これはなかなかない経験でしたね(苦笑)」

長澤「あははは(笑)」

福田組で挑む本格ラブストーリー


(C)2018 『50回目のファーストキス』製作委員会

今作は2005年に日本でも公開されたハリウッド映画『50回目のファースト・キス』が原作となっていて、山田さんは「原作はハリウッドの莫大な予算をかけることでできていることもあるから、これを日本の規模にしたときに、スケールダウンしているように見えてしまうとよくないな、と思っていました。日本版の、福田組での面白さ、良さをどうやったら出せるのか、っていうことは、すごく悩んだし、考えましたね」と言います。

一方、福田組で演技するのが、ほぼ初(映画『銀魂』に数シーン出演)だった長澤さんは「自分では絶対に思いつかないような反応」を福田監督の演出によって引き出せてもらえたことが楽しかったと話します。

(C)2018 『50回目のファーストキス』製作委員会


長澤「『銀魂』は3日くらいしか撮影がなかったので、福田監督の作品にがっつり入るのは今回が初めてだったんですけど、それがこの作品で良かったな、と思いました。福田さんがいつも作っていらっしゃるようなコメディとは少し違って、シリアスな部分があったり、王道感があるというか。現場では福田さんのエッセンスだなと感じる笑いの芝居が、自分からは出ないものばかりだったので、すごく面白かったですね」

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――切ないシーンを演出する際には、監督自ら涙を流していたというお話も聞いたのですが。

長澤「泣いてましたね。福田さんも普通の人なんだな、って思いました(笑)」

山田「泣いてたよね。こっちが泣いてるときは、大抵泣いてた(笑)。カットがかかったあとにモニターのところに行ったら、ホントに僕とおなじくらい泣いてて。大丈夫なんだろうか? こんなに泣いててちゃんとジャッジできるんだろうか?っていうくらい(笑)。僕は福田さんとはコメディをたくさん一緒にやってますけど、基本的に真っ直ぐ、真面目に、真剣にやり通すボケがほとんどなので。(佐藤)二朗さんやムロ(ツヨシ)さんみたいに、自分から面白おかしくできる技は持っていないので、福田さんに面白くしてもらっています。自分では思いつかないような演出をしてくださるんですよね」


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山田さん、長澤さんの思い出のキス


(C)2018 『50回目のファーストキス』製作委員会

タイトルが『50回目のファーストキス』だけに、ハワイの美しい風景とともに見ることができる“キスシーン”も今作の見どころ。お二人に思い出に残るキスシーンについても聞いてしまいました♡

山田「今回のチラシとかにも使われている、海が見える丘の上から夕日が沈んで行くのを見ているところですね。あそこはすごくキレイでした。実際に夕日が沈んで行く瞬間で撮っているので、撮影としては結構シビアだったんですけど、もうこの瞬間にしか撮れないっていう画になっていますね」

長澤「私は山の上で星空を見ているシーンですかね。残念ながら撮影のときはライトを使っているので、実際の星空は見えてなかったんですけど、すごくキレイな場所でした。エピソードとしても心に残るシーンだったので、好きですね」

山田「キスシーンではないんですけど、瑠衣が車で来て、大輔が感電したり、恐竜になったり、縛られたりしながら、何度も瑠衣の気を引くシーンを撮っていた場所の山もすごくキレイでした。ハワイって海のイメージだと思うんですけど、山もこんなにキレイなんだ、って。正直、これまで僕、あんまりハワイにいい印象を持ってなかったんですよ。でも今回、山の美しさに気付いて、ハワイっていいなって。気候もいいし、時間もゆっくり流れていて、ホントにいいところだなって思いました」

(C)2018 『50回目のファーストキス』製作委員会

(C)2018 『50回目のファーストキス』製作委員会


運命の出会いへの憧れは?


(C)2018 『50回目のファーストキス』製作委員会

プレイボーイだった大輔が、瑠衣に一目惚れしたことから始まる運命の恋。長澤さんは事故に遭ったことで、新しい記憶を1日しか持つことができなくなってしまった瑠衣ですが「それが明るく描かれていて、清々しく、ピュアなラブストーリーとして観ることができて感動しました」と言います。

山田さんも大輔のチャレンジを「毎日記憶がリセットされるので、いろんなアプローチで挑戦するけど、常に新鮮なリアクションをしてくれるので嬉しいし、楽しいですよね。人間慣れて行くから、いろいろと悩んだりするじゃないですか。それがないっていうのはいいですよね。それこそキスも毎回、“ファーストキスって最高!”ですから(笑)」と前向きに捉えていました。そんなお二人に“一目惚れ”や“運命の恋”について、どう思っているかを教えていただきました。

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長澤「私、一目惚れしたことがあるんですよね。だからそういう出会いは信じています。わりと少女漫画が好きだったり、王子様と出会うみたいなものにはどこか憧れがありますね」

山田「大輔と瑠衣の恋は、状況が特殊なのでいいところもあるし、悪いところもありますよね。瑠衣が忘れるから新鮮なリアクションが来るっていうのは楽しくもあるけど、毎度毎度は疲れるじゃないですか。だから運命の恋を信じて、ずっと思い続けて、何度もアタックし続けられる大輔はすごいなと思いますね。自分だったらどうなんでしょう。大変ですよね。わからないな(苦笑)」

長澤「瑠衣の状況は大変だけど、あれだけ好きになってもらえて、絶対にこの人を忘れたくない、そばにいなくちゃダメって思われる人であることは、いいなって思います。そういう風に思われることには、憧れるし、キュンと来ます。少女漫画に出て来る王子様が現れた感があるところがいいです。女子にはたまらないものがある気がします(笑)」

山田「女性と違って、そういういつか運命の人と、っていうのは、男性はあまりないかも」

長澤「(山田の方を向いて)大体馬鹿にするよね、男の人は(笑)」

山田「いやいや(笑)。それは女性がいわゆる白馬に乗った王子様っていう例え方をするからじゃない。白馬に乗った王子様じゃないから、ほとんどが。そういう人が好きなのね、はいはい、ってなるんじゃない?」

長澤「そっか~。でも私はこういうものへの憧れは一生あるんじゃないかな。この気持ちをおばあさんになっても忘れたくないなって思います。それくらい、キュンとする。夢見心地な気持ちっていうのは、その一瞬がすごく幸せな気持ちになるので好きですね」

困難な恋を笑いともに描くことで、切なさよりも温かさが心にしっかりと残る、映画『50回目のファーストキス』は、6月1日より公開中。山田さんと長澤さんが演じる運命の恋を、美しいハワイの景色の中で何度も繰り返される“ファーストキス”とともにお楽しみください♡

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今回ローリエプレスから、山田孝之さん、長澤まさみさんのサイン入りチェキを抽選で1名の方にプレゼント♡

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※鍵付きアカウントに関しては応募状況の確認ができないため、無効とさせていただきますことを予めご了承ください
※抽選の基準などに関するお問い合わせには一切お答えできかねます
※当選者にはローリエプレス編集部からDMにてご連絡を差し上げます。応募期間終了後もアカウントのフォローをお願いたします
※応募期間:2018年6月1日(金)~2018年6月11日(月)正午まで

みなさまのご応募、お待ちしております♡

作品紹介


『50回目のファーストキス』
6月1日より公開中
出演:山田孝之、長澤まさみ、ムロツヨシ、勝矢、太賀、山崎紘菜/大和田伸也、佐藤二朗
脚本・監督:福田雄一

ストーリー


ハワイでツアーガイドをしているプレイボーイの大輔(山田孝之)は、ある日、偶然訪れたカフェで瑠衣(長澤まさみ)と出会い、一目惚れ。得意のトークで瑠衣の心を掴むと、二人は翌日、また同じカフェで会うことを約束して別れる。しかし翌日、大輔が瑠衣に話しかけると、瑠衣は大輔を知らないと言い出す。瑠衣は1年前の事故の後遺症で新しい記憶を1日で忘れてしまうという、短期記憶障害を患っていたのだ。それでも瑠衣を諦められない大輔は、毎日、自分に恋してもらうためにあの手この手のアプローチを試みる。そして、二人の恋に徐々に進展が見え始めるのだが……。

http://www.50kiss.jp/
(瀧本幸恵/カメラマン:大川晋児)

たくさんのご応募ありがとうございました!
応募期間は終了いたしました。
(2018年6月12日現在)

この記事を書いたライター

瀧本幸恵
編集&ライター。映画、TV、音楽などのエンターテインメント系で主にお仕事をさせて頂いています

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