超話題の映画『ヒミズ』がいよいよ公開!

人気漫画家・古谷実が、現代の若者たちの暗部にスポットを当てて描いた同名コミック『ヒミズ』を原作に、園子温監督が映画化。第68回ヴェネチア国際映画祭では、主演の染谷将太と二階堂ふみが、最優秀新人俳優賞にあたる「マルチェロ・マストロヤンニ賞」をW受賞と、日本人初の快挙を達成! そんな話題の映画『ヒミズ』が、いよいよ1月14日(土)から公開される。

主人公の住田祐一(染谷将太)は、まだ15歳の中学生。「普通の大人になること」を願い、大きな夢も持たず、実家の貸しボート屋に集う仲間たちとなんとなく日々を過ごしている。そんななか、母親(渡辺真起子)は息子を捨てて、男と駆け落ち。借金まみれで蒸発していた父親(光石研)が帰ってきたかと思えば、息子に向かって「おまえはいらない」とののしり、暴力をふるう。一方、両親の愛を受けずに育っていた、住田に夢中な同級生・茶沢景子(二階堂ふみ)は、たびたび住田を訪れ、彼に疎まれながらも距離を縮めていく。

そんなある日、住田が父親を衝動的に殺してしまう。夢見ていた「普通の人生」を失った住田は、その日を境に世の中の“悪党”を殺していくと心に決める。彼をどうにかして救いだそうとする茶沢。果たして、絶望的な2人の先にあるものとは……?

とにかく、主演2人の熱演がすばらしい。特に染谷将太は、住田の絶望感、虚無感、あらゆる感情をその表情、全身で見事に体現。本作では中学生を演じているけれど、実際は19歳の彼。独特の雰囲気があって、同じ世代の俳優の中でも他にはない存在感を放っている。今後がますます楽しみな俳優としても要注目! さらに渡辺哲、光石研、でんでん、窪塚洋介など、脇を固める俳優陣の演技も秀逸で、独特の園ワールドを彩る。

また、本作の撮影準備期間中に大震災が日本を襲ったため、「震災後の日本」として、原作とは異なる設定に書き換えられたとか。そのことも本作を観る上での、ひとつの大きなポイントに。

一見、女性は敬遠しがちな作品かもしれないけれど、原作を読んでいなくても十分楽しめるし、間違いなく心に響く、壮絶な感動作。語り合える友達や彼氏と、一緒に観るのもおすすめ!
(ちゃむ)

映画『ヒミズ』
キャスト
染谷将太 二階堂ふみ
渡辺 哲 吹越 満 神楽坂 恵 光石 研 渡辺真起子 黒沢あすか でんでん 村上 淳
窪塚洋介/吉高由里子/西島隆弘(AAA)/鈴木 杏

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