冬でもご用心! 食中毒から身を守る方法は?

冬の夜は、早めに帰宅してあったかい鍋料理やカレーを作る。これはもう、寒い時期の楽しみですよね。

たくさん食べた後は、片付けが待っているのだけれど、鍋の底に付いたものを見ているうちに、「つけ置きして、明日の朝洗ったほうがいいなぁ」なんて思ってしまい、そのまま寝てしまったことありませんか?

民間の検査機関「衛生微生物研究センター」が「食器のつけ置き」に関する実験をしたところ、驚くべき結果が出ました。

7~8月に、水を張ったおけに、肉、魚、ご飯、野菜、それぞれを1~5グラム入れ、食器とともに室温で10時間放置すると、水でブドウ球菌や大腸菌の一種などが7万倍に増えたました。これは、台所の排水口並みのレベルだそうです!

食器も同様のレベルで繁殖します。弁当箱のふち部分など洗いにくい場所は10分の1ほどしか洗浄できなかったそうです。

大腸菌やブドウ球菌は、すべてが人間にとって有害なわけではありませんが、菌の繁殖ということを考えると、見過ごすわけにはいかない結果ですね。

冬でも起きる食中毒


厚生労働省によれば、2010年の食中毒患者数は26000人。このうち4割以上は冬に発症しています。

私も以前ノロ・ウイルスにかかって悶絶したのは、寒い2月のことでした。今思えば、久しぶりに何気なく入った寿司店の寿司が原因だったのではないかと思います。

菌の繁殖しやすい温度は20度~35度なので、暖房の効いた室内ではどんどん増えていくわけですね。

食べ終わったら、即洗うが鉄則


毎日使う台所の環境を衛生的にして、食中毒を防ぐには、いくつかのポイントがあります。

【1】作りながら洗う
食後の片づけが億劫になってしまう原因のひとつに、鍋などの大物調理器具と、ガラスのコップなどの小物が同居していることが挙げられます。鍋やフライパン、ざるなどは使ったらすぐゆすいでしまうこと。油ものを調理したあとは、キッチンペーパーなどでぬぐってから洗うと、スポンジやシンクが汚れません。

おススメは、いらなくなったTシャツやタオルを10センチ四方にカットしたものを、台所の見えるところにストックしておくことです。これで油ものをふき取ったり、スポンジを使う前にお湯でゆすいだりすれば、洗剤なしでもきれいになります。あとは、タオルで拭いて、即しまうことです。

鍋やフライパンが片付いていると、食後の片づけが気楽になりますよ。

【2】洗う順番を考える

【1】の要領で、油ものを入れた器は、布でぬぐってから、お湯を入れてしばらく置いておきましょう。

その間に酢の物やしょうゆを入れた小皿、コップなどは最初に洗ってしまいます。お湯で洗い流せば洗剤いらず。

次に、お湯を入れておいた器を洗います。まだ食べ残しが取れないようなら、100円ショップで売っている「柄付きミニたわし」を使って落とします。洗剤より落ちます。その後、気になるなら少量の洗剤を使って仕上げます。

まな板は、洗剤でよく洗ったら、食後のお茶用に沸かしておいたお湯をかけましょう。熱湯は殺菌に最適です。魚や肉を切ったときは、台所用漂白剤で漂白しましょう。

【3】あらったものはすぐに拭く

水分は、菌の繁殖を促しますので、洗った食器はすぐに拭いてしまいましょう。私は「食器かご」を使いません。シンク脇のスペースにどんどん置いて、すぐに拭きます。食器はお湯でゆすいでおけば、水はけが良いのです。

【4】スポンジ・ふきんは清潔に

洗い物に使ったスポンジやたわし、ふきんは清潔にしておく必要がありますね。スポンジやたわしはS字フックがかけられるような形のものを使います。スーパーで売っている「ポアソンキッチン おさかなスポンジ」は乾きやすく、細身なのでコップ洗いにも最適です。使い終わったら、フックごとベランダに干してしまいましょう。習慣にしてしまえば、簡単です。

ふきんも同様、使ったらすぐに洗って、小さい物干しハンガーにつけて干してしまいましょう。

「おうちごはん」や「おべんとう作り」がブームになっている今こそ、すっきり清潔な台所をキープしておきたいですね。
(初音/初音と綾乃)
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