「結婚相手」についての理想と現実

年末年始、クリスマスパーティや親戚の集まりに出かけましたか? 普段はあえて意識せずにやり過ごしていたけれど、友人や同僚、いとこの結婚話を耳にし、わが身を振り返ったあなた。

そう、新しい年を迎え、今年こそ結婚しなければという焦りが再びよみがえってきたのではないでしょうか。

でもちょっと待ってください。あなたは本当に結婚を「意識」していますか?

10代の頃から明確に結婚を「意識」していた友人たち


私の友人に、十代の頃から、はっきりと将来の「結婚」を意識していた女性が2人います。

ふたりとも「ひとりっ子」でした。 M子は「わたしはひとりっ子だから、長男とは結婚しないの」と、高校生の時に私に話していました。いわゆる「嫁に行く」状態になれば、将来自分の両親の面倒を見づらくなると思っていたのです。彼女は、高校の同級生のH君が好きでしたが、青春の思い出として胸にしまい、税理士の男性と家庭を持ちました。

「教師になって、28歳までには好きな人を見つけて結婚する。もし見つからなかったら、結婚紹介システムに入会してでも結婚する」と言ったのはS子です。

彼女の場合は、一番はじめに紹介された相手と意気投合。「でも、お互いせっかく結婚紹介システムに入ったのだから、あとの4人とも会ってみて、それから決めよう」と、それぞれ他の会員と連絡を取ったそうです。

結局ふたりとも「お互いがベストパートナーだね」という結論に達し、見事に28歳前にゴールイン。旦那さんはマスオさんとなって彼女の両親と二世帯で同居しています。

1明確な結婚観を持つ人持たない人


ふたりに共通しているのは、女性でしかも一人っ子という自分の立場を悟って、しかるべき結婚観を持っていたことです。

「自分の理想の相手」を漠然と追い求めるという「自由」を捨て、現実的な道を歩んだ結果、ふたりともよきパートナーに恵まれて、家庭を築いているのです。

もちろん「思いがけない出会いが、結婚に結びついた」という、映画のような結婚に至る女性もいるでしょう。

しかし、人生において「行き当たりばったり」は、多くのリスクを伴います。ましてや、先行き不透明な時代に「いつか、私の理想の旦那様が見つかる」確率は、そう高くはないでしょう。

M子とS子は、自分の置かれた立場をわきまえ、早い段階からある種の「覚悟」をして婚活に臨みました。若いうちなら、自分の求める結婚相手にめぐり合うチャンスも多いし、気持ちのゆとりもあるので、焦らずに済みます。そんなわけで、早い段階で結果を得ることができました。

それでは、なかなか結婚に至らない人はどうでしょうか。もちろん人と人との出会いですから、すべての人が順調にいくわけではありません。でも、結果に結びつかない人は、どこか結婚に対して「漠然としたイメージ」しか持っていないのです。

「理想」が大事なのか「現実」が大事なのか


結婚は、あなたの理想どおりにはなりません。結婚は「現実」を共にすることですから。

(1)あなたの置かれた状況や立場を認識する
あなたには兄弟姉妹がいますか? 両親は健康ですか?今は平穏に暮らしていても、
突然あなたの家庭のバランスが崩れてしまうこともありえます。両親は、あなたを養うことができなくなるかも知れません。今は実家暮らしが楽でも、自立して一人暮らしをするほうが、あなたの結婚には弾みがつくかもしれません。

(2)あなたの未来はどうなっているかイメージする
30歳のあなた、60歳のあなたは、どのような生活をしているでしょうか。うまくいった場合と、うまくいかなかった場合を想定してください。うまくいかなかった場合、あなたを助けてくれる親兄弟、親戚、友人知人はいますか? いないのなら、あなたは、自分を助ける資格や特技や人脈を持っていますか?

(3)あなたの結婚相手はあなたの理想の相手ではない
(1)、(2)で想定したあなたにとって、あなたの結婚相手は理想的な対応をしてくれる相手であるとは限りません。なぜなら、相手もまた自分の背負った現実や境遇を抱えているからです。結婚は「助け合い」ですから、あなたもまた相手を助ける側に回るかも知れないのです。

このように、あなたの「現在と未来」についての理想と現実、「結婚相手」についての理想と現実を、いま一度明確に意識することです。

そうすることで「いつか」「だれか」とめぐり合えるという「漠然とした希望」ではなく、「今」「具体的に」行動することを意識してほしいのです。

そうすれば、夢に描いたような「理想の結婚」ではなく、あなたにとって必要な「現実の結婚」への一歩が踏み出せるでしょう。

一月、年改まったこのときに、「現実的な結婚」へ向けて歩き出して欲しいと願っています。
(初音/初音と綾乃)

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