結婚が出来ても離婚はできない女達 「私が離婚できない理由」

名前が知れている有名人の離婚が相次ぐ最中……。電車の中で女性たち数人が芸能人の離婚騒動の中吊りを見ながら会話をしていた。30代の主婦達であろうか?ああでもない、こうでもないと離婚に対しての意見を出しながらも最後にはこれでまとまった。

「でも、結局、あの人達はお金があるから」
「そうよねぇ、ウチはお金がないから無理」
「我慢するしかないわよ、ねぇ」
「離婚なんて夢のまた夢よ」

そう、なのだ。
なんだかんだ言っても、お金があれば解決出来るのだ。なんだかんだと揉めても、お金があるから離婚出来るのだ!

地獄の沙汰も金次第? 近年の様相は「婚活しなければ結婚が出来ない時代」になりつつあるが……中には結婚はできたとしても、「離婚ができない女達」は多くいる。

離婚を奨励するわけではないが、離婚すること自体が不幸とも限らない。私の周りにも離婚してから幸せを感じている人もいるし、離婚してからやりたいことや、いい仕事ができている人もいる。
一度きりの人生なのだ。失敗したとしてもリセット、やり直しが出来るのならばそうしたいと願うのは普通であるし、互いの為になるならばそれはそれで仕方のないこと…。

しかし、したくとも離婚できない。
別れたいのに離婚できない、したいのにそうできない、ということの方が不幸である。
離婚したい、別れたいという気持ちに至るまでは様々なトラブルや不満の積み重ねがあったのだろうが…
旦那に対しての不満に思うこと・イライラの原因はこちらの記事に詳しく記載されているので参照していただきたい。

衝動的ではなく常に離婚したいと思い悩む、でもなかなか別れられない。
人それぞれの家庭環境により、状況によりけりであるが、だいたいこんな事情がありそうだ。

エネルギーがない


周囲に対しての言い訳や説明が面倒である。また様々な名義変更や住所変更、または子供の転校、保険の受取人、そして職探し、引越し先…等など手続きや仕度が沢山ある。

相手が別れてくれない・承諾してくれない


自分は別れたくとも相手が納得してくれないことも多い。
相手の浮気や借金、DVならば法的に認められることもあるが、「愛情が冷めた」「私を認めてくれない」「性格の不一致」などでは法律上は認められない。
性格の不一致で協議離婚する場合は、話し合っても堂々巡りとなり相手の同意を得ることはなかなか困難である。

世間体


周囲からあれこれ言われたくない。
近所や知り合いから中傷されたくない。
会社や上司、また仲人サンになんて言われるか分からない。
社会からの信頼を失うことが怖い。
盛大な結婚式を挙げ多くの人に祝福された手前、引込みがつかない。

子供


お子さんがいる場合には真っ先に悩むことであろう。
夫婦のことで子供まで巻き込んでしまうのは耐え難い、離婚で子供が犠牲になることだけは避けたい。
子供の学費、教育、子供の精神的負担、子供の将来を考えると躊躇せざるをえない。

しがらみ


今まで苦労かけた親や親類関係。世話になってる方々……。
年老いた親の気持ちを考えると事を荒立てたくない。
老い先短い両親の為にも穏便にしたほうがいいのでは?
また、義理の両親と一緒に暮らしていたり、なにかと世話になり良くしてくれていた場合などは旦那には愛想を尽かしていても義理の両親に対しての申し訳なさも出てくる。
また親の体が弱っているとか介護が必要になっているとしたら「見捨てて行くのか?」と自分を責めてしまう場合もある。

自信がない


しばらく仕事から離れてしまい社会復帰する勇気がない。
職が見つかるか?自分に何が出来るのか?自分が食べていくだけ稼げるのか?(若しくは子供の分まで)
自立することが難しい。

離婚したあと行く所がない


実家があり親が受け入れてくれれば問題はないが、出戻りを受け入れる余裕が親にもないことも。
また、いくらアパートを借りる貯金やへそくりがあったとしても保証人や仕事先がキチンとしていない場合は暮らす場所も確保できない。
女一人でやっていこうという決意だけでは社会は認めてくれない。

女の意地・仕返し


相手を自由にさせたくない、相手の幸せは許せない。憎しみがあるからこそ別れない。
コレは浮気された場合や旦那に愛人がいて「離婚してくれ」と相手が申し出ている場合は特にそうである。
「アンタだけ幸せになればそれでいいの?」
「なんて自分勝手!」
「私と別れたらその相手とすぐくっつくんでしょ?」
「そんなことはさせない」
「裏切り者のアンタが幸せになって被害者の私が不幸になるなんて許せない」
「若い女には責任とって、私に対しての責任は放棄する気?」
女の執念である。離婚などしてやらない。

時を見計らっている


別れたいのは山々だけど、今離婚したら損!
これまで苦労させられきたのだ、身の回りの世話やら子供のことも何でも押し付けられ家政婦のように扱われてきたのだから、この労働の対価を思うと悔しくて別れられない。
相手が先に逝くことを見込んで保険金や残される財産などを考えるとそうそう手放せない。
亭主に先立たれるその日が早く来ることを願っている主婦もいる。
また、実行するのは未だ先だが「離婚計画」を立てている人もいる。貯金をしている人、子供が巣立つのを待っている人、自立の為に資格を取り始めたとか、勉強する人もいる。
長いスパンで捉え、メリットとデメリットを考えると今は離婚しないほうが正解なのだ。お金がない今はここで負ぶさってたほうが得…。

女は後先考えない? 理論でなく感情で動く? 女は感情で物事を決める?……とんでもない! 女は愛情を無くせば合理的でしたたかである。計算高く、損得勘定で考える。
「離婚しないのも計算のうち」なのである。
離婚の沙汰も金次第なのだ。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニスト 大手ポータルサイトにて数々のコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題は得意。文章セミナー、婚活セミナー講師も務める

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