離婚は幸せへの近道? 次に来るのは「再婚」

結婚したとおもいきや離婚? そう珍しいことではない。結婚し離婚…そして離婚があるなら、次に来るのは「再婚」?

人間とは不思議なもので、結婚生活でどんなに嫌な思いをしても、言い争いして傷つき、どんな泥沼劇を繰り広げ離婚に至ったとしても、性懲りもなく再婚する。

「疲れた……」
「もう結婚なんて懲り懲り」
「二度とあんな思いをしたくない」
「独りのが気が楽」
と離婚した当初は言っていた人が、いつの間にかまた誰かと付き合いだし、

「もう二度と結婚などしない!」
「結婚ほどくだらない制度はない!」
とまで断言したヤツが、また、くっついていたりする。

「男なんてももう嫌!」「信じられない」
と失恋して大騒ぎし、もう「恋なんてしない」宣言をしたところでそれが守られることはないのと同じ。もう傷つきたくないから二度と御免……などと思っても時が経てば新しい男とイチャイチャし、泣きはらしたことなどスッカリ忘れていたりする。

人は都合の悪いことは忘れ、次にイケるように出来ている。「別れたら次」に挑めるのだ。離婚ナビの「離婚アンケート」によると、「Q:離婚後再婚したいか?」の問いに、

1位:再婚したい…43.8%
2位:再婚しない…24.0%
3位:どちらかというと再婚しない…12.3%
4位:わからない…10.8%
5位:どちらかというと再婚したい…9.2%

であり、再婚したい・どちらかというと再婚したいを合わせると53.0%となり半数を超えるのだ。「再婚したい人の理由」は大きく分けると、ひとつは「今度こそ系」!

「こんどこそ幸せになりたい」
「失敗を教訓として生かしたい」
「いつか穏やかに暮らせる人と一緒になりたい」
「今度こそ幸せな家庭を築きたい」
「一度の失敗で人生を諦めたくない」
と前向き。

そしてなんといっても多いのが「さみしい系」。

「一人はさみしいから」
「子供を一人で育て上げる自信がない…」
「尊重し合いたい」
「支えが欲しい」
「家族が欲しい」
「一人で生きてくより誰かと一緒の方がいい」
「一人で生活するのは寂しすぎる」

そう誰もが一人でいることに不安に感じ、これから先のこと、老いた時のことを思えば
一人より二人のほうがいいと感じる。年老いてなくとも、助け合える、支え合える、話し合える人が欲しいと望むのは当たり前のことである。人は人を求めるのが自然であり、自分を認めてくれる、気にかけてくれる人が必要なのだ。

離婚してすぐは「せいせいした~」と一人の気楽さを謳歌し、エンジョイできたとしても……今度は一人で過ごす時間が多くなってきてそれが毎日となれば話しは変わってくる。所詮「人は一人では生きられない」と考えさせられる。

反対に離婚ナビのアンケートの「再婚はしない人」の理由は、

「煩わしい」
「辛い思いはもうイヤ」
「子供がいるから無理」
「相手の親族との関わりが面倒」
「喧嘩や言い争いはもうしたくない」
「同じ思いはしたくない」
「人間不信」
「自分は結婚に向いてない」
「愛はいずれさめる」
「人はいつか裏切る」

……など、離婚に対してのトラウマがあり、人間関係での摩擦が生じることや同じ事を繰り返すことを恐れている。離婚するにはエネルギーとパワーを要し、離婚直後はグッタリしている。しかしコレは時間の経過と共に変わる可能性は充分ある。

また、興味深いのが
「Q:離婚したら今より幸せになれると思いますか?」
の問いに対しての答えである。

1位:絶対に今より幸せになれる自信がある…34.7%
2位:分からない…27.5%
3位:今より幸せになれると思う…25.6%
4位:今より幸せになれない…6.7%
5位:今より不幸になる…5.6%

であり、自信を持って絶対幸せになれると思ってる人と今より幸せになれると思う人を合わせると60.3%となり過半数以上! 結婚は間違え…であったとしても離婚は正しい選択ということになる。

離婚は幸せの近道であり、再婚は一人では生きられないことの再認識なのである。

離婚でつらい目にあった分幸せになりたい……失敗したからこその「今度こそ」であり、
「一人では寂しい」のが本音なのである。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニスト 大手ポータルサイトにて数々のコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題は得意。文章セミナー、婚活セミナー講師も務める

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