五月病にも! 「苦手な上司」とうまくやっていく3つのコツ

新年度が始まって一カ月経ちました。G.Wがあけると、五月病の人も増える季節。ストレスの原因が人間関係、という方は少なくないと思います。職場にいる限り同僚や上司と関わらないわけにはいきませんが、どうにも苦手な人がいて、ストレスが溜まる……ということだと困ってしまいますね。

こちらが「苦手だな」と思っていると、相手にもそれが伝わり、余計にぎくしゃくしてしまうのが人間関係。なるべく苦手意識を減らす工夫をしたほうが、日々のストレスが軽減するのは明白ですね。そこで今回は、ビジネスで広く応用されている心理学、NLP(神経言語プログラミング)の見地から、苦手な人とうまくやっていくための3つのコツをご紹介します。

(1)何でもいいから「共通項」を探す


他人を苦手(嫌い)だと思わなくするための第一歩として、まず「人間は、似ている点が多いほど、相手を好きになる(=「類似性の原理」)」という心理を応用します。具体的には、(1)顔や姿が似ている、(2)態度や意見が似ている、(3)性格が似ている、(4)属性(誕生日、出身地、名前、学歴など)が似ている、などの項目がありますが、1つでも相手と共通点を見つけることが大切です。出身地、出身大学、好きな食べ物、テレビ番組、音楽、映画、趣味、野球チーム、好きな芸能人……等々、何でも構いませんので、普段から会話のなかで「苦手だと思う人」と「自分」との共通項を積極的に探ってみましょう。1つでも共通点を見つけたら、その話題をさらに広げていくとベターです。

(2)苦手な部分をポジティブに解釈する


次に、「その人の何が苦手なのか」を具体的に考えてみます。顔がなんだか苦手、匂いが苦手、愚痴が多くて苦手、自己中心的だから苦手……など、色々あるでしょう。これには、“脳を騙す”方法を使います。まず例えば、「顔が苦手」という場合、好きな異性やスターの顔を浮かべながら、その人の顔を見るようにします。相手の口調が苦手ならば、好きな人が喋っているのを想像しながら、その人と話してみる。こうするだけで、脳は誤解して、相手を好きだと勘違いし始めるそうです。「本当にそんなので騙されるの!?」と半信半疑の方も、それこそ“騙された”と思って、ぜひ試してみてくださいね。

また、「○○な性格が苦手」という場合は、その特徴をポジティブに捉え直し、あえて褒め言葉にして、口に出してみるのが効果的です。例えば、いちいち細かいことで口うるさい上司ならば、「でも、だからあの人はミスが少ないんだな」とポジティブに言い換えてみるのです。自己中心的で苦手だと思う人ならば、「でも、仕事では強い意見を通せて、カッコいいと思うときもあるな……」などと、独り言で構わないので、口に出してみます。こうすることで、脳が次第に騙されていき、いつのまにか「、ちょっと尊敬する部分もあるよな」という意識に変わっていきやすいです。

(3)相手を真似る、会話のオウム返しをする


また、苦手な相手と仲良くなるためには、『同調』という行動が役に立ちます。心理学では、相手と同じ言動(しぐさ、話し方)をすると、無意識に相手の心に「似た者どうしである」という感覚が植わり、好印象を抱いていくようになることが知られています。恋愛などでも、さりげなく飲み会で相手と同じものを頼んでみたり、相手が髪を触っていたら自分も髪を触ってみたりすると効果的、などとよく言われますね。

会話の場合は“おうむ返し”が有効です。苦手な上司に「昨日、子供の初めての運動会があってね、」と言われたら、「初めての運動会だったんですか〜」と同じフレーズを繰り返すだけでOK。おうむ返しは、会話を受け取ったサインとして、無意識に相手を喜ばせます。このように、相槌を打つだけで、相手はその話題をどんどん広げていけるので、“聞き上手”として好かれるようになります。
“太鼓持ち”芸人として有名なサバンナ高橋さんも、先輩の話に対しては、「ほんまっすか〜(そうなんですか)」という言葉を“共感”や“驚き”の言い方で使い分ける、と述べていましたが、これも実際、とても効果的なのですね。

そこまでして苦手な人を好きにならなくても……と思うべからず! 苦手な人を減らして、損することは一切ありません。対人関係のストレスが多い職場では、やる気が落ちたり、仕事が順調に進まなくなったりもしがちです。ぜひご参考くださいね。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事多め。発言小町の相談コラム『恋活小町』担当。文芸・カルチャー・エンタメ方面を日々遊歩しております

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