「そろそろ連絡がくるかな」と思ったら来る!? 恋のテレパシー現象

以前、「彼は連絡不精な人で困るのだけど、そろそろ来てほしいなと思うと、不思議と連絡がくるんだよね」と話していた友人がいました。親しい友人や付き合っている恋人との間では、こういった「そろそろ連絡がくるかな?」という予感、確かに働いたりするものですね。

普通に考えれば、相手の性格、仕事状況、今までの経験などから、何となくタイミングの推測ができる、ということなのでしょう。しかし、時には「テレパシーなのかも!?」と思うほど、偶然のタイミングで予感が一致することもあります。昔から、こういった無言の心の遠隔伝達、いわゆる「テレパシー現象」に興味を持ち、研究している学者は沢山おり、『パラサイコロジー(超心理学)』なんて分野もあるほどです。学問としてはまだ亜流な位置づけですが、今回は1つ、面白い実験結果をご紹介したいと思います。

偶然以上の確率で、「連絡が来るかも」の予感が当たる!?


イギリスの、ルパート・シャルドレイクという学者が行った実験です。50名の男女を、5人1組のグループに分けます。そして、グループ内の他の4人のうち誰か1人に、毎日1回、午前中にメールを送るように支持しました。そして参加者たちは、事前に「グループの誰が自分にメールを送ってくるか」を推測する、というものです。

実験の目的は、「その推測がどれだけ的中するか」を調べることでした。計552回分ものデータを集めた結果、参加者が相手を的中させたのはそのうち235回。被験者は普通の人たちですが、なんと43%もの確率で、「誰からメールがくるか」を当てることができたのです。

4人のうち1人を当てる、つまり4択なので、適当に選んだ場合、当たる確率は4分の1で25%。これが43%という高い確率で当たったのですから、「これは本当にテレパシーがあるのでは?」と、シャルドレイクは考えたそうです。日本語でも「第6感が働いて」とか「虫の知らせ」が……なんて言い方をしますが、「誰かから連絡がくるかも」という予感は、思いのほか当たるものなのかも(!?)しれませんね。

「夢」に昔の恋人が出てくるのは、テレパシーなの!?


もう1つ、テレパシーで思い出すのが、『夢』の話。昔は、「誰かが夢に出てくるのは、その人が自分を強く想っているからだ」、なんてロマンチックなことが実際に信じられていました。源氏物語などでも描写がありますが、相手の想いが遠くから伝わって、自分の夢に出てくる……というのは、それこそまさに“テレパシー”の境地ですね。

現代でも、「時々、昔の恋人や好きな人が夢に出てくる」という人は、少なくないはず。上記の考え方に従えば、「彼(彼女)が自分を想ってくれているから、思い出してくれているからかも……」ということになりますが、しかし現代科学では、これは残念ながら、夢を見ている側の一方的な思いの表れである、と考えられています。

例えば、「昔の恋人が夢に出てくる」場合は、今の自分の状況に不満があったり、過去の恋を懐かしむ感情が一時的に高まっていたり、が原因です。昔の恋人が夢に出てくると、「相手も自分を思い出してくれているのかも?」「復縁のサインかも」などと淡い期待を抱いてしまうこともありますが、「そろそろ未練にけじめをつけて、今を前向きに生きなさい」というメッセージだと捉えたほうが懸命なのかも……。

また、「いま好きな人」が夢に出てきた場合は、自分の気持ちがだいぶ高まってきており、相手に伝えたい、付き合いたい、という強い願望の表れです。気になる人と夢で付き合っていた、なんて場合は、そろそろアプローチ行動を開始したほうが良いのかも。現実でどうなるかは分かりませんが、「夢では付き合ってたし!」と思い込む強気なパワーがあれば、本当に願いを叶えてしまえるかもしれませんね。

いかがでしょうか。真偽のほどはどうぞあしからず。とはいえ、科学では解明できていない現象が実際に起きるのも、またこの世界の面白いところかなと思います。さてさて、あなたは「あの人から連絡があるかも……」なんてフシギな予感、持ったことがありますか?
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事多め。発言小町の相談コラム『恋活小町』担当。文芸・カルチャー・エンタメ方面を日々遊歩しております

関連記事

今、あなたにオススメ
絶対見るべき恋愛記事5選♡