男を遠ざける「自分磨き」「自分へのご褒美」自己投資が大好きな女たち

英会話、ダンススクール、ヨガ、ゴルフ、料理、お菓子作り、エステ、ネイル……。習い事や美容、自分への投資を絶やさない女性たち。自分への投資…いわゆる「自分磨き」というやつである。自分を高めること、上昇志向なのはいいのだが…。そしてあっちもこっちも手を出して多忙ぶりをアピールし「自分磨き」とか言ってる人に限って、結婚したいのに結婚出来ずに余っていたりする。
アナタの周りにもいるはずだ、自己投資の絶やさない勘違い女が…。

「M1・F1総研(R)」が発表した「F1の“婚活スパイラル”」によると

ーー“婚活”を意識する未婚F1 は、自分への投資に積極的です。
彼女たちは、資格や自己啓発に関する情報への関心が強く、自分を美しく着飾るためのアイテムや美容関連、習い事など“自分磨き”に繋がるものに対して惜しみなく消費する傾向があります。また、婚活には「料理・家事スキル」「容姿の良さ」が必要であると考えており、この意識が消費行動に少なからず影響を与えていることが予想されます。


この調査で婚活を意識しているF1層(20~34歳)の未婚女性はファッション、美容、習いごとにかける費用が高く、自分への投資に強い関心を抱いていることがわかったのである。自分磨き……しかしこの意識の高さが結婚を遠ざけ、人を遠ざけるのである!

先日放送された「マツコ&有吉の怒り新党」もいい例である。
この番組は「ちょっと腹立つけど、これ怒っていいですか?」という視聴者から募集した内容に対して、マツコ・デラックスと有吉がこの怒りに白黒つけるべく意見を出し合い判定を下す。視聴者から寄せられた日々の怒りがまた面白い。
そこで盛り上がったのが「自分磨きとか、自分へのご褒美、とか言ってる人に対して腹が立ちます」と言う36歳専業主婦の投稿。

「いるいる~」
「そうそう、イラッとくるのよ!」
と頷き、賛同した人も多いことであろう。マツコも怒った「自分磨き」。「『自分磨き』って、普通、自分では言わないわよね~」
そして、投稿者のご意見は「『自分へのご褒美』と言っている人は、浪費家が多いように思う…」との指摘。これに対してマツコは「自分のお金使ってるんだから、いいんじゃない?」「でも、奥さんが自分へのご褒美とか言ってアレコレ買ってたら嫌だな~」と有吉。

そう、一人で稼いで一人で使うことに誰も文句はない。しかし、人のお金で浪費家だと困るのだ。私は「ご褒美」とは我慢した上で、与えられるもの、努力の成果で与えられるもの、また目標や目的を達成したら与えられるものかと思う。自分へのご褒美がありすぎる女はいかがなものか? ただの浪費家、金使いが荒い女と思われないがために「自分へのご褒美」とかなんとか言って「言い訳」の材料にしているのだ。「自分へのご褒美」と言えば多少高い物を購入する時には許される有効的な言葉なのだ。

「自分探し…って言葉もあるけど、そういえば『自分探しの旅』とか言って出かける人いるじゃない?でもそれで自分を見つけた人なんて私見たことないわ」とマツコ。

そう、ただ「旅してくる」でいいのである。わざわざ「自分探し…」と付け足さなくてもいいのである。ただの旅だとカッコがつかないのか? 旅行=「遊び」と思われるのが嫌なのか?

また自分探しうんぬんという人に限って探せてない。何も見ちゃいないし、己をまったく分かっていない。
自分を探そうと思って探せるものではない。環境や状況の変化、物事がうまく行かなかった時や挫折した時、転換する時、何かを捨てて何かを選ぶ時、出会いや別れなどの繰り返しの中で……そんな時に自分が見えてくるものであり、自分の方向性、自分の思い、やりたいことしたいことなどに気づくのではないだろうか? 自分探しとは人との摩擦や人間関係や社会や仕事と関わるなかで段々と、なんとなく見えてくるものであり、一人で自分探しなどできるはずがない。
 
「自分○○」とは「自己投資自慢」なのである。
「こんなことしてる私って偉いわ~」
「こんなに頑張ってる自分」
「でも誰も褒めてくれないから自分にご褒美~」
と自分に酔い、自分を慰めているのである。

自分を労うのは時には必要であるが「自分、自分」とわざわざ言葉にするのは自己満足と自己愛の強さを自ら暴露しているようなものだ。

自ら「自分磨き」と称して習い事の数々を列挙したり、「自分へのご褒美」と年がら年中高価な買い物をする女、エステやファッションなど美容関連にお金を掛けていることを披露する女は腹が立つのである。

またそういう女性に限って男性に対しても理想を掲げてアレコレ条件をつけたがる。自分がいかに自分磨きに惜しみない努力をし、自己投資しているのだから相手もそれなりでないと嫌なのだ。「磨き上げている私と釣り合いがとれる男」でないとイヤなのである。

プライドの高すぎる女。この要らぬプライドが男性を遠ざける。注文の多い女は疲れるのである。私の周りにいるいわゆる“いい歳して未婚”の男達は1,2回デートしてすぐヘタレる。
そして大抵こういうのだ。

「な~んか、疲れるんだよね」
「心から楽しめない」
「金が掛かる……」
「億劫になった」
「一人でいた方が楽……」

そう、会うことが面倒になってしまうのだ。自分磨きに余念が無い、手を抜かない気張り過ぎの女は安らげない。男達は結婚を意識すればするほど、年齢を重ねれば重ねるにつれ、ただ「女と付き合えればいい」などとは思っていない。「女を落とそう」「あわよくば…」などと思ってないから彼らは頑張る必要がないのだ。背伸びをする必要も、ミエをはる必要もないのだ。無理しても続かないことをわかっているのだ。

お年ごろの男達は「いい女」と付き合いたいのではなく「居心地のいい女」と付き合いたいのである。

刺激は「たまに」、安らぎは「日常」でないと困るのだ。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニスト 大手ポータルサイトにて数々のコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題は得意。文章セミナー、婚活セミナー講師も務める

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