トム・ハンクス監督&主演、ジュリア・ロバーツと贈るヒューマン(ラブ)ストーリー『幸せの教室』

トム・ハンクスとジュリア・ロバーツという、ハリウッドきってのトップスターの2人が競演した『幸せの教室』が本日から公開になります。

本作は2人がタッグを組んだという以外にも、トム・ハンクス自らが監督したことでも話題になっているのですが、一体どんなストーリーなのでしょうか?

ストーリー


主人公のラリー・クラウン(トム・ハンクス)は、スーパーマーケットで働き、何度も優秀賞を取るほどのサービス精神に溢れたマジメな男。しかし、突然“学歴”を理由にリストラにあってしまう。再就職のためのスキルを身につけるべく短期大学(コミュニティ・カレッジ)に入学することに。そこで出会ったのは、メルセデス・ティノー(ジュリア・ロバーツ)という女教師。彼女は、結婚生活がうまくいかず酒浸りの日々……。そんな彼女が、若い学生らと交流しながら充実した生活を送り始めるラリーの姿を見て、だんだん心動かされ……。

トム・ハンクスが長年あたためていた物語


本作の大きなテーマは、中年であるラリーが今までの人生を捨て、再トライすること。学校ではお客さんや上司とはまた違った人々と出逢い、人生を謳歌し始めるのですが、このエピソードはトム・ハンクス自身の経験が反映されているのだとか。かつて高校を卒業した後、短期大学へ進んだ際に年代も境遇も違う人々に出逢い、沢山の刺激を受けたのだそう。

トム・ハンクスを囲むスタッフ、キャスト


作中のエピソードには、思わず笑ってしまうシーンも。それもそのはず、共同脚本にニア・ヴァルダロスの名前が。彼女は、『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』という自作自演のひとり舞台がトム・ハンクス夫妻に気に入られ、映画化が決定、自ら主演を演じた才能溢れるラッキーウーマン。本国アメリカではもちろん、日本でもその面白さが受けてヒット。その後も『コニー&カーラ』という作品で私たちを笑わせてくれました。今回は彼女が書いた脚本に、トムが何度も手を入れて完成させたのだとか。

また、学校の教師役には、『スター・トレック』シリーズのジョージ・タケイや『ジャッキー・ブラウン』のパム・グリアが出演。またトム・ハンクスの妻であるリタ・ウィルソンや数多くの実力派が揃い、トム・ハンクスを盛り上げています。

一方、ジュリア・ロバーツは?


ジュリア・ロバーツは、今回大学の教師でありながら、なかなかセクシーなスーツで登場。その美貌は相変わらず……なのですが、本作ではいわゆる“ヒロイン”的な存在とはかけ離れ、かなり荒れてます(!?)。結婚生活はうまくいかず、自分のクラスもあまり人気がなく・・自宅ではお酒飲んでるか、旦那と喧嘩しているか(笑)。

そんな彼女がラリーと出会うことで、どんな風に変わっていくのか……も見どころのひとつ。

本作は、アメリカで広がる財政危機による社会不安(日本も同じですね)の中、たとえリストラされても、また前を向いて歩いていこうとする男の姿をコミカルに描いています。(しかも、99分と短い!……「もっと掘り下げてほしかった!」という声もあったようですが、そもそも私は、『幸せの教室』というタイトルでトム・ハンクス主演なだけに2時間半くらいの熱血ヒューマン感涙ストーリーだとばかり思い込んでいました……。笑)

ですので、「もう一度やり直したい。」「始めたいことがあるけど、年齢の事を気にして前に進めない」という方には、そっと背中を押してくれそう。

とはいえ、現実はリストラされて通ったカレッジにジュリア・ロバーツはほとんどの場合現れないのですが(笑)、その辺りは差し引いて……パッと明るい気分になりたい方、前向きな気持ちになりたい方には、会社帰りでも気負いなく見れて(コミカルタッチなので!)いいかも。ちなみにCMのナレーションを担当されているのは、郷ひろみさんです。
(mic)

『幸せの教室』
監督:トム・ハンクス
キャスト:トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ、ブライアン・クランストン、セドリック・ジ・エンターテイナー
5月11日(金)、TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
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この記事を書いたライター

mic(ミック)
ねこ女優・シネマスタイリスト。コラム執筆、TV・ラジオにて様々な映画を紹介。舞台挨拶や来日記者会見のMCも。一方、女優としてひとり芝居や映画出演も

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