『非婚』のアラフォー男性、その4パターンとは!?

先月末、50歳の時点で一度も結婚をしていない(=『生涯未婚率』)男性の割合が、ついに2割を突破(20.1%)というニュースが駆け巡りました。女性のほうも、初めて1割(10.6%)を突破。この数字は、30年前の同調査に比べて、男性は約8倍程度、女性は2倍以上も生涯未婚率が増えた計算だそうです。

注目すべきは、男性側の約8倍という数字。この30年で、望むと望まざるに関わらず、「結婚しない男性」が圧倒的に増えた、ということが分かります。結婚しない男性が増えれば、必然的に、その同世代の女性は、結婚の機会が減ることが考えられます。近年の「年の差婚」の増加も、「結婚を望む男性」を探した結果、世代差のある相手になった……というケースも少なくないのかもしれませんね。

たった30年で、何故こんなにも非婚男性が増えたのか。社会や経済の状況など、様々な理由が指摘されていますが、ひと口に「非婚」といっても、色々なタイプの男性がいるもの。ノンフィクションライターの衿野未矢氏は、特に40歳以上で非婚の男性たちに的を絞り、以下の4パターンに分類しています。

1) 一人暮らしを満喫している男性


比較的高収入、行動的で社交的。趣味を持ち、仲間もいて、独身生活をエンジョイしているタイプ。収入に余裕があるので、掃除や洗濯などの家事を業者に頼む場合もあり、生活に不便さを感じていないケースも多い。「近年は、年齢を重ねても綺麗な女性たちが増えているので、歳をとっても恋愛相手には不自由しない」と語る男性も。恋愛はするけど結婚はしたくない、自由でいたい、という典型。

2) 快適な実家暮らしを手放したくない男性


地方暮らしの男性に多いタイプ。気の合う昔からの男友達や、地元の男たちなど“いつもの仲間”でつるみ、アウトドアや温泉、旅などを楽しんでいるため、遊びには事欠かない。女性に興味がないわけではないが、実家にいて生活の不便さもないため、このような生活のなかで、自然と若い女性と関わることがなく未婚となっている男性も多い。地元に根付いた仕事内容や、濃密な血縁の付き合いなどが、女性の側からも敬遠されがちで、『嫁ぎ先』として好まれない……という一因も。

「非婚」というと、とかく都会の男性がクローズアップされがちですが、人口1000人あたりの婚姻率(2009年)で見ると、東京は7.2、名古屋を有する愛知県などは6.3と、全国平均(5.6)と比べて、比較的高い数字です。逆に、最下位は10年連続で秋田県の4.0、次いで新潟県の4.6。最近は、ナインティンナインが司会のお見合い番組などでも取り上げられていますが、「地方で実家暮らしをする男性の未婚増加」も見逃せない実情の1つのようです。

3) 「カップル願望」が薄い男性


頑固で神経質、こだわりの強い男性に多いタイプ。女性にあまり興味がない男性や、女性に興味を持っていても、映像や風俗などの別の方法で欲望を充足させているなど、とにかく「生身のパートナーを得たい」という願望が薄いタイプ。こだわりの趣味を持っているケースも多く、「交際や子育てにお金が出ていくよりも、自分の好きなことに全財産を費やしたい」、という考えを持つ人も。

4) デート費用に躊躇する男性


生活に困るほど低収入ではないが、「女性との交際にはお金がかかる」と考えているタイプ。女性とのワリカンが平気な世代の男性とは違い、「デートは男性が費用を多めに払うもの」「少し気取ったところへ出かけるもの」という、アラフォーならではの価値観がある。そのため、特に自営業や自由業、契約社員など、「忙しく不安定だが、ボーナスがない」男性にとって、恋愛は“お金のかかる贅沢品”に感じてしまい、女性との交際に気持ちや時間を割く余裕がない、と感じているパターン。

いかがでしょうか。どのタイプにしても、「自分の生活スタイル」が確立していることも「非婚」の原因の1つ。一人暮らし用のマンションを購入する女性などもそうですが、年齢を重ね、自分の生活スタイルが確立してくると、あらたに、妻(夫)、子供などの“異分子”を自分の生活に迎え入れることには、ためらいを感じるようになる……といった傾向もあるようです。結婚より前に、「満足のいく生活スタイル」を確立してしまうと、「それを崩してでも、結婚したい!」と思わなければ結婚には至らないため、必然的にハードルが上がってしまうのかもしれませんね。
日本のみならず、先進諸国でも進んでいるという、この「非婚」志向は、この先どう変化していくのでしょうか。あなたはこの現状を、どう考えていますか?
【参考】 『「子供を産まない」という選択』 衿野未矢著/講談社
(外山ゆひら)
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この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事多め。発言小町の相談コラム『恋活小町』担当。文芸・カルチャー・エンタメ方面を日々遊歩しております

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