ダイバーシティ(多様性)ってなに?

ダイバーシティという言葉を聞いたことがあるでしょうか? 「多様性」と訳される言葉で、企業や組織においていろいろな性別・年齢・立場の人がそれぞれそのまま存在していい、一つの決まりに押し込めないで積極活用しよう、という意味合いの言葉です。

これまでの組織といえば、一色に染め上げるのがふつうでした。その方が、団結力もありブレないし、組織の力を強めるためには個性なんて認めないほうがよかったのです。調子のよかったころの日本企業や軍隊にもそのイメージはありますよね。組織をまとめる立場からすると一つの型に押し込めた方が楽チンです。

特に日本はアメリカなどに比べてこの「いろんな人がいて、いろいろだ」という当たり前の考えが根付きにくかった歴史背景があります。

ところがこの国もおくればせながら、ダイバーシティの考えを取り入れつつあります。

それぞれの人の個性や立場・価値観をうまく融合し、エネルギーに変えようという動きが加速していて、企業ではダイバーシティ研修も行われているほどです。そうしないと立ちゆかなくなってきた、という事情もあります。

専業主婦と終身雇用。全体で一つの方向を向く。違うところを見ていると白い目で見られる。みんなが納得できる”普通”の幸せ……。

きっとあなたも、そんな古い常識に違和感を感じ始めているはず。「なんか違うんだよな」「私は私なんだけどな」と思ったときには、ぜひこのダイバーシティという言葉を思い出して下さい。

人それぞれ。いろんな人がいるから、いろいろいい。

この国もようやく、少しずつ風通しがよくなり始めています。が、まだまだ足りません。あなたが抱えるモヤモヤは、ダイバーシティへの過渡期にある日本が抱えているモヤモヤと、まったく同じものなのです!
(五百田達成)
  
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