求婚してきた元彼と今彼、どっちを取る?

「元彼から突然のプロポーズ。今彼と別れて結婚?」という投稿が寄せられました。トピ主さんは32歳。2年間付き合った元彼とは、結婚への気持ちに差があることがわかった時点で悩んだ末、トピ主さんから別れを告げたといいます。その後、今の彼との付き合いをスタートさせたのに、別れてから3カ月後、元彼がヨリを戻したいとプロポーズしてきたそう。今彼が好きな気持ちはあるものの、結婚を考えると元彼を選んだ方がいいかもしれないと悩んでいる…という投稿です。

なぜ別れたのか振り返る


まず、トピ主さんが悩んでいる理由として、(1)今彼は大好きだけれども、価値観などは元彼のほうが合いそう(2)年齢的にもそろそろ結婚したい (3)今彼とはこの先どうなるか分からない――などが挙げられています。
冷静な目で「結婚相手としてはどちらが相応しいか」と考えて選ぶのも一つの方法ではあります。が、全く感情抜きに選べるのであれば、迷わないかもしれませんね。投稿を読む限りでは、現段階では結婚を申し込んでくれた元彼に気持ちが傾いているようですが、まずは元彼と「別れた原因」をよく振り返ってみましょう。「結婚願望の強い私に対して、彼のほうはまだ結婚を考えていなかった」とのことですが、本当にそれだけですか? 気持ちが離れた理由が、他にもあったりはしないでしょうか。

別れた理由が本当に結婚のことだけだったなら復縁しても問題はないと思います。今回の元彼のプロポーズは、「失って初めてトピ主さんの大切さに気付いた」「存在の大きさを思い知った」ということなのですから。しかし、例えばですが、元彼の、結婚を含め物事を決められない優柔不断な性格が自分と合わないとか、他の女性との付き合いをいつも内緒にされて不満だとか、以前から二人の間にいろいろな問題があった場合には、それを解消しなければ、また同じ繰り返しになる可能性があります。次項で詳しく説明していきます。

片方の努力だけではダメ


皆さんの周囲に、何度も別れてはヨリを戻し、を繰り返しているカップルはいませんか? お互い熱烈に好きだけれども、生育環境や根本的な価値観が大きく違っているために、どうしても結婚までたどり着けないカップルなどもいますが、多くの場合は、本人たちの努力不足。「合わない部分をうまく調整していこう」と本人たちが改善の努力をしないので、ヨリを戻しても結局はまた同じ問題が起きてしまうのですね。「一人では寂しい」とか「長く付き合って気が知れている仲だし…」と復縁しますが、少し時間が経てば、また同じ問題に悩み始める。折り合うポイントを話し合うこともなく、お互いが、「こうしてほしいと思っているのに、変わってくれないの!」と相手に望むばかりなので、何度でも衝突してしまいます。

また、「片方だけが努力をして、結局、うまくいかなくなる」ケースもあります。これは愛情のバランスが取れていないカップルに多いのですが、大体、愛情の深い側が別れたことを後悔し、「君のためなら何でもするから」「私の悪いところは全部直すわ」など、懇願にも近い形で復縁を持ちかけます。持ちかけられた方は、「自分のほうも変わらなくては」とは感じていませんので、復縁後も、今までどおりに振る舞いますので、愛情の深い側は、また以前と同じように、「相手に愛されていない寂しさ」を味わうことになります。どちらか一方だけが我慢や無理をしなくては続けられない関係は、いずれ破綻します。愛情のアンバランスに気づいたときは、つらいですが「どんなに好きでも、うまくいかない恋愛もある」と復縁を諦めたほうがいい場合もあるでしょう。

潔い別れ方が復縁を呼んだ?


さて、トピ主さんの場合は自分から別れを告げ、その相手から復縁を申し出てきている状況なので特に問題はなさそうですが、一度別れた恋人とヨリを戻せるかどうかは、「別れ方」にも寄ります。自尊心(プライド)をひどく傷つけるような別れ方をされた場合、男性だと、プライドを重視して相手を決して許そうとしないケースもありますし、別れ話で女性側から「今さら私を一人にするつもり?」といった自己中心的な言葉を聞かされて、心底冷めてしまう、といったケースも。いきなり別れを切り出された女性の中には、泣き喚いたりして、相手を引き止めてしまう方も少なくありません。これは度を過ぎると、余計に相手の心を離れさせてしまいかねないので、つらくても悲しくても、なるべく冷静になって、相手の考え方も慮り、話をよく聞くよう努めてください。そのほうが、実際に復縁できる確率が高いでしょう。

今回のトピ主さんの投稿に対し、他の方から、「他の男に取られそうになったから、プロポーズする男なんて最低!」という意見も寄せられています。しかし、こうした「隣の芝は青く見える」といった心理は、誰にでもあるものですし、恋愛感情にあまり敏感ではない男性の場合、「本当に彼女を失ってしまうと分かったときに、初めて焦った、大切だと気付いた!」ということが非常に多いです。別れた後も、心のどこかで「アイツはまだ俺のことが少しは好きなはず…」などと信じている男性もいますので、他の男性に取られる、となって初めて本気で焦ったりするのですね。トピ主さんの潔い態度が効いたのか、元彼は、振られたプライドもかなぐり捨て、プロポーズしてきました。結果的に、トピ主さんは、以前望んでいた「元彼との結婚」がかなう状況になったわけです。

今は迷って当然! 「選択」を正しいものに


これからどうするかはもちろん、トピ主さん次第。アドバイスできるのは、「色々な展開」を想定して考えてみて下さい、ということくらいでしょうか。例えば、結婚する上で、価値観が合っていると思っている元彼のほうを選んだとしましょう。元彼を選んだ後になって、今度は「やっぱり今彼が良かった…」と後悔したりはしないか。「今すぐ結婚できるから」という理由だけで、元彼とヨリを戻しても、結果的にその元彼との間がうまくいかなくなる可能性だってあるのですから。
結婚できるのは一人だけ、それぞれの相手のいいところ取りはできません。どちらを選んでも、選ばなかった選択肢が魅力的に見えてしまうこともあるのが人間心理ではありますが、どちらかを決め」たら、ぜひ「迷わない」ということを心がけてみて下さい。

これは、大きな買い物や就職先などでも同じなのですが、片方を選んだ後で、「やっぱり、もう片方が良かったかなぁ」と、自分が選んだものの価値を疑ってみたり、みすぼらしく思ってしまったりしたところで、何らプラスは生まれません。片方を選んだら、選ばなかったもう片方のことはスッキリと忘れ、自分が手に入れた選択肢に注力し、愛おしみ、大切にするよう努めましょう。まして選んだのが「人」ならばなおさら、選んだ相手を大切にすることで、より良い関係が築かれ、どんどん「この人を選んで良かった!」と自分も思えるようになるはずです。どちらを選んでも、その選択を正しいものにしていくのは、自分次第でもある…ということですね。

今回のトピ主さんの選択は、一生を決める大きなもの。元彼や今彼のことを知る友人などに相談してみるのも良いと思いますし、とにかく、ご自身が納得いくまで時間をかけて、十分に考えてみて下さい。そうしてぜひ「迷わない決断」をしていって欲しいなと思います。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事多め。発言小町の相談コラム『恋活小町』担当。文芸・カルチャー・エンタメ方面を日々遊歩しております

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