結婚が見えてきたあなたへ 相手の秘密は知ったほうが良いのか?

新しい住まいで、一緒に暮らし始めると、結婚前のデートでは、見えてこなかったことが、色々と出現します。
結婚当初は、相手の意外な一面や困った癖を発見し、好感を持ったり幻滅したりと、「知らなかった」部分があることに気づきます。

そんな発見を繰り返しながら、日々を暮らしていくと、だんだん相手のことが手に取るように分かり、新鮮さも失われていくことに……。俗に言う「倦怠期」のような時期を迎え、相手の存在が「空気」のようになっていくのです。

そんなとき、片付けの最中に、引き出しにしまわれた彼の古い日記を発見し、ついつい覗いてしまった。見慣れない女性の名前が何度も記されていることに、あらぬ疑いを持ち、彼に直接問いただす勇気も無く、その日から悶々と自分の中で悪い想像ばかりが膨らんでいく。

偶然とはいえ、自分の知らないパートナーの一面を知ったとき、あなたはどのように対応するでしょうか。

「君のことを大事にする」という彼の言葉に負けて


知人のP子は、若い頃一度別れたYさんと再会し、結婚に至りました。当時、Yさんのことが大好きで尊敬もしていたP子は、彼が他の女性と飲みに行く癖に耐えられず、自ら別れを告げたのです。

年月を経て、P子と再会したYさんは、昔の癖も落ち着いて、自分のことを大事に思ってくれていたP子との結婚を望んだのです。

もう二度と彼とは一緒にはならないと決めていたP子も、「君のことを大事にする」という彼の気持ちに負けて結婚をしました。

つい夫のメールを見てしまい……


それでも、心のどこかに「昔の彼の裏切り」に対する不安があったのか、ある日P子はYさんのPCのメールを見てしまったのです。

メールボックスには、あれほど「もう連絡を取らない」といった昔の彼女からのメールが届いていました。

そこからは、最初に付き合っていた頃と同じような、大喧嘩が始まりました。Yさんの行為をなじり、ストライキをし、挙句の果てには家出をしたのです。

「夫婦」であるまえに「一人の人間」


もちろん、彼女との約束を守らなかった彼には、大きな問題があります。でも、夫のプライバシーを覗けば、秘密のひとつやふたつは出てくるでしょう。

「夫婦は一心同体」とよく言いますが、私はそうは思いません。夫婦とは「他人の同居」です。特に、最初のうちは。それぞれの「過去の自分」を背負った「他人同士」の二人が、ひとつ屋根の下に住むのです。「夫婦」である前に「ひとりの人間」なのです。

「夫婦」は「家庭を営むパートナー同士」であり、相手の存在は自分が束縛できるものでもない。ましてや、相手のプライバシーを共有する必要もない。自分が相手を「信頼」しなければ、相手もあなたを「信頼」するようにはならないでしょう。まず、自分が相手を「裏切らない」行いをすることです。

相手を信じて、「夫婦になるための努力」をする。10年後、20年後に、どれだけお互いに「信頼関係」で結ばれているか。それが「夫婦」の醍醐味だと思うのです。

結婚するということは「腹を括る」ということです。

間違っても、相手の携帯・PC・日記・手紙のたぐいは見ないこと。未来の「よき夫婦関係」のために。
(初音/初音と綾乃)
1

関連記事

今、あなたにオススメ