盗みたいプロの技=「聞き上手」(前編) 【会話とメールの即効テクニック】

俗に言う「聞き上手」は現代モテ系女子の必須スキルですが、コミュニケーションの分野でも大変注目されていて、「傾聴技法」などという名前で体系化されているほど。プロのカウンセラーも使っている専門技術の中から、恋に役立つスキルを紹介します。

1:頭を空っぽにして相手に同化する


カウンセリングの世界では、相手の話を聞くときには、なるべく自分の頭の中を無にして相手の気持ちに同化するのがいいとされています。イメージとしては幽体離脱して相手のカラダにすっと入って、相手の目を通じて同じ風景を見ようとする感じです。

しかしなかなかこれが難しく、慣れるのには時間と経験が必要です。人は他人の話を聞いているときでも意外とずーっと頭の中でいろいろ考えてしまっているもの。

 (へぇ、そうなんだ。なるほどね)
 (うーん、それはちがうんじゃないかな?)
 (うわぁ、こんなこと言っちゃってるよ)
 (あ、それなら、次はこの話、しようっと)

そして、相手の話が終わるのを待ちかねたように、「あ、そうなんだ、でね……」と自分が考えていたことを話し始めてしまうのがよくある会話。これは、まだまだ頭の中が空っぽになっていない証拠です。

 「でも、それってさあ」と批判する。
 「うわぁ、あり得ない」と引く。
 「私も実はそれと似たようなことがあってね」と話を奪う。
 「こうしたらいいんじゃない?」とアドバイスする。
 「要は、~~ってこと?」と相手の話をまとめてしまう。
 「だいたい、なんでそうなったの?」と理由を尋ねる。

これらも、「私、あなたの話を聞きながら別のこと考えてた」と言っているようなもの。

自分の考えはなるべくお休みにしましょう。突然「で、君はどう思う?」と振られたときには、「あ、ごめん、話に集中してて」とすぐに答えられないほうが印象がいいぐらいです。
(五百田達成)
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