彼氏が「元カノ」に連絡を取っていて不満です

大手小町に、「元カノとのメールは許してあげますか?」という投稿が寄せられました。トピ主さんには3年付き合っている年下の恋人がおり、その彼が元カノと電話やメールで連絡を取っていることが分かったそう。元カノは結婚しており、彼も「今はただの友達」と言っているものの、トピ主さんは信用して放っておくことはできないので、別れようか悩んでいる……とのことです。

「連絡を取らないでほしい」と言えない理由は?


おそらく多くの皆さんが経験したことがあるであろう、「元恋人との連絡を認めるか否か」という問題。これに対するスタンスは様々で、例えば「自分だけを大切にしてくれない相手とは、すぐ別れる」という人もいれば、「自分も元カレと時々連絡を取っているから、なんとも言えない」という人、「むかつくけど、信じて放っておく」人、「もし未練を残していても、私は彼が好きだから絶対別れない」という人もいます。投稿を読む限り、トピ主さんの場合は「私の前で元カノの話題はしないで」と告げたところで、陰で連絡を取られ続けるのも腹立たしいでしょうし、彼に愛されているか不安になるなど、精神的にも満たされないでしょう。結局は、「今後、元カノとは連絡を一切、取らないでほしい」。これがトピ主さんの唯一の、そして正直な願望なのだろう、と感じました。

トピ主さんは、そのことを伝える前に「別れ」を考えている様子です。「40歳の大人の女性が、そんなことを相手に伝えるのは恥ずかしい」、もしくは「彼も大人なのだから、それくらい分かって行動して欲しい」といった思いがあるのかもしれません。ですが、彼を好きだからこそ、元カノが気になってしまうわけですし、大切にしていきたい関係なのであれば、決してここで我慢しないで下さいね。まずは、「元カノと連絡を取らないでほしい」という、トピ主さんの想い(寂しい、不安)や価値観(理解できない)を、彼にきちんと提示してみることが大切です。

このあたりはカップルごとに様々なルールがあるもので、元カノに限らず、「食事に行くだけなら、他の女の子と2人きりでもOK」というカップルもいれば、絶対にNG、というカップルもいます。「ちゃんと言ってくれればOK」とか、逆に「気になるから、言わないでほしい」というカップルもいるでしょう。話し合う前に、相手の行動が「信じられない」「価値観が合わない」と別れてしまう人もいます。すべての価値観がピッタリ合うカップルなどは稀ですので、合わない部分は、互いが納得できるラインを調整することが大切です。2人が円満に関係を続けていくための、2人だけのルールを決めればいい、ということですね。

元カノに、どのくらいの未練がある?


さて、では彼はなぜ、元カノと連絡を取るのか。考えられるのは、まず(1)元カノに未練を大きく残している場合。元の恋人との別れに納得がいっておらず、大きく未練を残していても、別れや独り身の寂しさから、「この人を好きになれるかも」という段階で、新しい恋人を作る、ということはよくあります。しかし、結局それほどは好きになれず、心では元の恋人をまだ想っている。こうしたとき、新しい恋人が、「自分を好きになってほしい」と頑張ってみても、“気持ち”ですから、無理矢理の強要はできません。「それでも自分が好きだからいい。そのうち振り向いてくれるはず」と思えれば大丈夫ですが、そうでなければ満たされない恋愛となってしまうので、結果、別れたほうがよい場合もあるでしょう。

一方、軽程度の未練といいますか、(2)「昔のよしみで、ちょっと様子が気になっているだけ」という場合もあります。男女で比べると、男性に多いタイプですが、中には、どんな人間関係においても、「自分から切る」ことをしない・できないタイプの人もいます。ある意味では、情深いとも言えますが、それゆえ、自分から積極的には連絡をしなくても、元恋人からの連絡を無視できません。話し合ってもどうにもならない場合は、2つの手段しかないでしょう。(A)自分、もしくは彼が、元カノに直接「連絡を取らない」意志を伝える、または(B)彼に「連絡を一切取らないでほしい。でなければ、辛いので別れたい」といった“本気の決意”を伝える、といった方法です。

(A)は、精神的にタフな女性でないとできないでしょうが、実際にこれを行ったカップルを見ていると、有効な方法の1つではあるようです。大抵は、男性の気が優しく、自分からは元カノに言えないため、今の彼女が伝える、もしくは、彼が今の彼女に言わされて伝えることで、問題が収束するケースです。(B)は、ある意味では賭けですが、トピ主さんのように既に「別れ」まで考えているのなら、きちんと相手に賽を投げ、決断してもらいましょう。彼が「トピ主さんのほうが大切だから、もう元カノとは連絡を取らない」と結論を出せば、そうすることになります。

元カノを恨む? ヒステリックになるなら、距離を置いて


さて、皆さんの中には、「元カノ」側の立場に立ったことがある方もいるでしょう。個人差はありますが、一般的に女性は、独りで寂しいときや、今の恋愛や仕事に疲れている、現状に不満がある、といったときに、元恋人と連絡を取りたがる傾向があります。今回の元カノさんも、彼に今の生活の不満や愚痴を聞いてもらっている様子。「自分を好きだった」と分かっている相手だからこそ、その存在に甘えてしまうのですね。第三者から見れば、「彼がハッキリ断らないのも悪い」と思うものですが、通常、こうしたときに、彼よりも「相手の女性」に対して恨みを持つ女性も少なくありません。要するに、「なんで連絡してくるのよ、あの女!」「彼が優しいのにつけ込んで!」という感じですね(笑)。まぁこれは、女性ならではの愛し方といいますか、口では幾らか彼に文句を言えても、心の中では彼を憎みきれず、相手の女性に怒りの矛先を向けてしまいがちだったりもします。

「とはいえ、元カノに直接交渉するほどの勇気はないし、みっともないことをしたくない、プライドもあるし……」と、感情が四方塞がりになった結果、男性の携帯をチェックしたり、元カノの悪口を言ったり、ヒステリックになったり、彼の側で不安定な行動を取り始める女性もいます。しかし、男性側からすれば、これはあまり望ましい態度ではありません。そうなるくらいならば、気持ちが収まるまで、彼と少し距離を置くなり、身を引く態度でいたほうが懸命です。そのほうが彼も「それだけ彼女を傷付けたんだな」と感じ、反省してくれる可能性が高くなると思います。

「今は友達だから」と言われても、元恋人はやはり気になる存在。「元恋人のお陰で、今の彼(彼女)があるわけだから、感謝している」などと達観している方もいますが、大した用もないのに連絡を取る、というのは、やはり理解しがたいと思う方も多いはず。問題が表面化した場合、今の恋人との愛情の深さや、「2人の今後をどう考えているか」という部分も問われてきます。「今の恋人の方が大事、悲しませたくない」と結論が出ているのであれば、元恋人との連絡は取らないに越したことはないのかもしれません。ハッキリした態度ができない人は、やはり心のどこかに『未練』や『甘え』があるのかも? 欲張って、今大切なものを無くさないように。また、トピ主さんのほうも、自分の想いをきちんと伝える前から結論を出してしまわないように。2人が「今の関係を大切に守りたい」と思っていれば、自ずと解決する問題だと思います。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事多め。発言小町の相談コラム『恋活小町』担当。文芸・カルチャー・エンタメ方面を日々遊歩しております

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