モテるために何かするのは無駄? “大人のモテ力”とは観察力にあり!

前回のコラム記事「自分の思い通りにいかなきゃスルーすりゃいい?~“モテない男女の共通点”」では、“モテるために何かをする・モテようとして行動を起こす”より以前に大切なことがある話をした。

だいたい“モテる人”というのはモテるために何かしているというよりも自然に振る舞っている。自然にモテるようにもっていってる気がする。モテたいがために無理してやっているような行為に嫌悪感を覚える人もいるだろうし、焦り感が満載だとモテるよりも逆に引かれるし避けられる。

“モテる人”とはこちらから自然と付き合いたくさせ、自然にその人といたくなる人のことなのである。ルックスとか金で人を釣ったり惹きつけるのとは違うモテ方をしている人……。そういう人たちは男女限らずうわべや社交辞令でない友達がちゃんといるし、自然と人が寄ってきている。

私は思う。本当にモテる人とは異性うんぬんでなく同性にも好かれ、年齢や既婚未婚問わないものだと……。そして顔も関係ないのだと……。あなたの周りの何故だか“モテる人”を見て欲しい。「顔は普通~」とか、普通どころかそれ以下の人でもモテている例はあるはずだ。

もう若くない熟年の妻帯者の上司が、他に独身の男が社内に沢山いるのにもかかわらずバレンタインでめちゃくちゃチョコをもらっていたり、飲み会でその人の隣に座ろうと女子社員の争奪戦になったりしてないだろうか?
 また部署に若い女子社員がたくさんいるのにもかかわらず、姉御肌のお局さん的な女性が男性社員や若手社員からしょっちゅう飲みのお誘いをうけてはいないだろうか?

そういう人達には周りの人間や下の人間が自ら進んで近づいていっていないだろうか? おかしなことに、モテない・嫌われている上司、またこっちが避けたくなるような人に限って面倒くさいことに向こうから近寄ってきていないだろうか?

“モテる人”とは向こうからでなくこちらから自然と近寄りたくなり話したくなる人なのだ。
真の“モテる”タイプとは、「遊んでいる」「異性の取り扱いが絶妙」「いい店を知っている」「上っ面のカッコ良さやセンス」のことではないと思う。男、女を全面に打ち出しアピールしてモテているのではなく、いやらしくないさりげない色気を漂わせている。ガツガツもしてないし、かといって既に現役から離れて全く潤いがないような感じでもない。

先日、男の友達がこう呟いた……。
「ある程度の年齢にいってしまうと、異性のどうこうとか、女としてうんぬんよりも人としてどうか?人としてどう関わるか、関われるか?になってくる。人としての部分の割合のほうが重要になってくるんだよな~。じゃないと続かないし……」

まさにそのとおりである。美人だから付き合えるわけではないのだ。
いろいろな経験を積んでいくと自分に必要なことが変化していくものだ。男として、女としての問題よりも大切なもの。異性として見れる見れないか?はだんだん重要視されなくなってくる。男対女としてドキドキする、刺激を感じるよりも、人としての比重のほうが重くなるのだ。ちょっと危険な匂いに若いころは惹かれた。しかし危なっかしい人、やんちゃで何しでかすかわからない男とずっと一緒になどいられない。若いときは好奇心と冒険心でそんな男に興味をいだき、面白そうな男に断然軍配が上がったが、今そういう男と真剣に付き合いたいとは思えない。

むしろドキドキよりホッとできるような居心地のいい相手、誠実でどっしりとした安定感のある方が好ましかったりする。居心地のいい人というのは周りの人が自然と寄りたくなる……それが“モテ力”につながるのだ。
私の友達でこのモテ力を持っている男がいる。
顔はまぁ……、ノーコメントとさせていただくが、彼は飲み会にはよく誘われるし、彼の周りには男女問わずいつも人が寄ってくる。私もそいつとはサシでも飲める。また彼は一般人なのにSNSの上でも人気者。FBでもやたらとコメントがつく。彼はどこでもその場の雰囲気作りというか“空気を和ませる”のが抜群にウマい。
ヤツに言わせるとこうだ。

「フェースブックの上でもそれぞれの方が楽しめるような返信をしています。それってもちろん、リアルでお会いしている方に対してだから出来ていることもあるかもしれないですが、もしリアルでお会いしてなければ、僕は基本データや、その方の投稿内容を読みお気に召すポイントを間違いなく探します。

リアルであれば、最低限、誰かのお気に召しポイントで、ネタを繰り広げております。空気を和ませる能力って、その上記のようなネタ探しをしているかもしれませんね。その場の方が知らないようなネタは、僕は基本的にはしません。

もちろん全員が知ってるネタってのは厳しい時もありますが、あまり狭い話はしません。知っているネタが続くって、その場にいる方は安心感がありますから、だから『空気を和ませるね』って言ってもらえるのかな……?
 またいつも考え方は明確にしています。

『うまいもんはうまい!』みたいな(笑)。そしてイベントや交流会、飲み会で一緒になった方に対してその人の考え方を変えるような発言はしません。自分との考えが違う内容でもスルーしたり馬鹿にするような発言はしません。

1つのネタに対しての返しの内容は、美女であろうが、オッサンであろうが、それこそ高校生であろうが、言い方は相手の年齢によって表現の仕方くらいは変えますが、基本それ以外は対応は変わりませんね……」

人が寄ってくる、モテる力を持っている人というのはさり気なく、でもちゃんと周りやその場にいる人を見ているのだ。だからこそ場の雰囲気作りがウマい! モテ力とはこういうことである。

 ・気遣いしてながらも恩着せがましくない
 ・人の足元を見て態度を変えたりしない
 ・人の話をちゃんと聞きながらも自分の考え方は明確(ネタがぶれない)
 ・自分と意見が合わなくてもダメ出しばかりしない
 ・我儘な自己主張でなく場に合わせて言うべきことは言う
 ・相手とちゃんと向き合う
 ・人や仕事に対して誠実である 
 ・約束を守る(ドタキャンしない)
 ・特定の人だけでなく全体をみる(そこにいる相手への観察)

一緒にいると疲れる人というのは周りを見ちゃいない。モテない人……つまり近寄りたくない人というのは人への気遣いや配慮が足りない……ということになる。「他人の話を聞かずやたら自分の話ばかり、しかも自慢話でうんざり」というのはよく聞く。人が話ていても自分の話にすり替えたり横取りしたり、また人の意見をまっこうから否定し、いちいちあげあしをとったりする。

仮に、不細工であったとしても人を喜ばせる努力を怠らない人はモテるのだ。人を楽しませようとすることは観察力ナシではできない術。空気を読むということは互いの人間関係を良くしようと努力し、自分だけでなくその場にいるみんながいい気持ちになれることをする、ということなのだ。大人の“モテ力”とは“和ませる力”なのだ!

“モテる人”というのは自分から売り込みやアピールするのではなく、周りが自然に寄りたくなる、側にいたくなる“居心地のいい人”のことである。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニスト 大手ポータルサイトにて数々のコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題は得意。文章セミナー、婚活セミナー講師も務める

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