絶食系男子急増の実態 手も出さない、口もつけない男たち

恋愛や女性に好奇心旺盛で勇ましく攻めまくる肉食男子はもはや珍獣になりつつある……。いや、そのような肉食男子はイマドキ見当たらず絶滅寸前……というより、もはや日本が絶滅寸前の危機にさらされているのかもしれない。

全国の25~34歳の独身男性を対象に、結婚情報サービス会社 「オーネット」が行った調査によると、驚くべきことに結婚適齢期の独身男性の3人に1人が、女性と交際した経験がなく、さらにはエッチをしたことがないのだ! 「草食系」どころか「絶食系男子」や「断食系男子」が増殖している。

自分からコクらない、口説かない、恋愛にガツガツしない草食系。オシが弱い心優しい草食系男子はもはやもの珍しくもなんともなく、一般的なものとして生息している。そこいらにゴロゴロしている! すでに草食系が増えすぎてしまい大きいくくりとなり、近年はロールキャベツ男子だのクリーミー男子だの弁当男子だのアスパラベーコン巻き男子などという新人類が次々と誕生。
また増え続ける草食男子グループが巨大化して分類せねばならなくなってきた。ゆえに最近では草食系もいくつものカテゴリに分けられている。

優柔不断男子、迷走男子、断食系男子、絶食系男子……などである。

恋愛に興味はあるが、女性とつき合うために積極的になれない“優柔不断男子”や恋愛には興味はあるが、交際経験が乏しく、さまよい続けるタイプは“迷走男子”。女性に興味はあっても女性とのやり取りは彼らには非常に大変なこと。誘いたくとも会話が苦手で不慣れなため自分から狩りに行くことができない。自分に自信がなく恋愛はしたいけども女性を誘えない人は多い。

そんな踏み出す勇気のない彼らには女性の方から“きっかけ”を与えてあげたり、また自信を持たせてさえあげれば意外となびいて来たり食らいついてきたりする。女性に縁がない、女性への接し方がわからない、コミュニケーション不足……などというこの手のタイプの草食男子ならばまだ救いがあるのだが、なんとも困ったのが“断固拒否をする絶食系男子”“まったく食べない断食男子”なのである。

肉食男子とはうってかわってガツガツ食べないのが草食男子の特徴であるが、この“絶食男子”は食べることさえ放棄する。

女と朝まで一緒にいようが、うっかり終電を逃してしまいお泊りするようなシチュエーションになったとしても絶対に何もしてこない男なのである。

女が隣に寝ていてもちょっかいを出すどころか、毛布をかけてくれる。ヘタすると彼女が自分の方から服を脱いだとしても知らん顔……そんな絶食系男子。女性からのアプローチもキッカケもお膳立ても彼らには通用しない。彼らは女友達がいたとしても清い関係。本当にただの友達であり、女性であろうとも“友達ったら絶対友達”であり、一晩一緒に過ごそうが個室にいようが間違えなど起こさない。

ひと昔前は
「絶対何もしないから」
「ただ休みたいだけ……」
「少しだけ休憩したいんだ……」
「ホントに休憩だって」
「神に誓って言う!オレはそんなことはしない」
「俺がそんなヤツにみえる?」
「絶対しないって!」
……というようなセリフで女を口説き、いや、口説くというよかゴリ押し状態で、しつこく迫ってくるのが男だった。ホテルや部屋に連れ込み“絶対ヤラない”と言いはっていながら結局“絶対ヤッてた”のが男という生き物であったのだ。

女が横にいて手を出さないなんてあり得ない! 何度かデートしまた二人っきりでいて何もないなんてあり得ない。女と二人でいて下心のない男なんていない。送り狼は常識。
「友達だよ」「俺達トモダチだろ? トモダチ!」とか安心させときながら豹変する。とにかく、目の前にある生物は、「いっただきま~~す!」状態だった……。
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EDITOR

神崎桃子
体験型恋愛コラムニスト 大手ポータルサイトにて数々のコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題は得意。文章セミナー、婚活セミナー講師も務める

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