パートナーに喜ばれる“愛の言葉”、ちょっとした言い方のコツ

バレンタインも近づくこの頃。皆さんは、普段から、恋人やパートナーに愛の言葉を伝えていますか? 愛の言葉とまではいかなくても、パートナーを喜ばせたり、元気がなければ励ましたりする言葉は、上手にかけてあげられる存在でありたいものですね。今回はそんなときの、ちょっとした言い方のコツをご紹介したいと思います。

「無条件」に肯定する言葉を!


まず、人は日々、様々な触れ合い・交流をして生活しています。心理学では、これを『ストローク((交流の)投げかけ)』と呼びますが、恋人間の愛の言葉から、知り合いとの挨拶、表情、態度、触れ合いなど、全ての交流の総称です。当然、このなかには嬉しいもの(プラス)だけでなく、嬉しくない交流(マイナス)を投げかけられることもあります。さらに、「言葉」に焦点を絞れば、条件付きのものと、無条件のものがあり、具体的には、以下の4つに分類されます。

(1)条件付き・プラス
○○だから好き、○○を持っていてスゴい、という条件付きの肯定。例)「成績がよかったら、あなたを褒めてあげる」「見た目が超タイプだから、君と付き合いたかったんだ」等。

(2)条件付き・マイナス
○○だからダメ、○○だったら嫌い、という条件付きの否定。例)「そんなみっともないことするなら、あなたを嫌いになるわ」「弱気なこと言ってばかりじゃ、君は成功しないよ」等

(3)無条件・プラス
存在そのものの肯定。例)「あなたがいてくれるだけで嬉しいわ」「今回の結果はどうあれ、君は優秀だよ」等

(4)無条件・マイナス
存在そのものの否定。例)「あなたのすべてが不快なの!」「君はまるでダメ人間だね」等

さて、皆さんが恋人やパートナーに言われて嬉しい言葉は、上記のどれですか? おそらく、3という方が多いのではないでしょうか。何かを持っているから、何かをしてくれるから相手を好き、というのではなく、「存在そのもの」を受け容れて、愛してくれる。何があっても君が好き、君の味方だよ……などと言ってもらえるのは、親友や恋人、家族など、近しい存在の人からだけですね。愛の言葉を伝えたいときには、この言い方がおすすめです。これを言ってもらうと、相手は「自分はこのままで愛されているんだな」と感じ、とても安心するでしょう。

ただし、これは恋愛詐欺や結婚詐欺などでも悪用されることがあるので、まだ付き合ってもいない、浅い関係の異性から、「あなたの全部を好きになっちゃって」「君はありのままで素敵だよ」などと言われても、簡単に信用しすぎないことをおすすめします……。

また、親子間、パートナー間で言ってしまいがちだけれど、あまり効果がない、逆効果になりがちなのが、条件付きの1の言い方です。「○○だから好き」「○○だからスゴい」という言い方は、「○○じゃなくなったら、愛してくれないのでは」と無意識に感じさせてしまい、どんな肯定的なことを言われていても、言われたほうは、どこかお腹いっぱいになりません。愛情や褒めるつもりで伝えた言葉でも、相手にとっては強いプレッシャーになっていたり、「自分は○○しなければ愛されない」という強迫観念や、自信のなさに繋がってしまうこともあります。

改善を促したいときには? NGな言い方は?


さらに、愛の言葉からは少々脱線しますが、パートナーに何かアドバイスしたい、改善を促したい、といった場合には、2の「条件付きのマイナス」の言い方で伝えるのがベスト。例えば、「もう少し家事を手伝ってくれなくちゃ、やっていくのは難しいと思ってしまうわ」といった言い方です。その条件以外は否定していない、ということが伝われば、相手側も、比較的スムーズに聞き入れやすくなるでしょう。

また、最も気をつけたいのが、「存在そのものを否定」する、4の言い方。これは一番相手に与えるダメージが強いので、どんな人間関係においても、なるべく使わないほうがベターです。確実に関係に亀裂が入りますし、相手の深いトラウマとなってしまうこともあります。

以上です。パートナーに対しての、よりよい「言い方」に悩むときには、ぜひこんな4つの分類も思い出してみて下さいね。また、バレンタインにもぜひ活用を! チョコレートを準備できなくても、「今のままのあなたが大好き」「君がいてくれるだけで、毎日幸せにしてもらっているよ」、そんな“無条件の愛の言葉”を届けてあげられれば、恋人やパートナーに心から喜んでもらえるかも(!?)しれません。
(外山ゆひら)
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この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事多め。発言小町の相談コラム『恋活小町』担当。文芸・カルチャー・エンタメ方面を日々遊歩しております

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