婚活中の迷走女子が結婚するための男選びに必要なものとは?

「なんで結婚できないんだろう?」
世間でいう適齢期とやらを過ぎても結婚していない女性に共通しているのは、将来“自分が普通に結婚するものだ”と思っていたことであり、誰もが“いい年になったら自分が結婚していること”を疑っていなかったといことである。
しかし、実際いい年になってもいい人は現れず……またいい年をとっくのとうに過ぎても結婚などしていない自分。

誰がおひとりさま状態の自分自身の姿など想像できただろうか?
子供の頃、描いていた未来の自分が今の自分の姿などきっと思ってもみなかったはずだ。30や40を過ぎて、独りでいることなど考えていなかったことだろう。“結婚できるのは当たり前”であり、結婚できることは特別なことでもなんでもないこととして捉えていたはずだ。

また『25歳くらいには結婚して、27歳までに第一子。30までにはもう一人産んでいる……』などと勝手に家族を増やし、幼いながらに結婚生活の予測や人生設計を立てていたのではないだろうか? こんなはずではなかった! 予想に反して、まさか自分がこの歳までひとリだとは……という状況。

そして吉報が届いても素直に喜べない自分。

「なんであの子が結婚できて私が結婚できないわけ?」
「また先を越された……」
「私の何処がいけないの?」
「毎週末おみパとか婚活イベントに参加して頑張っているのに……」
「なんであんな取り柄もなにもない子が?」
「彼女よか私が見劣りしているとは思えない……」
でもでも……取り残されるのはいつもワタシ。

さらに悲しいことにいい年をした男の独り者を世間が見る目と“いい年をした女が一人でいること”とは周りの受け取り方が違い、気の毒な女だとか、寂しい女、痛い女と言われたりする。結婚しない女に対して世間の目というのは厳しいもの。

パートナーがいることは勝ち組であり、女がひとりで居ることは女同士からしても「アンタ負け」……という勝負的な風潮。女の敵は女なのか?

私の周囲には顔もそこそこで綺麗だったり、服のセンスも悪くなく、外見的に大きな問題があるようには見えないのに売れ残っている女性がいる。また仕事や身の回りのこともちゃんとこなせる器用な女性や早くに自立し社会の荒波に揉まれながら一人で食いつないできた頑張り屋さんの働き者女子……なのに、独身って子が多い。

また“恋愛はできても結婚はできない女子”もいる。
結婚したいという願いがあるにもかかわらず結婚という目的に向かって走っておらず逆にそこから外れていたり行動が伴っていない人。

「いいなぁと思ったり、実際好きになるのはいつも妻帯者なの」とか、「私って既婚者にしかモテないのよね」などと不倫を正当化して何度も同じことを繰り返し、自分のテリトリーを変えようとしない。
またダメンズと知りながらもなかなか縁をきれずにいたり、定職は持ってないけど夢だけはでかいイケメンの年下男に夢中になっていたり……。

結婚できるような環境や状態でない男、自分のことだけで精一杯で社会的な責任など持てない男や結婚できる立場でない男と続けていたりする。または韓流スターやアイドルを追いかけ回し現実の生身の男性と全く関わろうとしてなかったり……流行りのパワースポットとかにいって満足していたり、御縁をもらえるよう神社巡りや神頼みばかりしていたり……。

誰でも願うだけで結婚できりゃ楽だが結婚はそんな甘いものでなし、おひとりさまが急増したこのご時世、縁結びの神様はどう考えても足りない状態……とても結婚を切望する全員の面倒などみちゃいられない。結婚したいのに結婚できない人に足りないものは今の自分にとって本当に必要なものを見極める力であり現実を見る力である。

結婚できる人は自分の身の丈を知っている。
結婚しない女性の中に“私は妥協したくないわ”“ここまで一人で頑張って来たのにいまさら貧乏くじなど引けない”などとつっぱり、自分磨きにいそしんでいる女性もいるし……また表面上ではハードルが低いようにしていても、実はまだまだ相手に完璧を求めたりする。

“結婚できる女性”というのは妥協していると言うよりも適応力や柔軟性がある譲れる女なのだ。結婚においてはいろんなものはもってはいけないことを理解しているといったほうがいいだろうか? 無駄に自分の持ち物を増やさず、また余分なものを持っていたらそれを潔く捨てることができているのだ。自分に足りないもの、逆に自分にとってどうしても必要な物を知っており、そして、自分にないものを補ってくれるような相手をちゃんと選んでいたりする。

結婚に至るための男選びは部屋探しと似ている。
勿論誰でも条件のいい物件を求めてはいても、まず自分の状況や状態に合わせて選ぶはずである。
まさか自分の給料の手取りが20万なのに、『リビングが広々していてなおかつ都心部じゃなきゃ絶対イヤ!』などと家賃15万のマンションを借りたり、サラリーローンでお金を借りて月々の支払などはしないだろう。自分の身の丈を知れ! である。

たいていは自分の現実にできる範囲を理解しているので、勤務地との距離や、払える家賃、などを考慮する。
それから間取りや日当たり、環境などを気にしたりする。また人によっては『バス・トイレは絶対に別!』『毎日仕事で遅くなるからスーパやコンビニが近くになきゃ』とか、『女の一人暮らしは1階だとコワイ』『とにかくセキュリティが大事』ということにポイントを置く人もいるだろう。

いくら慎重に考えたとしても時間を掛けても全ての要望通りの部屋などないわけで、“絶対これだけは今の私に必要だ”という優先順位を踏まえて選ぶはずであり、自分の中で譲れることと絶対に譲れない条件を照らし合わせて決めるはずだ。それが摺り合わせである。

自分の理想の間取りでなくとも通勤地からは近いから、ま、仕方ないかな……とか。部屋はフローリングじゃないし好みじゃないけどバス・トイレ・脱衣所別だけはこだわりたかった……お風呂は手足伸ばせてゆっくり入れるような物件を選んだから仕事あとのバスライフがこれから楽しみとか、コンビニは近くにないけど商店街が充実しててお惣菜とか買いやすそうとか。

駅からはすこし遠いけども静かな住宅街だし近くに素敵な公園があるから休日に散歩しようとか、美味しそうなパン屋さんみつけたから休日はこの公園でランチだ! とか、部屋の日当たりは少し悪いけどもカーテンを明るい色にしてみよう! とか工夫したりするはず。

妥協というよりも考えの転換をし、前向きにその場所に自分をうまく合わせてやっていこうとするもの。たとえ自分の思い通りや理想どおりのお部屋でなかったとしても引っ越した後で「やっぱここにしてよかった~」「部屋は狭いけど意外といい街だった」「住めば都じゃん」などと思ったりする。

結婚も物件と同じ。自分の理想通りの相手などいないし、存在しない。もし、仮にいたとしても、部屋選びと同じで「いいなぁ……と思っても」既に誰かが先に住んでいるか、大金持ちじゃなければ住めない場所。背伸びしたりせず自分の置かれた状況や現実を踏まえて選ぶこと。

男選びも物件選びも摺り合わせて契約するものである。

「もう少し待っていればもっといい物件がみつかるかも」といって先延ばしにして、気づくと自分に見合ったお部屋も物件も空き家もまったくない……なんてことにならないように。
(神崎桃子)

EDITOR

神崎桃子
体験型恋愛コラムニスト 大手ポータルサイトにて数々のコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題は得意。文章セミナー、婚活セミナー講師も務める

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