「自分が大事」な人は結婚に向かない?

春間近。新しい恋をして、今年こそ結婚をしたい。
そんな前向きな気持ちで、出会いを求め、結婚をした挙句、破綻を迎えてしまった男女。
いったい何が原因なのでしょうか。

オシャレな二人の悲しい結末


友人のM子は、10年にわたる結婚生活の末、大好きだった彼との結婚生活にピリオドを打ちました。最後は、彼が離婚届を出したことを、風の便りに聞くという、あまりにも悲しい結末でした。

身も心も壊れてしまった彼を最後まで支えてあげられなかったM子。彼女もまた、心身ともにボロボロになり、人前に出ることすら辛い1年を過ごしました。二人で会社を興した時は、誰が見ても羨むような、華やかでスタイリッシュな生活を送っていました。

M子は、仕事柄ファッションにもヘアスタイルにも人一倍関心があり、常に人々の注目を集める存在でした。まだ、ネイルブームが来る前から、凝ったデザインの爪が眩しく、誰もが「オシャレだね」と声をかけ、それがM子の一層の励みになっていたのです。

数年経ち、彼の仕事がうまくいかなくなり、自宅に引きこもるようになりました。かすかな異変に気づきながらも、そんな彼が歯がゆく、M子は自分の仕事をみつけて、外へ出ることが多くなりました。社交的で、気の利くM子には、色々な仕事が舞い込み、彼女は自宅の冷蔵庫に、冷凍のピザを仕込んでは、出張で家を空けることが多くなったのです。

「好き」だったけど「愛情」を注げなかった


「あの時は、彼が仕事をしなくなったから、自分が働かなければという気持ちが強かったの。彼の話を聞いたり、そばにいてあげたりすればよかった」――過ぎ去った日々を振り返り、M子の口からこぼれ出た言葉です。

M子は、「幸せな結婚生活を送っている自分」が大事だったのです。「オシャレな生活」を謳歌し、「スタイリッシュなM子」として、周囲の人に認めてもらいたかった。ですから、彼の異変に気づいたとき、自分をなげうってでも彼を支えてあげるということができなかった。

まず、自分がこのままの生活をいかに続けていけるかを考え、彼との将来より、自分の将来を危ぶんだのです。「彼が好き」だったかもしれませんが、「彼に愛情を注げなかった」と思えてなりません。

「あなたも大事」


人は誰でも「自分が大事」です。それでも、結婚生活を末永く続けていきたいと思うなら、その思いを少し置いて「献身」の気持ちを持つことが必要だと思うのです。

些細なことですが、「寒い中帰ってくるのだから、温かいスープを作っておいてあげよう」とか、「おかずは自分のものより、ちょっぴり多く盛り付けてあげよう」といった気持ちが、自然に行動に移せるかが、伴侶への愛情でしょう。どうということのない、ささやかな思いや行為の積み重ねが、お互いを「夫婦」にしていくのです。

あなたが結婚生活をうまく送りたいのなら、「自分が大事」から「あなたも大事」となっていくことを願っています。
(初音/初音と綾乃)
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