「セルフハンディキャッピング」という魔法のかけ方

「セルフハンディキャッピング」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
 
何かに取り組む前に、あえて自らが失敗しやすいような状況を作り出したり、それを自分が失敗した時の言い訳として事前にアピールしたりすることです。
 
「体調悪いから、うまく行くか分からないなあ」
「締め切りぎりぎりだったから、こんな感じのものしかできなくて」
「ほら、私ってコミュ障だから、仲よくなるのが遅いんだよね」
 
こういうセリフ、心当たりありませんか?
  
セルフハンディキャッピングとは失敗した時に、メンタルが傷つかないようにする自己防衛本能です。予防線を張っておくことで、たとえ失敗しても「これは自分の実力が出し切れなかったせいだ」「ちゃんとやっていればできたはずだ」と自尊心を守ることができるというわけです。
 
もちろんそうやってメンタルを優しく扱うのは大事なこと。失敗に対して過度に落ち込んでしまうのはよくありませんし、それでチャレンジ精神を失ってしまえば最悪の事態です。
 
緊張してがちがちになるよりは、「たとえ失敗しても自分は悪くない!」くらいの気持ちでリラックスして臨んだ方が結果的にいいパフォーマンスを残せるかもしれません。
 
しかしセルフハンディキャッピングは、自分を追い込んで最高の努力をするのとは逆の行為でもあります。
 
たとえば一流のスポーツ選手などは、こうやって言い訳をすることはありませんよね。自分の能力を信じ、常にぎりぎりのところまで努力しているからこそあれだけの結果を残しているのでしょう。
 
この場合のポイントはやはり「恥」。全力を出した結果失敗したって、それは恥ずかしいことではないはずです。そんなことでは傷つかない、自分だけのメンタルルールを持っていればOK。
 
心身のバランスを考えながら、調子のいいときは「有言実行」、調子が悪いときは「セルフハンディキャッピング」いったぐあいに、自分の心とうまく付き合いたいものですね。
(五百田達成)
 
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