友人からのメール画面を見た彼が不機嫌に。どうすべき?

発言小町に、「友人からのメールを見た彼が不機嫌になりました」という投稿が寄せられました。
トピ主さんは大学2年生。付き合って間もない彼の部屋に行った際、トピ主さんの携帯に同郷の友人からメールが届きました。彼に画面を見せたところ、彼は携帯をにらみ、「何だよ、このメール!」と言って不機嫌になってしまったそうです。「どうしたの?」とトピ主さんが尋ねてもなかなか返事をしてくれず、しばらくして、ようやく彼はハートマークだらけの文面が気になったことを告白。「差出人名などから女性からのメールだと分かったはずなのに、なぜあれほど不機嫌になったのか」「絵文字だらけのメールが気持ち悪かったのだろうか」……と気になっています。

「支配欲」を満たそうとする恋愛


「ハートマークを気にするなんて、かわいい嫉妬じゃない?」「ラブラブな時期はそういうこともあるよね」-は-。相談を読んで、そう考える人もいるかもしれません。そうしたとらえ方も確かにできますが、トピ主さんはその後の投稿で、そのときの彼の様子は「不気味だった」と述べています。そこまで思わせてしまうほどの態度だったのなら、やはりちょっと問題です。

彼は携帯をにらみ、キレて、しばらくトピ主さんの問いかけを無視しました。送り主の友達が女性だと気付いたかは不明ですが、何にせよ、自分の部屋にいる恋人に「ハートマークだらけのメールが届いたこと」が、気に食わなかったのでしょう。トピ主さんが書いているように、「絵文字メールが気持ち悪かった」という理由ではなく、自分の意に添わないことが起きたので、不機嫌になったのではないでしょうか。

短気な性格なのかもしれませんが、恋愛では、こうした「支配欲」「所有欲」に似た気持ちが、多少なりとも現れることがあります。今回の言動にも、「恋人なら俺の言うことを聞け、俺を優先すべき」といった気持ちが含まれているようです。ひどくなると、「自分の言うことは何でも聞く相手」「何をしても怒らない存在」としてパートナーを扱い、そのことによって、自分のプライドや虚栄心を満足させる……そんな関係が築かれてしまうケースもあります。

中には、“支配される関係”に喜びを感じ、そんな相手についていきたいという人もいます。「そんな態度も含めて好き」などと納得しあっているカップルもいます。需要と供給のバランスが取れていて、当人同士がそれでいいというならば、特に問題はないのかもしれません。
ただし、トピ主さんはそういう雰囲気ではなさそうです。「こんな束縛はおかしい」「こんなことでキレる彼が怖い」と思うのであれば、今回の彼の態度は「よくない関係の兆候」ということになるでしょう。

「おかしい」「嫌だ」と言える関係を築いて


ただトピ主さん側にも、ちょっと改善したほうがいい点がありそうです。
「何でもないメールにキレるなんて、おかしいのでは!?」とトピ主さんは思ったようですが、そのことをきちんと彼に伝えませんでした。「相手の言動がおかしい」と思ったら、ちゃんとそうと伝える。「嫌だな」と思ったら「嫌だ」と言う。例えば今回の場合なら、「嫌な思いをさせたのはごめんね。でも私はあなたが好きだし、自分の友達も大切にしている。友達からのメールを制限するような態度は、ちょっとおかしいと思う」などと伝えてみるとよかったと思います。何度言っても変わらない人もいますが、これを伝えることで改善する可能性も十分にあります。

「もめるのが面倒」「好きな人が嫌がることはしたくない」という方もいるでしょうが、相手の主張や言動に疑問を感じるときは、後のタイミングでもいいので、伝えて話し合ったほうが先々のためにベターです。主張をせず、言いなりになっていると、前項にも書いたような、“支配的な関係”を助長させてしまいます。悪くすれば、DVやモラハラの被害が起きることもあります。

また、恋人に主張ができない性格の人は、今回の彼に限らず、相手が変わっても同じような関係を繰り返してしまうことがあります。トピ主さんが自分の考えを大切にし、堂々としていれば、相手側も、もっと敬意を払って接しようとしてくるかもしれません。今後のためにも、その点はぜひ覚えておくとよいと思います。

“嫉妬される側”の対処法は?


さて、彼の言動は「好きな人を独り占めしたい」という思いの表れ。一種の“嫉妬”だとも言えます。多かれ少なかれ、ほとんどの人にある感情ですが、その心の裏には、自分への自身のなさなどの気持ちが隠れているとも言われます。

嫉妬は、少しくらいなら、恋愛の“スパイス”になることもあります。一種の愛情表現となることもあり、「誰かにとられると思ったら、相手の大切さに気付いた」なんてこともありますし、ちょっとした嫉妬くらいなら、「愛されているような気がしてうれしい!」と言う人もいます。

しかし一方で、嫉妬深い性格の人は、注意が必要です。過度の嫉妬は相手への束縛となり“破局”に繋がることもありますし、心理学では、「浮気願望がある人ほど、嫉妬深くなる」という見解もあります。これは自分の心の奥にある無意識の欲求や願望を、「他の人に押し付ける」という形で表す、一種の心のメカニズム(=『投射』)だとされています。「根拠もなく、やたら恋人に嫉妬してしまう」という人は、「実は自分のほうに浮気願望がある……?」と考えてみると、少しブレーキがかけられるかもしれません。

逆に、“嫉妬される側”の対処法としては、構いすぎず「放っておく」ことも効果的かもしれません。「嫉妬すれば、相手を束縛できる」と思わせてしまうことは、今後のためにも良くありません。「自分に後ろめたいことはない」と堂々として取り合わないでいれば、そのうち相手側が「自分の勘違いだったかも……」と冷静になり、嫉妬の感情が落ち着くこともあるでしょう。

おわりに


「支配欲」や「嫉妬」のように、エゴイスティックな気持ちをどう自制するか。またそうした相手にどう対処するか……これはよい恋愛関係を築き、続けていくための重要なポイントでもあります。
トピ主さんは大学生とのこと、これからいくつか恋愛を経験していくかと思いますが、恋愛では、「幸せ」「楽しい」といった感情だけでなく、難しい、激しい感情が起こることもあります。それを乗り越えるにあたって、二人の人間性や自立度が問われる場面もあるでしょう。失敗や衝突を繰り返しながら、お互いに学び、嫉妬ではなく「信頼」で結ばれている、心地よい関係が作れるといいですね。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事多め。発言小町の相談コラム『恋活小町』担当。文芸・カルチャー・エンタメ方面を日々遊歩しております

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