人間関係に行き詰まった時の特効薬

学生時代の一大イベント、「クラス替え」。今となっては懐かしい響きですよね。
 
居心地がよく離れたくないクラスのときもあれば、そうでないクラスのときもあったと思います。いずれにせよ、強制的にクラスがシャッフルされ、これからの一年間を左右するこのイベントに、当時はどきどきしたものです。
 
クラス替えでは、かつてのクラスメートの多くと離れてしまい、関係も疎遠になってしまうのが普通。でも逆に、「同じクラスの時は余り関わりのなかった人と、クラスが替わってなぜか仲良くなる」なんてことありませんでしたか。
 
長い期間同じクラスにいたとはいえ、クラス内でのグループが違ったり、話すタイミングがなかったりして、お互いただの「顔見知り」で終わってしまったクラスメートも多かったはずです。
 
で、クラス替えが行われると、なじみの無い顔に囲まれて、誰しもが心細くなります。そんな慣れない環境では、顔見知り程度の元クラスメートに対しても、「元クラスメート」という肩書だけで心強く思え、なんだか親近感をおぼえるようになります。
 
クラスが離れたのに親近感…なんだか不思議ですよね? これは異なるコミュニティに属してはじめて、それまで同じコミュニティにいたことを、はっきり意識するようになるからです。帰属意識は、そのコミュニティに属している時には、かえってイメージされにくいということ。
 
「クラス」と聞くと私たちにはもう無縁のように思えますが、コミュニティが変わることで、逆に別のコミュニティ意識が芽生える状況は他にもたくさんあります。
 
例えば大学に入学したら同じ高校出身というだけで仲良くなれる気がしますし、就職したら同じ大学出身というだけで親近感がわきますよね。また、上京して同じ地方出身者に会ったらなんとなく安心感を抱くということもあるでしょう。
 
このように自分が現在どのようなコミュニティに属していて、どのような人たちに囲まれているかは、意外に分かっていないもの。もし今の人間関係に辟易しているのなら、一度思いっきり環境を変えてみるのも一つの手。
 
自分が今までどのような環境にいたのか、いい点悪い点含めて、今までにない新たな視点を持つことができるでしょう!
(五百田達成)
1

関連記事

今、あなたにオススメ
絶対見るべき恋愛記事5選♡