「悩むことが趣味」になる人の特徴

子供の頃や学生時代に比べると、悩みを素直に打ち明けられる相談相手は年々貴重になってきます。公私ともに関係値の高い相手や環境では、なかなか赤裸々な話をすることも難しいのが現実ではないでしょうか。

せっかく意を決して相談した相手が、実はまったく異なる価値観の持ち主だと気付いてしまったり、内容が重たすぎて引かれてしまったり、現実的ではない解決策を提示されたり、相談するにしても、されるにしても、その後の関係を維持していけるかどうかって、ちょっと考えてしまうことがありますよね。いい歳になってから、利害関係なく掛け値なしの「友達」と言える存在に出会うのは、もしかしたら結婚相手を見つけるより難しいかもしれません。

何か吐き出したいと思う時、思い出す相手が居たとしても、その貴重な存在を失いたくない、孤独になりたくない、という思いこそが、なかなか片付かない悩みの根源なのです。

逆に、いつもダラダラと愚痴を言い、結論や生産性のない話を「悩み」として話す人が居るとしたら、そもそも関係性を軽視しているか「話している悩みのすべてを解決されることは望んでいない」はずです。

解決されることを望んでいない
会う時にいつも悩みしか言わない人とは、端的に言うと「相手の弱みを引き出し、支配したい」という潜在的な意識が働く「毒な人」です。一見そんな風には思えないかもしれませんが、悩んで弱っているフリをしながら、共感してくれるメンタルの弱い人をどんどんおびき寄せているのです。悩みを打ち明ける相手が少ないと、ついうっかり「実は自分もこんなことで悩んでいる」なんて自分のマイナス情報を共有してしまったりするものです。ですが、その弱味を肥やしにして精神を満たしている人種が、世の中一定の数居るという事なのです。

自分の意思がハッキリしているメンタルの安定した人であれば、ネガティブ過ぎる人とは距離を取りたいと思うのがまっとうな感覚です。しかし、なぜかメンタルの弱い人は、「解決されることを望んでいないボス」に取り込まれやすい傾向があるので要注意です。あなたはその人を救えませんし、逆にその人は、あなたの悩みでドンドン自己肯定欲を満たしていくだけです。

確かに、グッと落ち込んだ時にマイナス同志が傷をなめ合うのも否定はしませんが、その人を失う怖さやリスクから卒業しない限り、その悩みが片付くことも遠のいてしまうでしょう。

適切な相談相手を見失っている
好意や共感や憧れを持って、他人のノウハウを実践してみたところで、足りない何かがクリアになる訳ではありません。一筋縄ではいかないことを、どうにかしようとするから悩むのかもしれません。適切な相談相手を見失った悩みは、解決すること自体を望まないかのように自分の中に住み着いて、いつの間にか<趣味:悩むこと>になっていたりするのです。

悩み相談したい時だけ周りに連絡を取っている人が何人も居るというあなた。本当は何に対して決断することを恐れているのか、どうすれば満たされるのか。少し人間関係を整理してみるのもいいかもしれません。肯定する人だけがあなたの味方でもありませんし、頭ごなしに否定されたい!なんて極端な趣味も程々にしましょう。オトナは友達の数が多いだけが華でもないのですから。
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