彼女に「不細工だから、人に見せられない」と言われた

発言小町に、「彼女に私の容姿が不細工で恥ずかしいと言われた」という投稿が寄せられました。

トピ主さんは、高校2年生の男子。付き合っていた彼女に、「あなたの顔が不細工だから人に見せられない」と言われ、ひどく落ち込みました。そんな様子が彼女は嫌いだったらしく、「面白いところが好きだったのに」とふられてしまったそうです。トピ主さんは、「彼女は性格が悪い」と思うことでケリをつけようとしましたが、彼女は相変わらず友人らから「いい子」で通っていて納得がいきません。一般的に、恋人が不細工だと「恥ずかしい」と思うのは当然なのか、容姿の他に長所があれば自慢できるのか、そして恋人を「不細工」と思うことと、心の底から愛することは両立するのか――ユーザーに尋ねました。

「他人の目」が過度に気になるのは、思春期ならでは


まず、彼女に「(トピ主さんが)不細工だから、人に見せられない」と言われたことについて。これは年齢も大いに関係していると思います。
高校2年生といえば、いわゆる思春期。彼女も同じくらいの年齢とすれば、一生で最も「他人の目」に敏感な時期であると言えるでしょう。「自分がどう思うか」よりも「周りの友達がどう思うか」のほうが気になって、素直に行動できない……なんてことも、このくらいの年齢の男女にはよくあります。トピ主さんの彼女も、友達や周囲の評価がとにかく気になっていたのかもしれません。

思春期は、なぜ「他人の目」がひどく気になるのでしょうか。
それは、人生で初めて「自分」に目を向け始める時期だからだと思います。自分の能力やアイデンティティーを探し始め、異性を意識したり、進路や将来について考えたりもします。はっきりとした自信がなく、葛藤も多い時期だからこそ、周りとの比較で自分の価値を感じようとしてしまうのでしょう。そして、「自分が他人にどう見られているか」が非常に気になったりもします。

そうした心理状態のため、「彼女」や「彼氏」という存在は、自分のアイデンティティーの一部だと感じる度合も強くなります。例えば、「美人で目立つ彼女を連れている俺」「サッカー部のエースと付き合っている私」に満足感を覚える、なんてこともあるでしょう。「友達に自慢できる」という理由だけで付き合えたり、友達に低く評価されているような異性とは、本当は好きでも付き合おうとしなかったりすることもあります。

大人になってアイデンティティーを確立し、自分と他人の間に適切な距離を置いて考えられるようになると、徐々にこうした傾向は少なくなっていくのが一般的。もちろん個人差はありますので、若い頃から他人の目を気にしない人もいれば、大人になっても気にしてばかりという人もいますが、もう少し大人になれば、トピ主さんの周りでも、他人の目を過度に気にしない女性は増えていくと思います。


彼女の評判を下げたいのは、未練の裏返し!?

さて今回の別れについて、トピ主さんは、そもそも「性格の悪い彼女」と付き合ったことが間違いだったと考えているようです。「自分の心を納得させたい」「自分を傷つけた相手に仕返しをしたい」という心理からでしょう。男女を問わず、別れた相手にこのような思いを持ってしまうことはよくあります。
ですが、これらは全て、「本当は彼女と幸せになりたかった」という気持ちの裏返しです。時間とともに和らいでいく感情ではありますが、まずは「彼女が好きだった」「別れたくなかった」という思いを正直に受け止め、傷ついた心を癒やすことをおすすめします。

それに、トピ主さんは、彼女に「不細工で恥ずかしい」と言われたことを友人に伝えたようですが、「いい子」で通っている彼女をおとしめる行為は、あまり賢い方法ではないようにも思います。多少トピ主さんの気は済むかもしれませんが、逆に、トピ主さん自身の評判を下げてしまうこともあるでしょう。別れた彼女にも、「あんなことする人だったなんて。やっぱり別れてよかった」などと思われてしまう可能性もあります。
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この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事多め。発言小町の相談コラム『恋活小町』担当。文芸・カルチャー・エンタメ方面を日々遊歩しております

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