ブラックエンジンではなくホワイトエンジンを働かせよう

恋と仕事のキャリアカフェでは、「こんな努力をしなくちゃいけない。頭では分かってるんだけど……」という悩みをよく耳にします。

仕事上の経験でも、自分磨きでも義務のように考えて、心がモヤモヤしてしまう人は多いようです。そんな女性たちに、僕は次のようなお話をしています。

まず、あなた自身を一台のクルマとしてイメージしてみてください。クルマを前に進めるためのエンジンには、大きく分けて2種類あります。それはブラックエンジンとホワイトエンジンです。

ホワイトエンジンとは、「ワクワクする」「時間を忘れて没頭してしまう」「大変でも、好きなのでやってしまう」といった「~したい」という気持ちを燃料とするポジティブなエンジン。

特徴は、
・ストレスがたまらない(燃費がいい)
・心地いい達成感がある(静か)
・たまにすごいパワーを発揮することがある(速い)
・まわりの人も幸せになる(環境にいい)
などが挙げられます。イメージとしては、環境にもやさしく音も静かでいつのまにかすーっと前に進んでいるハイブリッドカーですね。

いっぽう、ブラックエンジンとは、「世間的にやらないとまずい」「人に負けたくない」「好きじゃないけど成長できそう」といった、「~しなきゃ」という判断を燃料とするネガティブなエンジン。

特徴は、
・疲れる、ストレスがたまる(燃費が悪い)
・変な達成感がある(うるさい)
・そこそこの成果を上げる(想定内のスピード)
・グチをまき散らしがち(環境に悪い)
などが挙げられます。イメージとしては、排気ガスをまき散らしながら、ブロロローと大きな音を立てるくせに大してスピードの出てない、古いバスやトラックです。

見分け方は、深呼吸して頭をなるべくからっぽにしてから、パッとそのことを思い浮かべたときの体の反応で分かります。あたたかい気持ちになって、リラックスする、力が抜ける→ホワイトエンジン。

胸が詰まる、顔が熱くなる、焦る、ため息をつきたくなる→ブラックエンジン。
という具合です。

もちろん、社会人として、大人として、日本人として生きていると、ついつい、ブラックエンジンが求められます。ですが、そのことで心がちりっと痛くなり、毎日が楽しくなく、成果も上がらないようであれば、試しにホワイトエンジンの割合を多くしてみたいもの。

ブラックよりもホワイト、「~しなきゃ」よりも「~したい」、できることよりも好きなこと、周囲の期待よりも自分のワクワクを大事に考えると、ふっと気持ちが軽くなるのを感じられるはずです。

最初のうち「でも、なかなかそういうわけには……」と渋い顔をしていた方も、一度納得すると表情がやわらかくなり、「五百田さん、実は昔からやりたいことがあるんですよ、ちょっと聞いてもらえますか?」と生き生きと話し始めてくれます。

取り組んでいることにひやっとした気持ちを感じたときには、自分の中でふたつのエンジンをイメージしてみてくださいね。
(五百田達成)
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