復縁して結婚予定、でも元カノが気になる…

発言小町に、「復縁→本気の浮気→別れ→結婚予定。上手くいくでしょうか?」という投稿が寄せられました。

トピ主さんと彼は27歳、交際して2年ほどですが、その間に2度の「別れ」を経験しています。1度目は彼が「将来を考えられなくなった」という理由。復縁後1年ほどは幸せな関係が続きましたが、今度は彼から「好きな人ができた」と告げられ、2度目の別れ。しかしまたその半年後、彼は「一番大切な人がわかった。今度こそ結婚してほしい」と、トピ主さんのところに戻ってきました。「彼の気持ちに嘘があるとは思えないけれど、どうしても別れた間に付き合っていた女性が気になってしまう」トピ主さんは、この彼と結婚して大丈夫なのか意見を求めています。

彼を信じきれない理由は?


投稿によると、彼が一時付き合っていたA子さんは、芸能人のように美しく、内面も素晴らしい女性だそうです。実現はしなかったものの、彼は付き合って数日のA子さんを両親に紹介しようとしたほど、夢中になっていたとか。別れた理由についても、「トピ主さんのことが一番だと気づいたから振った」と彼は言っているそうですが、彼の側が振られた可能性もあります。そして彼は、トピ主さんに復縁を申し出る2週間前までA子さんにメールを送っていた……。

こうしたことから、トピ主さんは彼への不信感をぬぐいきれず、「幸せに一点黒いシミがついたような気分」と語っています。「今は私が一番かもしれないけれど、数か月前までは違う女性が一番だったのかも」などと考えてしまうようです。

さらに、A子さんから「一度会ってほしい」
と連絡がきた際、彼は「元気がないから、しばらく会いたくない」と答えています。「(トピ主さんと)結婚する」ことは、はっきり伝えていません。トピ主さんは「けじめをつけてくれたのかな」と感じたようですが、 「“しばらく"会いたくない」としか答えておらず、言葉尻を捉えれば、まだ会う気があるようにも読み取れます。

「A子さんとの関係がまだ過去にはなっていない」という印象がぬぐいきれないなら、一度きちんと彼と話し合ってみることが大切です。「二度とA子さんとは会わないでほしい、連絡も取らないでほしい」「結婚することをちゃんとA子さんに言って、けじめをつけてほしい」などと、しっかり目を見て、真剣に伝えてみましょう。

「こうしたことを聞いて嫌われるのがこわい」という気持ちもあるでしょうが、「今のままでは、まだ不安でいっぱい」と、正直な気持ちを伝えてみることは、トピ主さんの今後のために絶対に必要なことだと思います。

今はまだA子さんに未練があっても、“トピ主さんとの未来"に彼は意志を固めているかもしれません。「A子さんを好きだったけれど、もう過去のことだ」とはっきり口にしてもらえれば、多少なりとも安心できるはず。「会わない」と表明してくれたら、とりあえず彼を信じ、前に進んでみてはいかがでしょうか。口先で嘘がつける性格かどうかは、長く付き合ってきてわかる部分もあるでしょう。

ただし、トピ主さんが真剣に迫っても、彼がまともに話し合おうとしなかったり、A子さんとの関係をうやむやにしようとしたり、そんなあいまいな態度の場合は、今回の結婚には私も疑問が残ります。「結局そこまでの愛情しかないのだな」と判断し、別れを決意したほうがご自身のためかもしれません。

「過去の裏切り」を心から許すのは難しい


自分のもとへ戻ってきたとはいえ、いったんトピ主さんという彼女がいながら、他の女性を好きになったことは、トピ主さんにとっては“裏切り"といえる行為。二股はかけていないし、不誠実な態度ではない、という捉え方もできますが、いずれにせよ、いちど自分を捨てて他の女性を選んだ相手を、心の底から許して受け入れるのは、なかなか大変なことです。

許そうと思っても、ふとした瞬間に怒りや悲しみがこみ上げたり、「信じたいのに100%信じられない」という葛藤で苦しんだり……その過程を乗り越えられず結果的に別れてしまう人もいます。心の底から許せるまで、何年、何十年とかかる人も珍しくありません。

「一度でも裏切った男性とは別れたほうがいい」という助言するのは簡単ですが、一方で、トピ主さんは“情けなくて泣けてくる"ほど、彼が大好きだとも書いています。どうしても彼が好きで、「彼と結婚してうまくいく」ほうに賭けたいと思うならば、過去よりも、「今」に集中することをおすすめします。いろいろあったにせよ、それでも「彼と再びやっていこう」と決意したのはトピ主さん自身。それをしっかり自覚し、「私は絶対に彼と幸せになれる!」など、ちょっと図太いくらいの心構えをしてみるのもよいと思います。

過去にこだわりすぎると、それを手放せなくなることも


結婚が決まり、幸せだと感じつつも、トピ主さんはなぜまだ悩んでしまうのでしょうか。
「また彼に裏切られるのでは?」「どうして私だけを見ていてくれなかったの?」などなど、不安や怒り、悲しみ、憎しみ――心の奥にそうした感情があるのが一因かと思います。それが真っ白な幸せのなかにある、一点の“シミ"の正体です。無自覚に放置していれば、心はネガティブな方に引っ張られ、“シミ"はもっと拡大し、素直な愛情を浸食していくかもしれません。

シミを消したければ、自分のなかにそうした負の感情があることにしっかり向き合うのが大切です。「私はまだ不安なんだ」「裏切られて悲しい」「まだ怒っている」……そんな気持ちを認めたうえで、それでも、不安や怒りを乗り越えていきたいんだと強く願いましょう。そして、今の彼に寄り添いながら、“過去の彼"を許すことに精一杯努めていけば、いつか時間の経過のなかで、ふっとこだわっていた心がほどける瞬間が、必ずやって来ると思います。

いつまでも過去にこだわっていると、そのこだわりが“生き甲斐"のようになり、手放せなくなってしまうこともあります。せっかく愛する人の側にいられる未来があるのに、それはとても不幸なことではないでしょうか。「元通りになるまでには、多少の時間はかかる」と考えて。今の彼が優しく、愛情を見せてくれるのであれば、それをたっぷり、素直に受け取ることです。「乗り越えよう」「幸せになろう」という2点に集中していきましょう。

勢いに流されず…「納得」できる選択を


もちろん、再度A子さんと連絡を取るなど、彼がまた裏切るような言動をしていると気づいたときは、決断どきです。「この彼はやはり信じられない」――本気でそう思うような出来事が起きたときは、どんなに好きでも、彼との関係を考え直すのをおすすめします。

どんな選択をするにせよ、その時点で、自分が一番納得できる決断をしていきましょう。彼の勢いに流されて決断をしたりはしないこと。現在、式場探しをしているとのことですが、「今の私たちはまだ関係が築き直せていない。心がしっかりつながっていない」と不安を感じるならば、結婚の時期を遅らせようと提案してみてもいいのです。

「今後はトピ主さんとやっていこう」と、彼の意志が揺るがず、かつ、トピ主さん自身も「彼が大好きで、許そうと決めた」と“納得"して進んでいけるならば、結婚してよい未来を築ける可能性も大いにあると思います。そうなることを心から願っています。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事多め。発言小町の相談コラム『恋活小町』担当。文芸・カルチャー・エンタメ方面を日々遊歩しております

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