恋愛弱者にならない生き方 ~前に進まないと、はじまらない~

社会的に不利な境遇にいる人、困難な状況にいる人を○○弱者と表現することがありますが、いつまでたっても恋人ができない人は“恋愛弱者”ということになるのでしょうか? 

仕事柄、恋愛弱者にも恋愛強者にもたくさんお会いしてきました。それで分かったことは、誤解を恐れずに言えば、弱者は努力をしておらず、強者は努力をしているということです。

強者はどんなささいなことでも努力している。男の人ってどんなメールを送られたらうれしいんですか?と聞いてくるのは恋愛強者。恋愛においてすでに勝っているのだからべつに聞かなくてもいいだろう、と思えるような女性が聞いてきます。恋愛弱者は、「昨日も朝までBL(ボーイズラブ)のゲームやってて……てへぺろ(・ω<)」という感じで、自虐的な話に終始している。つまり保身に走っている。

だから、恋愛弱者にならない生き方について尋ねられたら、「努力すること」としか答えようがないのです。

問題なのは、努力をしても恋愛弱者から抜け出す出口が見えないときだろうと思います。努力がいつも報われるとは限らないのが人生だから、どれだけ努力をしても報われないときがあると思います。スガシカオの歌の世界観のように、出口のない、もったりとした空気が全身を包み込むような、そしてそれをどうすることもできないような息苦しい時期が人生のなかにはあります。

そういうときは、仕方ないので、恋愛弱者として堂々と生きるしかないように思います。こそこそ生きようと堂々と生きようと、弱者には変わりないのだから、堂々としておけばいいのです。占いを盲信するわけではないですが、人は10年か12年を一つのサイクルとして生きているように思います。そのなかには、何もしなくても面白いように異性が集まってくる時期もあれば、何をやってもちっともモテない時期もある……要するに運気の波があるのです。みなさんにもあったと思います。本当は、運気のよくないときに、一緒にそこを乗り越えてくれるパートナーがいたらいいと思いますが、それもかなわないときだってありますよね。

コートの襟を立てて、手袋をはめて、北風をやり過ごすしかない、恋愛弱者として生きる時期。これは次の時代に恋愛強者になるための試練。そう思えば、なにがなんでも恋愛強者でいなければならない理由もないものです。逆説的ですが、恋愛弱者を経験しないと恋愛強者にはなれないのかもしれません。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作詞家・広告プランナー・コピーライターを経て、専業文筆家に。小学館 『Menjoy!』編集部よりMVP賞を4回受賞。現在、連載を9本を抱える

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