入社後、新人社員が辛いと感じること5つ

新年度スタート。職場の“新人さん”も増える季節です。しかし、多くの新人さんにとって、配属された職場は“バラ色”な場所でないのも常。悩みや不安が消えず、ストレス過多になって、ついには離職してしまう人も少なくありません。ここ数年、日本の若者の離職率は「七五三」現象と呼ばれ、就職して3年以内に中卒者の7割、高卒者の5割、大卒者の3割が離職するとも言われています。“新人さん”は具体的にどんなことが辛いのか。5つのポイントを挙げてみました。

(1)仕事がわからない、職場での役割がない
周りはバタバタと忙しそうにしているのに、仕事内容がわからない。何をすればいいのか、どうやればいいのか、というのが、まず初めに新人さんがぶつかる壁です。手取り足取り教えてくれるような会社ばかりではないですし、当然、何かしっかりした「役割」を任せてもらうこともない。入社後、「まだ飲み会の幹事しか任せてもらえていないから」なんて声もよく聞かれます。心中では「早くちゃんと仕事がしたい」「指示待ち人間にはなりたくない」と思いつつも、仕事がわからずに「待つしかない状況」が長く続くと、深刻な悩みにも繋がりやすいようです。

(2)上司に馴染めない
続いて、上司の問題。上司との距離感はいつになっても悩みの種ですが、なかでも“最初の上司”の影響力はかなり大きいもの。新人時代は会社イコール上司、という感覚さえあるほどです。しっかり面倒を見てもらえるか、いい関係を築けるかどうかは、運や相性、忙しさの加減にもよりますが、上司の顔色ばかりを伺ってストレスを貯めてしまったら、他の先輩や同期などに積極的に話を聞くこと。「あくまで、この上司のやり方なのだ」と少し冷静に距離を置いて考えるのも一案です。また、上司に雑用ばかりを振られて辛いと感じるときは、積極的に「自分はこれができる!」というものを確立していき、自分の力を発揮できる「役割」に手を伸ばしていくことも大切です。

(3)職場の雰囲気がわからない
続いては、その職場独特の雰囲気、空気がわからない辛さ。どんな組織にも、そこでしか通じない常識やルールや暗黙の了解があるものです。それを知らないために、“KY”な発言をしてしまったり、誰かや過去の案件の地雷を踏んでしまったり……ということも。このあたりは肌感覚で覚えていくしかないものですが、「職場の雰囲気を把握するまでは、しばらく様子見をしよう」と決めるのも得策。周囲を観察する客観性や冷静さを意識して持っておくと、失態を起こしにくく、馴染むまでの時間も早くできるかもしれません。

(4)生活環境の変化
就職のタイミングでは、多くの新人さんに遠方への引越、ひとり暮らしや寮生活の開始、恋人や家族との別離など、生活や環境の変化が伴います。しばらくは新しい刺激とやる気でテンションを維持できても、しばらくすると必ずガクっと疲れる時期がやってきます。五月病の最大の原因でもありますが、「変化」に疲れてきたかなと思ったら、あせらず休息とリフレッシュを。既存社員の立場からだと、新人さんがどうも疲れてきているなと感じたら、休息を促したり、息抜きの場を提供してあげるのも良案です。

(5)漠然とした迷いと不安がある
新人時代は、志やキャリアの進路もまだまだ曖昧。「この就職は果たして正解だったのか」「他にやりたいことがあった気がする」といった迷いにも陥りやすく、自信のなさを募らせやすい時期でもあります。やりがいや自分の能力を感じられるほどの仕事もまだ与えられていないし、「○○はもう客先に出ているらしいよ」「○○ちゃんは人事コースだって、有能だね」など、周りとの比較で焦ってしまう人もいます。「できることが増えれば、きっと自信も方向性も生まれてくる」と信じ、まずはスキルを増やすなど、小さな目標から始めるのがおすすめです。

周りをよく見て、どんどん聞いて、慣れていこう


いかがでしょうか。できるだけ過去の資料などを調べたり、「周りはどうやっているか?」と見渡してみたり、それでもわからないことは、どんどん積極的に「周りに尋ねる」ことが、新人時代の辛さを吹き飛ばす早道です。誰でも最初は新人だった。迎える側もそのことを思い出しながら、広い心で接していきたいものですね。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事多め。発言小町の相談コラム『恋活小町』担当。文芸・カルチャー・エンタメ方面を日々遊歩しております

関連記事

今、あなたにオススメ
絶対見るべきメイク・美容記事5選♡