マツコ・デラックスから「新社会人」への唯一のアドバイスとは?

新社会人も少しずつ会社になじんでくる時期。先輩社員たちの間でも「うちは、こんな子が入ってきてね……」なんて話がちらほら出てきているかもしれません。実際、世の中ではどんな新人が求められているのか。あるトーク番組にてマツコ・デラックスさんがこんなアドバイスを語っていました。

「あいさつをしろ」じゃ、小学生と同じ!?


マツコ・デラックスさんがコメントしたのは、「先輩社員として、最も大事な基本を1つアドバイスするとしたら?」を聞いた調査結果に対して。多い順から、「あいさつ、返事をする(44.4%)」、「時間・期限を守る(20.6%)」、「適切な言葉遣い(9.7%)」、「公私をわきまえる(6.2%)」、「相手の話を聞く(5.4%)」、「身だしなみを整える(3.7%)」、「明るく元気に過ごす(3.3%)」、「自分から発信する(1.1%)」、「その他(5.5%)」という結果になっていました(2014、「ドゥ・ハウス」調べ)。

確かにあいさつや時間を守ること、言葉遣いなどは、社会人に必要な、基本中の基本ではあります。ただこれらの回答に対し、マツコさんは共演者の株式評論家・若林史江氏とともに、「小学生へのアドバイスと同じ内容だよね」「内容が薄っぺらすぎる!」と厳しく批判。「会社や職種ごとに違ったアドバイスがあるはず」「もっと他に言うことはなかったのか」と述べつつも、唯一まともな回答だと評価したのが、たった1.1%だった、「自分から発信すること」でした。

「自分から発信すること」がなぜ大切?


マツコさんは、「仕事は、今までの学生時代にやっていたこととは全然違うと思っていたほうがいい。自分から何かを見つけて動かないと、永遠に評価はされない」とコメント。確かに、社会人になると、学生時代のように、わかりやすく誰かが「課題」を与えてくれることはなくなります。自分からやることを見つけに行く姿勢がないと、ぶら下がり社員になってしまうかも!? わからないことだらけでも、“待ち”の姿勢ではなく、できるだけ積極的に発信、発言、提案をしてみることを心に留めておくとよいかもしれません。

仕事を楽しむ「努力」をすべし


共演者の若林氏も、新社会人に向け、「流れ作業や退屈な作業に見える仕事のなかでも、自分なりに楽しさや目標を見つけていける人じゃないと成功しない」とアドバイス。もともと好きで楽しい仕事に就ける人なんてほぼいない、それを求めるより、今やっている仕事のなかで楽しむ努力をしろ……ということでした。

中国の古典『論語』にもこんな言葉があります。「これを知る者はこれを好むにしかず。これを好む者はこれを楽しむ者にしかず」。何かをただ“知っている人”というのは、それを“好きな人”の境地におよばない。だがそれ以上に、“楽しんでいる人”の境地の深さにはかなわない……という意味になります。どんなに仕事の知識だけを身につけても、その仕事を楽しむ境地にいる人には絶対にかなわない、ということですね。

目の前の仕事を楽しむ工夫として不可欠なのは、小さな目標と手応え。退屈な仕事に思えても、自分なりのこだわりで極めてやろうとか、短時間でやってやろうとか、小さな「目標」を設定して、その「手応え」を楽しむ。何かが少しでも上達している、昨日よりできるようになっている、という手応えは、必ず人の気持ちを楽しくさせてくれます。

これは、「今の仕事に飽きたな」と感じ始めている中堅やベテランの人にも有効なアドバイスかも。同じ仕事を繰り返していると“飽き”がきて、やる気もなくし、楽しめなくなってしまいがちですよね。そんな心境になったら、一度立ち止まって、なんとか楽しくなるやり方を考えてみる。例えば、前よりも○○を完璧に仕上げてやろう、次の営業先では○○を工夫してみよう、といった小さな目標を立てる。そしてそれが達成でき、さらに人から評価されると、その仕事での「楽しさ」を再び感じられるかも!

「自分から発信する」、そして、「目の前の仕事を楽しむ努力をする」。新社会人のみならず、心に留めて時々思い出したいアドバイス、よければぜひ参考になさってくださいね。
(外山ゆひら)
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この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事多め。発言小町の相談コラム『恋活小町』担当。文芸・カルチャー・エンタメ方面を日々遊歩しております

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