復縁する前に、考えておくべき3つのこと

恋人と別れてから、時間がたつにつれ、すてきな思い出ばかりが頭の中でグルグル回っているはず。人はよい記憶を優先的に覚えておこうとする生き物。そのため次第に「なぜ別れたんだろう?」「何があってこんなことになったんだっけ?」と、別れた原因がぼやけてしまうのです。そのうち、夢のように過ごした日々しか頭に浮かばなくなり、やがて復縁を望むようになる、という経緯。でも、悪い想い出はなかったことになっているだけで、実際はあったはず。そこを忘れてはいけません。

(1)同じ数だけ思い出す
彼から優しく抱き締められたときの、なんともいえない充足感を思い出したのなら、今度は彼からひどくののしられて、心が寒々とした場面も思い出して。ひとつよい想い出が頭をよぎったのなら、必ず悪い思い出もひとつ、思い出すのです。すると、さっきまで夢見心地だった気分が、冷水を浴びせられたかのように目が覚めます。復縁したいと思ってもすぐに、「やっぱりやめた」ときびすを返すように心変わり。これを繰り返しても、まだ復縁したいと思うのなら行動に移しましょう。

(2)一番傷ついた言葉はなんですか?
ふたりの間には、何度も衝突やケンカがあったでしょう。その中でもっとも忘れられない場面を、思い出してください。ひどく傷つけられた場面。それが復縁すれば、また必ず起こると思って。それでも耐えられますか?「この言葉だけは言わないで」と約束して復縁したとしても、感情的になっていればその約束は簡単に破られます。約束したのに破られ、さらにまた同じ言葉で傷つけられ、あなたは裏切られた気分。心の痛みも倍増するはず。同じことの繰り返しをどこまで乗り切れるのか、ここがポイントです。そして、あなただけでなく彼にも努力してもらわなければなりません。それをきちんと依頼できますか?「嫌われたくないから、復縁さえしてくれればあとは何でも我慢する」、これではあなたが持ちません。

(3)ささいな場面での思いやり
例えばあなたが体調を崩したとき、彼は心配してくれたでしょうか? どんな風に面倒を見てくれたか思い出して。言葉だけは優しいけれど、一度も顔を見にきてくれなかった……なんてことはありませんでしたか? 寝込んでいるあなたに、「今カラオケ中!」と配慮のないメール。食べたくても食べられないあなたに、おいしそうなランチの写真。これらを送りつけてくるようでは、あなたを大切にする気はありません。重たい荷物を持っていても手を貸してくれない、平気で別の女性と遊びに行くなども同じ。あなたから復縁を求めれば、彼は優越感を持つはず。思いやる気持ちより、ますますぞんざいに扱うはずですよ。ささいなことでも、過去に彼の真意は隠れています。思い当たるフシがあれば、復縁は保留に。

どちらから別れを切り出したのか、復縁を求めるのかによっても、変わってくるかもしれません。でもこれだけは忘れないで。以前衝突した部分で、また衝突する可能性は高いということ。すてきな思い出に浸って、復縁すれば幸せな日々が待っていると思い込むのは幻想に過ぎません。どうかそこを肝に銘じてほしいと思います。
(鈴木ナナ)

この記事を書いたライター

鈴木ナナ
お酒と食べ歩き、人間観察が趣味のフリーライター。心理カウンセラーの資格を有し、夜な夜な面白い人を探しに街へ繰り出すのが趣味

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