「いざ、鎌倉!」鎌倉デートの王道を行く! 紫陽花観光スポット

小泉今日子さんと中井貴一さん主演の人気ドラマ「最後から二番目の恋」。2012年1月~3月連続ドラマとして放送され大ヒットとなったわけだが、続編を期待するファンの声が多く、今年4月17日から『続・最後から二番目の恋』として連続ドラマとしてかえってきたのは皆さんもご存じかと思う。

このドラマはスマートな男女が繰り広げる恋愛ドラマでも、カッコいい大人同士が恋するトレンディドラマなどでもない。美男美女が出会い、すれ違いや勘違い、誤解、邪魔などが入ってさまざまなアクシデントが起こるが、最後には結局ひっつく……といったようなお決まりのストーリーなどではない。
人生や仕事、男女間においてつまずくであろう戸惑いや迷いなどが見事に描かれており、年を重ねていく女性たちのあがく姿を赤裸々に表した、“人間臭すぎる”本音トーク的なドラマなのである。

このドラマのキャッチフレーズ「寂しくない大人なんていない」「大人って淋しすぎると笑っちゃう」にもあったように、主役の二人のリズム感のある会話や言葉のキャッチボールに大笑いしながらも、切ない気持ちになる......。淋しいけど笑っちゃう、悲しいけど笑うしかない、そんなシーンの数々に視聴者は魅了されているのである。

さて、このドラマの舞台となっているのが鎌倉。このドラマが鎌倉人気にも一役買っている。いや、鎌倉が風情ある魅力的な場所だからこそ、この土地を大人たちの人間模様を描くドラマの舞台にしたのかもしれない。

鎌倉は奈良、京都に並ぶ政治の中心地として、源頼朝が日本初の武家政権「鎌倉幕府」を開いた歴史的な場所であり、名所旧跡と見どころも多い。三方を山に囲まれ、一方は相模湾と海に面した地形から、この街は自然豊かな観光地としても人気を呼んでいる。そしてなんといっても鎌倉といえば“紫陽花”である。鎌倉には境内に見事な紫陽花を咲かせる神社仏閣が数多くあり、毎年6月の紫陽花のシーズンとなると、お寺の拝観というよりは紫陽花の鑑賞を目的とした観光客がわんさか押し寄せる。

“紫陽花寺”として有名処というと

1・北鎌倉エリアの明月院と東慶寺

2・長谷エリアの成就院と長谷寺

――の2スポットである。「鎌倉いったらどこへ行く?」「紫陽花みるにはどこにいけばいい?」となったときの、定番中の定番。古都鎌倉の紫陽花観光ルートといってもいいだろう。

まず北鎌倉エリアの“明月院”では、手まりのようなまるまるとした紫陽花が、境内にところ狭しと見事に植えられている。この紫陽花の色こそ「明月院ブルー」。清涼で透明感があるのに深い青色。見ていてすがすがしく心洗われるようなブルーで、美しさと凛とした気高さをもっている。この明月院ブルーが見頃の時期は、当然境内の石段は長蛇の列ができる。

“東慶寺”は鎌倉時代から男性に苦悩してきた女性たちを救ってきたお寺で、ここで修業すれば離縁が許されたことから、“駆け込み寺”や“縁切り寺”と言われてきた。今では縁切り寺というよりも、紫陽花が美しい寺として有名なお寺である。見事なのは山門前の石段から見上げる両側の彩り鮮やかな紫陽花である。また境内には、ガクアジサイなども点在し、派手さや力強さというより奥ゆかしく気品のある紫陽花の様子も見られるであろう。ただしシーズン中は山門前では石段を上る人、下りようとする人、山門と紫陽花の情緒ある風景をカメラに撮ろうとする人たちでごった返しており大変なにぎわい。

そして長谷、極楽寺坂エリアの“成就院”。長く続く参道は「これでもか!」というくらいの紫陽花で埋もれており、その向こうには相模湾が広がるという絶景が望める。ここにきたら誰もが感嘆の声を発することとなる。
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この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニスト 大手ポータルサイトにて数々のコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題は得意。文章セミナー、婚活セミナー講師も務める

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