女子同士の『マウンティング』に巻き込まれないための、2つの心がけ

沢尻エリカさん主演で女性同士の“マウンティング”を取り上げた話題のドラマ、『ファースト・クラス』もついに最終回。できるならば、マウンティングしあうような人間関係には関わりたくないと思う方は多いでしょうが、学校、職場、ご近所付き合いやママ友など、そう簡単に付き合いをやめられない場もあり、実際に“マウンティング発言”をされて腹を立てている女性も少なくないようです。そこで今回は、そうした発言をされたときにうまく逃げるコツ、無用に傷つかないための心がけをご紹介します。

相手の言葉の深読みをしない


女子間での“マウンティング”発言は、直接的ではなく、遠回しな攻撃です。3つの例文で説明していきますね。

(A) 「いいな、そういうワンピース似合って。私は胸が大きいから似合わなくて」

(B) 「合コンで高嶺の花って言われちゃう。○○ちゃんは親しみやすい顔だからいいよね」

(C) 「独身は気楽でうらやましいわ、私は旦那が嫉妬するからなかなか飲みにも行けないの」

一見、言葉だけを見るとさほど問題がないように見えるのがマウンティング発言の特徴。しかし、よくかみ砕いていくと、(A)「あなた胸が小さいわね」(B)「私のほうが美人」(C)「私は愛されていて幸せよ」といった真意が隠れていることに気付きます。ということで、心がけのまず1つ目は、とにかく言葉の深読みやかみ砕きをしないこと。言葉を言葉のまま、ただ受け取るようにするのですね。

言葉を受け取った後はどうするか。Aで言えば、例えば「胸が大きいほうがうらやましいよー」なんて褒め返すことで相手を満足させる方法もありますが、そうしたベタベタしたやりとりが苦手な方もいるでしょう。また、対抗して、「そうね、私ウエストも細すぎて、サイズ探すのが大変なこともあるよ~」なんてマウンティング発言ができる方は、それはそれで戦ってもいいと思います(笑)。

ですが、どちらも苦手、どちらもしたくないという人は、ひたすら曖昧に「そうかな~」「そうなんだねぇ」などと否定も肯定もせず、笑って流してみましょう。「悪意に反応したら、自分が不快になるだけ」と心得て。そしてすぐに、「そうだ、ファッションの話で言えば、今年すごく白がはやってるね。何か買った?」などと、自然に話題をシフトしていくとよいと思います。

事実ならばあっさり認めて、白旗をあげる


続いて、心がけの2つ目は、「自分を客観的に判断し、言われたことが事実ならば認めてしまう」ことです。挑発するような発言をされても、「そうね、それは事実だしね」とあっさり受け入れて早々に白旗を上げてしまえば、それ以上に攻めてくる人はそうはいないと思います。かといって、自分を卑下する必要もありません。単にそういう事実があるだけで、背伸びをしない、ということですね。

客観的に見て、(A)彼女よりも胸が小さい、(B)美人じゃない、(C)独身で気楽で嫉妬してくれる彼氏もいない、というのが事実としたら、「ええそうね、そのとおり、そうです、そうです」と心の中で認めてしまう。そうすると、あっさり「そうね、○ちゃん胸大きいもんねー」「そうだねぇ、私、美人じゃないからね」「そうなんだ、大変だねー」と、特に感情を揺さぶられることなく、切り返しができてしまうはず。話題が膨らまないので、次の話題にも移っていきやすいと思います。

<マウンティングに巻き込まれないための心がけ>

(1) 相手の言葉の深読み、咀嚼(そしゃく、かみ砕き)をしない

(2) 自分をよく知って、言われたことが事実ならば認めてしまう

後から不快な気持ちになったら


ただ、その場はうまく乗り切れても、後でひとりになって、言われた言葉がぐっと胸に刺さってきて、むかついたり、凹んだりしてしまうこともありますよね。そういうときは、「私やっぱり、そのことを気にしているんだな」「思った以上に傷ついたなー」などと、傷ついた“事実”だけに意識をフォーカスしてみてください。その上で、「くそー。でもちょっとうらやましいな!(笑)」と素直にうらやましがってみたり、「明日からもっと頑張ってやる!」と向上心に変えてみたり。それでも駄目なら、本当に親しい人に面白おかしく話して笑い飛ばせると、不快な気持ちを引きずりにくくなるかと思います。

まとめると、もし周囲に“マウンティング”発言をしてくる人がいたら、すぐ白旗をあげるか、乗っかられたことに気付かないふりをすること。嫌な思いをしたときは、「痛かったね、よしよし」「もっと反射神経を磨かねば……」などとうまく自分を慰め、笑い飛ばして、不快な気分を引きずらないことです。自分の“気分”は自分のもの。他人の悪意にコントロールされないよう、しっかり守ってあげてくださいね。
(外山ゆひら)
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この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事多め。発言小町の相談コラム『恋活小町』担当。文芸・カルチャー・エンタメ方面を日々遊歩しております

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