ただかわいいだけじゃ恋できない時代!? 「3年美人」を目指せ!

芸能人並みにかわいくなれるメイク法からプチ整形まで、女性を「美人」にしてくれるツールはたくさんある世の中。ファッションへの注力も含め、日本女性はかなり見た目に気を遣っている人が多く、外国から来た人たちから、「街を歩く女の子が本当にみんなかわいい!」と驚かれることもあるようです。でも、誰もがそうしてかわいく、美人になっていったら、恋愛では「見た目」が大したアドバンテージにならなくなっていく可能性もありますよね。かわいい子の多い時代ならば、ちょっと“ひと味違う美人”を目指してみるのもいいかも!? 今回はそんなお話です。

美人には、「3秒美人」から「30年美人」までいる!?


顔の研究に取り組み、日本顔学会を設立したコミュニケーション工学者の原島博氏は、ある対談にて、「美人」とひとくちに言っても以下のようにいろいろいるものだ、とユニークな持論を展開しています(参考:『玄人ですもの』室井滋著/中央公論新社)。

・街で知らない人を一瞬見て、「お、きれいだな」と思う美しさは、「3秒美人」

・CAや受付嬢など職業的な関わりで、一定の距離を隔てて見る美しさは、「3分美人」

・しばらく話をして、作り笑顔ではない、その人の素の表情を見て魅力を感じると、「30分美人」

・さらにもっと話して、その人の人生観や価値観がわかり、そこも含めて魅力を感じられると、「3日美人」

・「恋愛を持たせるのが難しい」と言われる3年以上を一緒に過ごせれば、「3年美人」

・「今までいろいろあったけど、やっぱり君(あなた)が一番!」と言われる域にまで達すれば、立派な「30年美人」

「心の距離」が近づくと、感じる魅力も変わってくる


原島氏によれば、コミュニケーションの深さによって、相手に感じる魅力は変わってくる、とのこと。つまり、顔だけ見て一瞬「きれいだな」と思っても、話をして心に響かなければ、最初に思っていたほど美人には見えなくなってくることもある、ということですね。逆に、心の通じ合う楽しいコミュニケーションができると、相手が第一印象よりも美人に見えてくることもある。このように、他人を「美人だな」と思う感覚は、絶対的・客観的な基準ではなく、感覚や感情にも左右されるものなのだそうです。

そう考えると、どんなに見た目を磨いても「3秒美人」と思われるだけで終わってしまえば、それ以上、関係も深まらないと言えそう。

それよりもたくさん話をして、「中身を知ったら、もっとかわいく(美人に)見えてきた!」なんて思われるほうが、恋愛では大切。幸せに長続きする恋愛を目指すのであれば、好きな相手にとっての「3年美人」や「30年美人」になれたら理想的ですよね。一瞬、目を奪われる美人は世の中にいくらでもいるけれど、ずっと長く一緒にいても「きれいだな、かわいいな」と思えるのは君だけだよ……なんて具合に言われたいものですね(笑)。

「顔の一部だけ」を見せると美人に見える!?


ちなみに、「3秒美人でもいいから、まずは男性に気に留めてもらいたい!」という人には、こんな手っ取り早い裏技も。人間は(特に男性は)想像力がたくましいため、相手の顔の全部が見えていない状態だと、「この人、もしや美人なんじゃないか……」と、良いほうに想像してしまう傾向があるそうです。「メガネ萌え」「マスク美人」などは、その典型例。マフラーやヘアスタイルで顔の一部がふんわり隠れているのが好き、なんて男性意見もよく聞きますよね。

ということで、メガネやマスク、マフラー、扇子などの“小物”で顔の一部を隠してみると、「あれ、なんか美人っぽい子がいる……」と思われる確率が上がるかも(笑)!?  あくまで小ネタ程度におすすめしますが、SNSのプロフィール写真などで試してみても面白いかもしれません。

■おわりに
パッと見た目も恋のきっかけには大事ですが、長く愛される「3年美人」「30年美人」を目指すならば、魅力的な人間性、知性、コミュニケーション力などもあわせて磨くことが肝心。話せば話すほど、そして何年も何十年も「きれいだな」と思ってくれる人がいる、そんな本物の“美人”を目指したいものですね。
(外山ゆひら)
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この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事多め。発言小町の相談コラム『恋活小町』担当。文芸・カルチャー・エンタメ方面を日々遊歩しております

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