「感じの良い人」になるために ~カフェ店員が教えてくれた3つのヒント~

物腰柔らかで誰からも好かれる、いわゆる「感じの良い人」になりたいと思ったことはありませんか?
「話していて気持ちが良いな」と感じる人物は、あなたの身の回りにもきっといると思います。そんな人物に憧れつつも、どうやったらなれるのか具体的な方法がわからない人も多いのではないでしょうか。

先日、カフェで働く知人からこんな話を耳にしました。「私たち店員の間では、よく『こんなお客さんにはサービスしたくなる!』という話をしてますよ」

カフェの店員は、日々何百人ものお客と接しています。なるべくどの客にも平等に接するよう心掛けるべき……とはいえ、好感を抱いた相手にサービスしたくなるのもまた人情です。「この人には気持ちよく過ごしてほしいな、また来店してほしいな」と思われるのはどんな客なのでしょうか。

話を詳しく聞いてみると、サービスしたくなる客、すなわち「感じの良い客」には大きく3つの特徴があることがわかりました。

まず1つ目は、片手間でなく話してくれること。レジで注文する際に、携帯をいじりながら、あるいは音楽を聞きながら……という人も多いですが、きちんと相手の目を見て話してくれる方が「感じが良い」と受け取られるようです。

2つ目は、店員側の質問を聞いてくれること。1つ目の特徴に通じるところもありますが、一方的に注文をして「さっさとお会計して!」という態度では、好感を抱かせることはできません。自分の言いたいことを言って終わりではなく、相手の話もきちんと聞き、ないがしろにしない姿勢が大切です。

3つ目に、笑顔でお礼の言葉を言ってくれること。「感じの良い人」という印象を与える上で、笑顔は有効な手段の一つになります。また「客はお金という対価を払った上でサービスを受けているのだから、わざわざお礼なんて言う必要はない」と考える人もいるかもしれませんが、店員側ももちろん人間。「ありがとう」の一言だけで、「良いお客様だなぁ」と感じることも多いそうです。

さて、この3つの特徴を読んでどう感じましたか。「なんだそんなことか。当たり前のことばかりじゃないか」そう考えた人もいるでしょう。しかし、この当たり前のことを“誰にでも”できる人は意外に少ないのです。親しい友人や気を遣うべき上司だけではなく、常連でもないカフェの店員に対しても実践できる人がどれほどいるでしょうか。

友人・上司と接する時と、カフェの店員に接する時。どちらも日常のコミュニケーションの一環であるにも関わらず、後者の場合では気を抜いて、素の自分が出てしまっていることも多いはずです。しかし店員は、そのような取り繕っていない姿に日々触れているからこそ、シビアな目線で相手を見ているのかもしれません。

またカフェの店員相手に限らず、「この人には愛想良くしておこう、こいつは別にどうでもいいや」と、悪い意味で気を遣わない相手はいませんか? ないがしろにされて、良い気分になる人などいません。日々の自分の態度を客観的に省みることが、「感じの良い人」になるための第一歩ではないでしょうか。
(五百田達成)

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