「結婚して良かった」「こんな旦那でも居てくれてよかったな」と思えることとは?

一緒に生活をともにしていれば、夫にイライラすることや不満はつきもの。それでも時には
「やっぱり居てよかったな~」とか
「結婚しててよかったな~」などと、ふと思えるのは既婚者の特権。

意見の食い違いやけんかがあろうとも、普段はぐうたらで気の利いたことやサプライズをしてくれなくとも
「あんな旦那(パートナー)でもいると便利だわ」
「やっぱり男手は必要だわ」
――と思う瞬間があるはず。

そんな「結婚してよかった」「夫がいて良かった」と思える瞬間やエピソードを女性たちにリサーチしてみた。

●愚痴を聞いてくれる
・「夫がいてよかったと思えるのは、たとえ悲しいことがあっても、夫の丸くてデカい腹を触っていると不思議と落ち着く時です(笑)。うちの夫のいいところは、私が愚痴を言っても批判せず、“私の味方”になってくれることです!」

・「結婚して良かったと思えるのは『ねー、どーしたらいい?』っていつでも聞ける相手が居るということ! つらいことがあっても寄り添ってくれるってことかな?」

・「ママ友とのイザコザも仕事の愚痴も全部聞いてくれます。時々、冷静にアドバイスしてくれて、その通りにすると解決することもあるので、男性目線の意見もだいじですね」

――ダントツの回答はコレ。
旦那がいて良かったと思うことは「凹んだ時に慰めてくれる人がいる」「愚痴を言える相手がいる」ということ。
また女同士では得られない提案をしてくれたり、偏りのない意見がもらえるということも利点。

●やはりイザというとき頼れる
・「娘が小学校で同級生の男子からいじめにあっていたんですが、夫が娘の話をよく聞いて、娘がされたことを記した手紙を冷静に書き学校側に抗議してくれました。その男子は先生にみっちり絞られたそうです。それっきり意地悪はしてきません。こういう対外的な戦いのシーンで、率先して話し合いをしてくれるので非常に助かります。私だけだったら娘を慰めるだけでオロオロしていたかも……」

――確かに。子供のけんかやいじめに対してただ感情的にならずに、毅然とした態度で処理してくれるのは男性ならではかも。

●笑わせてくれる
・「『あー困った』『まいったな……』と私が行き詰った時に、『お前、なんかヤバそうだね~』なんて客観視してくれると、ただなんとなく励まされたり、知ったような意見を言われたりするよりも笑って受け入れることができます。そしてさいごに『お前はよくきちんと向き合って頑張ってるよ……俺にはできない』と言われるとなんだかとても安心できます」

――よくアメリカ映画のシーンなどで、落ち込んだ妻をジョークで笑わす夫が描かれているが、下手な慰めやうわべだけの言葉より、“笑わせてくれる”というのは女性にとっては最高の優しさであり愛情表現。
また奥さんを個と認めていて見守ってくれるスタンスもたまらない。
自分を認めてくれる人がいる……と思うと自然とエネルギーが湧いてくるものだ。

●ムリしなくていい
・「ありがたいのは仕事がつらくて辞めたいなって思っている時に、『そんなしんどかったら辞めてもいいんだよ』って言ってもらえること。私がこうやって仕事を頑張れるのも、逆にペースダウンできるのも、なんだかんだで旦那のおかげかなと思います」

――「ムリしないでいいよ」「俺がいるんだから」
この上ない安心感。これぞ結婚の醍醐味(だいごみ)でしょう。

●ほのぼの系
・「一緒に出掛けて帰るときに当然だけどバイバイしないで一緒の家に帰るとき」
・「長期休みの予定を一緒にたてるとき」
・「不審者が現れてもガードしてくれるとか、幽霊のテレビを観てても怖くないとか」

――「ゴキブリが出たとき!」「送迎をしてくれる」「パソコン配線とか家電の故障とかに必要な人」「重いものを持ってくれる」……などの合理的な意見も多々あり。

●ひとりでいる時も、ほんとうにひとりではないと思える
・「独身の時はひとりでごはんなど食べているときにしみじみ『ああ~、私ってひとりなんだわ、なんて寂しい女』……と思いブルーになることがしょっちゅうだった私。今は結婚したけど、旦那は起業し仕事が忙しく、帰りはいつも午前様。なので、時間が合わず夕飯を一緒に食べることは出来ないため、シチュエーションは独身時代と同じ。でも結婚後はたとえひとりごはんしてても“ひとりものごっこ”をしているかのようで、かえってひとりの良さを楽しめるようになった。『いまはひとりだけど本当はひとりじゃないもーん、これは仮の状態だもーん。寂しくないも~ん』みたいな感じで。それには結婚に感謝」

――「ひとりじゃないんだ」という思いは人を強くする。

●世間的には決して言えない本音が言える
・「私と夫は、食べ物や本の好みは天と地ほどに異なるが『こういう人、やだな~』とか、『この手のノリ超~苦手~』とかいったような、“嫌いなモノに対する感覚”が似ている。そんな夫にだけ、公言すればひんしゅくを買うのが分かっているからぜったいに世間様には言えない本音を言うことができる。たとえば、芸能人のありえないこととか近所のおばさんの非常識さとか、生理的にキモイ人への疑問も、夫とはフツーに話すことができるその瞬間に彼の存在を非常にありがたいと思う。だって外では言いたくてもぜったい言えない本音なんですもの! 旦那は私にとっての王様の耳はロバの耳系……?」

――本音が言える相手、一緒に悪口が言える相手というのはやはり大事な存在。
悪口や文句を並べたら他人様には嫌われるかもしれないし、口が裂けてもいえないことでも、旦那にならいくら言っても嫌われないという安堵感と自信。
人には言えないような悪口や非難……なんでもため込まず言えることで、スッキリ、ストレスも解消。きっと長生きできるでしょう。

●台風や地震、怖い事件が起こったとき
・「なにか災害が起こったときはあんな夫でもいて良かった、と思います。家族が増えればそれだけ心配のタネも増えるけれど、東日本大震災が起きたとき、もしひとりだったらニュースを見ることすら耐えられなかったと思う。それに実際、災害が起きてどこかに避難しなきゃならなくなった時、私ひとりでは冷静に避難できる自信がない。そういうときは、普段でくのぼうでもそばにいてくれればと思います」

――天変地異が起こったときに誰かがいてくれることほどありがたいことはない。
事実、震災の後結婚相談所に多くの女性が駆け込んだという。
(※この件については以前書いた記事を参考にしてほしい
『本当の幸せを掴むには? ~震災後の結婚が増えているワケ~』

災害や恐ろしい事件の数々は女性のシングルライフを心細くさせた。一人でいることの恐れと不安。
「やはり一人暮らしは怖い」震災によって女性の結婚観は変化する。先延ばしにしていた結婚を改めて考えさせられるのだ。
なにかあったときに精神的に支えあえる人、助けあえる相手が欲しい。これはお金でも仕事でも女子会でも解決できないことである。

●最後に……
結婚生活にはさまざまなもめ事や面倒なことももれなくついてくる。独身でいれば厄介な問題も煩わしいこともなく、相手と言い争うことも失望させられることもないだろう。しかし、一人でいる気楽さより二人でいる煩わしさを選べば「絶対的な安心感」と「イザというときの支え」がもれなくついてくるのだ。
次回は男性の本音、「結婚して良かったこと」を紹介したいと思う。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニスト 大手ポータルサイトにて数々のコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題は得意。文章セミナー、婚活セミナー講師も務める

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