結婚は人生の墓場は嘘?「コイツがいてよかった」「結婚して良かった」と思えること~男性編~

日頃いくら憎まれ口をたたき、イラつくことがあったとしても
「この人が居てくれてよかった」
「やはり結婚して良かった」と思うことがあるはず……。
(※前回は女性達にリサーチしたが、今回は男性編である。前回の記事は
こちら

「コイツと一緒になって良かった」とか「あんな鬼嫁でもやっぱり俺には必要だわ」などと思う瞬間があるはず……。
そんな「妻がいて良かった」「結婚してよかった」などと思えることを聞いてみた。

●「早く結婚しろ」と周りから責められなくなったこと
・「結婚して良かったのは、なんといっても周りから、とやかく言われなくなったこと(笑)。
よく既婚の人が未婚の友人などをつかまえて居酒屋なんかで偉そうに説教したりするじゃないですか。私の周りにも独身男性がいて、既婚の友人たちや上司から『早く結婚しろ』『グズグズしていないで、とっとと結婚したほうがいいぞ』なんて言われていますが、自分も結婚が遅かったので言われる方の気持ちはよくわかります。自分は結婚したことで“もう上司から居酒屋で責められなくて済む”ということがホッとしましたねぇ」

――「結婚しろ」と急かされることほど独身者にとってしんどいことはない。
男性は、世間体や会社でのポジションから、結婚すること、つまり社会的な責任を負うことが一人前とされる。そういう意味では男性からしたら結婚はまさに“ゴール”ともいえるかもしれない。家庭を持つことで、これでやっと一人前に……と、肩の荷がおりるのだろう。

●家を買えたこと
・「結婚でもしなけりゃさすがに家は買わなかったろうと思いますね。ローンはかなりの負担ですが、結婚した主としての責任というか、そういうことを考えざるを得ないという男としての成長はあったのだろうと思います」

――結婚したことで、これまでできなかったことや思いきったことができる。一人だったらできないことであっても「守るものができた!」ということが原動力となりこの先の目的や目標が生まれる。
結婚は成長の場でもあるのだ。

●家に帰ればいつでもそこにいてくれる
・「遠距離恋愛の末に結婚しました。それまでは長い時間をかけて会いに行かないと会えなかったので、『家に帰れば会える』『いつでも会える』というのはホントにうれしかったですね」

・「仕事から帰ると、自分が朝家を出て行ったときと違って“きちんと整理されている部屋”になっているので、それを見ると結婚したという実感があります! 奥さんがたまに親の介護のために実家に帰っている時は、自分一人なので、朝会社に出て行った時と同じ状態の部屋に戻るわけですが、何か“活きた部屋”じゃないんですよね。やはり奥さんが家に居てくれて、出迎えてくれるというのは素直にありがたいことです」

――「おかえり~」家に帰ると出迎えてくれる人がいる。男性の回答で一番多かったのがこの回答である。
家族の笑顔を見るとホッとし、一人じゃないという実感が持てるのだ。
まさにそこが自分の安心できる居場所なのだろう。

●一緒に共感したり感動したりできる
・「妻とは週末に一緒に映画に行ったりDVDを見たりしますが、一人より二人で見ることで、感想や意見を話し合えるのがうれしいですね。『次は何を借りようか』なんて話をするもの楽しいものですし。一人の時間も必要ですが、二人の時間というのは何よりだいじなものだと思います」

――一人でいるときには得られないもの、それは自分とは違う価値観や世界観である。
会話をしたり一緒に何かを体験することで感性は磨かれ視野も広がる。一人分より二人分の世界観が得られるのは、貴重なことであり人生が豊かになる。

●病気になったとき身の回りの世話
・「やっぱり風邪や体調を崩して寝込んでる時に、色々と身の回りの事をやってもらえると、居てよかったと思うんじゃないかな? 家族で一緒に外出するときはいつも揉めるし、けんかにもなるけど、家族が居てよかったって思う時はしょっちゅうあるよ」

・「インフルで発熱して寝込んだり、急病の時、自分だって忙しいのに早めに仕事を切り上げて帰って来てくれたりすると、普段鬼嫁の妻が天使に見えることも……(笑)」

――「おかえりと言ってくれる人がいる」と、ともに回答が多かったのは「自分の体を気遣ってくれること」である。
よく女性向けのモテ本などに「体調が悪い時や弱っているときに心配されたり、かいがいしく世話をしてくれたりすると男はコロリといく」……などと記されているが、結婚した男性が実証しているというわけだ。

●温かいごはん
・「妻がいてよかったと思うのはどんなに遅く帰っても、起きて晩ご飯を作ってくれること。煮物は再加熱でもいいけど、揚げ物や焼き物は、できたてでないと味が落ちるので、深夜に帰っても自分がお風呂に入っている間に作ってくれます。翌朝も、早朝から仕事に出ることも多いのですが、それでもちゃんと朝御飯を作って送り出してくれます。こんなこと実の母親には出来たとしても普通の嫁さんにはなかなか出来ないことですよね。ホントに感謝です」

――どんなに仕事が激務でも、家に温かいごはんや、暖かいお風呂が用意されていれば疲れも吹き飛ぶというもの。食事や家事の心配がないということは男性にとって「あぁ、やっぱり結婚して良かった」と思える大きな要因になる。

●つらいとき、話を聞いてくくれる・そばにいてくれる
・「結婚して間もなく、父親が病気で先が長くないと知りました。いろいろと悩み、考えたり不安だったりする気持ちを率直に聞いてもらえる相手がいることで、どれだけ気が楽になったことか……。その後、父は1年ほどで亡くなりましたが、その後もつらいことや不満を聞いてもらえることは本当にありがたいと思います」

――男性にもつらいことや苦しいことがある。
普段は人に弱みを見せたり愚痴を言ったりしない男性が困難にあったとき、支えになるのは会社の同僚や男同士ではない。
男性がカッコつけず、ファイティングポーズもとらず、素になれる相手は、生活を共にしている相手なのである。
本音が吐けて、情けない姿をみせられるのは唯一奥さんだけ……なのである。

●悪態をつきながらも本当は自分の味方
・「朝出掛けるときにリビングに僕のゴルフの帽子が置いてありました。『なんでこんなところに?』って思って手にとって見てみると、ちょっとほつれていたところが直してあったんです。嫁は、ぼくがゴルフへ行くたびに『毎週会社の付き合いっていながら遊んでるんとちゃう?』『あんただけ勝手に遊んできてえーなぁ』って、いつも悪態つきやがるので、こんなところに気を回してくれているとは思っておらず、びっくりしてしまいました。“妻がいて良かった、と思う瞬間”って、こんな時のことなのかな……なんて、帽子を見ながら思いました」

――「仕事や自分の立場を理解してくれる」……普段嫌味を並べて、文句や不満を言いたい放題でも、結局のところ旦那の一番の味方であり支援者は奥さまなのだ。
夫婦のそういうところがたまらない。

●最後に……
いかがだっただろうか?
※前回の女性編にしても、今回の男性編でも、どちらにしても妻・夫の立場関係なく双方が互いに感じているのは「安心感」と「支え」であることは間違いない。

また男性の声には「結婚生活が長いと“結婚してよかった”と思うことがすぐに浮かばない」とか「いざ考えてみると、うまい例がなかなか思いつかず……出てこない」などと言いながらも、相手が“絶対的な存在”になっていることが以下のコメントからうかがえる。

・「マンネリ化した日々ですが、空気みたいな感じなので、失うと大変で、今の私には、あって当たり前で、なくてはならない人」
・「日頃一緒に暮らしている時には自覚がなくても、いろいろな場面で頼ったり救われたり、欠かせない存在になっているんでしょうね」
・「お互い生活をしていく上でのパーツになっちゃってるから、女房が居なきゃ全てにおいて困る」
・「新婚当時ならともかく、結婚20年もたつとね(汗)普通の生活が出来ることに感謝かな」

――日々のなんでもないこと、その積み重ねこそ結婚生活なのだ。
幸せとは、結婚してなるものではなくて、しみじみ感じるものだというのは、こういったことなのだろう。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニスト 大手ポータルサイトにて数々のコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題は得意。文章セミナー、婚活セミナー講師も務める

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