「飲み会ってこんなに疲れるものだったっけ?」を解消するシンプルな方法

9月に入っても、暑い日が続きますね。暑いとついつい飲みに行きたくなるのが人情。近々、飲み会の予定が入っているという人も多いのではないでしょうか?
 
本来飲み会とは、周りと楽しくお酒を飲み、日ごろの疲れを晴らすためのもののはずです。しかし最近、その楽しいはずの飲み会で逆に疲弊してしまう「飲み会疲れ」を訴える人が急増しています。飲み会に誘われたけれども、どうもおっくうで気が進まない。参加したは良いものの、終わるとドッと疲れてしまっている……。

営業の場で取引先と飲むなら、まだ仕事の一環として割り切ることもできるでしょう。しかし会社の同僚との飲み会であったり、大学時代の気の置けない仲間と飲む時にも、なぜか飲み会疲れが起こってしまっています。
 
実はこの飲み会疲れというテーマ、以前にも取り上げたことがあります。その時には「他の席、隣のグループへの嫉妬」が、飲み会疲れにつながっていると分析しました。今回は別の角度から、その原因について探ってみようと思います。
 
楽しいはずの飲み会が、なぜ苦痛に変わってしまうのでしょう。それは、幹事と参加者のすれ違いのせい。
 
幹事は飲み会を仕切る立場であり、出欠やお店の手配、飲み会中の進行役などを担当します。当然企画役のとしては、宴会の場を楽しいものにしようと努めますよね。
 
例えばメンバーを飲み会に誘う場面を考えてみましょう。幹事としては盛り上がった会にしたいからこそ、たくさんの人に来てもらおうと熱心に誘います。しかし参加者の側からしてみるとどうでしょう。幾度も送られてくるメールやSNSのメッセージ。参加に義務感を感じてしまい、負担になってしまうのではないでしょうか。出欠を決めたけれども、なんとなく返事もおっくうでつい放置してしまったり。
しかし予約を早く確定させたい幹事からすると、これは非常に迷惑です。一層熱心に誘い、それがまた参加者の負担になるという悪循環になってしまいます。

またいざ飲み会が始まってからもすれ違いは続きます。幹事としては、一杯目は「とりあえずビール」でさっさと乾杯して会を始めたいところ。ところが参加者の立場からすると、自分の好きなお酒を飲めないことになります。
このように幹事は飲み会での暗黙のルールにのっとって司会進行しますが、それが参加者にとってのある種の窮屈さにつながってしまいます。幹事には幹事としての思惑があります。しかし参加者にそれが伝わらないと、すれ違いが生じてしまうのです。
 
ではこのタイプの飲み会疲れを解消するにはどうすればいいのでしょう。手っ取り早い方法が一つあります。それはずばり、自分で幹事をやってみること! いつも同じ特定の人に幹事を任せるのではなく、自分でも幹事を買って出てみましょう。
 
メリットは二つあります。一つ目は、幹事の考えがわかるようになること。一度幹事を経験することで、わかることはたくさんあります。幹事の思惑を知っていれば、今後参加者の立場になっても、すれ違いから来る負担が減るはずです。
二つ目は、自分のペースで飲み会を楽しめるようになること。企画・進行役になれば、自分の思うように飲み会を進められます。幹事になることで仕事は増えますが、かえって「いやいや行っている」という義務感は薄れるでしょう。
 
飲み会疲れを解消して、楽しく仲間と語らいたいものですね!
(五百田達成)

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