「男だって後悔してるんです!」若気の至りが引き起こした最悪なデートとは?

ある男性から、こんな衝撃的な告白を受けた。
「30歳くらいの頃、婚約中の彼女とデートで鎌倉に行きました。その時、彼女に『まだ歩くの?』『あぁ、こんな所来なければ良かった』とグチグチ言われ、冷水を掛けられたようなショックを受けました。当時は互いに未熟者だったせいもあるだろうけれど、後日、彼女から『あなたにはついていけそうにない……』と言われ口論となり結局、婚約破棄となりました。……苦い思い出です。」

たぶん、その彼はせっかくの休日の一日デートということで盛り込みすぎてしまったのだろう。「あれも見せたい、ここにも連れていきたい」……という思いが逆に彼女を疲れさせる結果に……。
彼はサービス精神旺盛であり、ただ彼女を愛してただけなのに……。

たった一度のデートの失敗が、その後の男女の運命を永遠に変えてしまうこともあり得るのだ。

前回の記事では「女性にとって最悪なデート」のエピソードを集めてみたが、今回は男性が後悔した「こんなデートしなきゃ良かった……」という痛いデートエピソードを集めてみた。
たとえ好きな彼女とデートにこぎつけてもうまくいくとは限らない。己の勘違いや思い込みのせいで失敗することがある。慣れていないばかりに恥をさらしてしまうこともある。

男性の場合は特に、自分が誘ってうまくいかなかったら、そりゃもうめちゃめちゃ後悔するのである。

しかし、その失敗の原因は彼女を大切にしていないとか、気持ちがないとか、そういうことではなく、先を考えずに情熱的に行動してしまったゆえの失態であり“好きだからこその失敗”なのである。女性はこのエピソードや事例を読んでそのあたりを理解してあげてほしい。

男性が思う失敗デートとは?


【計画し過ぎた編】
・「綿密に計画立てても、その通りに行かなかったこと。初デートで、緊張しまくり会話がかみ合わなかった。盛り上がるような話もできず、糸口すらつかめず、結局彼女とはそれっきり……」
・「バブルの頃、まだ何も分かっていない若造の時にカッコつけて六本木でフレンチディナー。東京タワーの夜景が見えるバーでカクテルを飲み、その後はシティホテルにお泊まりしたわけだけど、自分の思いばかりで組んだ計画内容がことごとく裏目に出て、彼女のテンションは最後まであがらず……独りよがりなデートでした」

――男性側は、好きな女性を誘った場合においては、いろいろプランを練ってから待ち合わせにのぞむことが多い。女性ができることはそんな彼らの努力をくみ取ることだ。会話の流れが止まったら自分から話しかけてあげる、相手の立てた計画が「つまらない」と思ってもあからさまに不機嫌になったりせず、スマートに意見を申し立てるほうがどれほど男性の気が楽になることか……。
ここで女性が、いかにも面白くないような顔をしたら男性の自尊心はズタズタになり「もうデートプランなんか練らない」「もう失敗なんてしたくないから二度と誘いたくない」と、男性がひがむこととなる。
綿密な計画は彼女への関心のあらわれ!! ぎっしりすぎるスケジュールの方が、ノープランな男よりは、よっぽどかわいいのではなかろうか(笑)。

【遅刻編】
・「失敗デートといえば、なんと言っても遅刻! 起きたときに時計を見たら待ち合わせ時間……。その当時はスマホや携帯を持ち合わせてなかったので、もう真っ青。結局二時間遅れで待ち合わせ場所に着くと、当然ながら彼女の機嫌は最悪でその後は会話もなく長い一日となりました……」

――待ち合わせ場所に相手がなかなか現れなかった場合、あなたはどういう態度にでるだろうか?
このエピソードの頃とは違い、今は携帯やスマホでがんじがらめの世の中である。長時間待たずとも連絡を取るのは容易だろうが、ポイントは遅刻した彼に対してそのあとの女性の振る舞いである。いつまでも怒っていてはそのあとのデートが後味の悪いものになることは目に見えている。
互いにつらい時間を過ごすより、彼が真剣に頭を下げ、反省の色が見えたら早めに許してあげる方が女っぷりが上がるはずだ。

【段取り失敗編】
・「あてにしていたお店が閉まっていて、代わりを探すのに時間が掛かり、彼女の機嫌が悪くなった。事前に電話一本してさえいればよかったことなのに……。そこをサボったばかりに険悪なデートになってしまったと今ならわかる。当時はヒールで歩き回らなければならない女性のつらさが分かっていなかった……」
・「予約した店の場所が分かりづらく、スマホで地図アプリを見てもなかなかたどり着けなかった」

――行きたい場所や目的地になかなかたどり着けない……。
せっかくのプランがうまく運ばず、デートそのものが台無しになってしまったという経験は男性なら一度は通る道。多くの男性が一度は味わったことがあるだろう。

しかし、目的地にうまくたどり着けないのは場数を踏んでいないだけだ。いうなればこれまで他の女性を何人も連れてきているようなレストランではないからだ。
「元カノとの思い出のないまっさらな場所」、「彼が自分のために探してくれた初めての店」ということで許してあげてほしい。
こんな時のために、スマホには地図アプリやレストランアプリをダウンロードしておくのものいいかも。
迷ってしまったら彼と一緒に探せば絆も深まり、無事に到着できるかはどうあれ「あぁ、優しい女性だな……」と思われること間違いなしだ。

【ドライブアクシデント編】
・「デート中に困ったのは、クルマが故障したこと。しかも福島県の山の上で! 俺って本当についてない男だと凹んだ」
・「出会って間もないのに、山へロングドライブに誘ってしまったのは失敗だった。相手の都合も考えず自分の行きたいところ、行ってみたいところに行ったため、気まずくなった。しかも渋滞に巻き込まれ、彼女は余計にダンマリ。どうしよう、どうしよう……と、気持ちばかりが焦り自分も余裕がなく……。沈黙に耐えられずラジオをつける羽目に。せっかく遠出してキレイな風景を見ても気の利く言葉も言えず、後悔でいっぱい。あぁ……」

――「移動がラク」「ふたりきりの時間が持てる」などドライブデートはメリットもあるが、そのぶん故障や渋滞が起こっても抜け出せない、けんかになったり無言になったりしても同じ空間に居なくてはならないというリスクももれなくついてくる!
しかし、そこでこそ“女の度量”が問われるのではなかろうか?
楽しいドライブデートで必要なのは、男性の運転テクや美しい景色より女性の臨機応変さとおおらかな心だ。
渋滞にハマった時のための癒やされるBGMを用意する、食べやすいお菓子やガムなどをバッグにしのばせておく、車に乗る前に念のためJAFの番号を登録しておくなどの対策をあらかじめ取っておくのもいいだろう。特に男性に運転をすべて任せるような長距離ドライブでは女性側の事前の気遣いや協力が必要不可欠。
それが嫌なら、公共交通を利用したほうが無難だろう。

【失敗ファッション編】
・「上下白のスーツで決めていったつもりが『チンピラみたい……』とドン引きされた。気合いを入れ過ぎたか?」

――デートでトンチンカンな格好をしてきたり、TPOにそぐわないスタイルで参上してしまったりする男性は多い。
経験の浅い男性や若い男性の中には「初めてのデートに、虎の顔が無数にプリントされたTシャツをマジでイケてると思って着ていった」という行為を、なんの疑問も持たずに大真面目に実行してしまった者もいたくらいだ。
彼のファッションセンスが気にいらない……。そんな時はさりげなくショッピングデートに行く先を変更しよう。ファストファッションの店ならばさほど出費も痛手にならないはず……。
付き合いだして間もなければ彼を自分好みに改造できるチャンスである。

デートには女性側の協力が必要


男性はデートにおいて失敗することを恐れている。そして、なんといっても“彼女が不機嫌になることを恐れている”のだ。それは好きだからこそ。彼女を不愉快にさせたいのではなく、本気度や真剣度がありすぎて空回りしてりまうことは誰にでもあるものだ。

「彼女を楽しませられなかった」、「思うようなデートができなかった」と思うのは男としてのプライドであり、愛していたからこそ「あぁ失敗してしまった」……と悔やむのである。

女性は男性よりもこまごまとした想像を巡らすことの出来る生き物である。これまでに書いてきた通り、予期せぬトラブルやアクシデントで最悪なデートになりかけても、女性側の機転と思いやりで「ほんとうに最悪な事態」は防げるのだ。自分の方がデートに誘われたからといってもゲスト化せず、一緒に共有できる時間そのものを楽しもう。男性側の一方的な努力だけでは、「良いデート」に結びつくことはないのである。

「男性が失敗したと感じる最悪なデート」、「『もう二度と誘えない』と後悔するデート」は女性側の協力があればこそ回避できることが多い。

デートの後で本当に大切な恋人を失ってしまったと気づいてからではもう遅いのだから……。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニスト 大手ポータルサイトにて数々のコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題は得意。文章セミナー、婚活セミナー講師も務める

関連記事

今、あなたにオススメ
絶対見るべき恋愛記事5選♡