「彼のどこか好き?」に即答できる子は、すぐ別れる!?

突然ですが、こんな会話を想像してみてください。
 
A「ねえねえ、あの人のどういうところが好きになって付き合ったの?」
B「えっとね、頭が良くて、私を引っ張ってくれるし、何より一緒にいて気を遣わないところかな? そういうところにひかれたんだよね」
 
彼氏の好きなところを、よどみなく挙げているBさん。相手の魅力を認識できているということは、相手のことをきちんとわかっていて、ふたりの関係性も深いもののように感じられます。
 
ですが、実は相手が持つ「強い魅力」にひかれてその人と恋愛関係にある状況は、「あぶない」状態なのです。「相手の好きなところ(=魅力)は、別れる際の決め手(=欠点)になる」ことが、ある実験で証明されています。
 
アメリカのカリフォルニア大学の心理学者が、恋人がいる学生を対象に相手の魅力を聞いて、その後、破局してしまった学生に破局理由を聞く実験を行ったところ、魅力とは逆のこととも取れる回答を多く得られた、という結果が出たそうです
 
たとえば冒頭の例の場合、Bさんが翌月に彼氏と別れたとします。Aさんが「なんで別れちゃったの?」と尋ねると、Bさんはなんと言うでしょうか?
 
Bさんは、彼氏の好きなところとして「頭が良い」「自分を引っ張ってくれる」「一緒にいて気を遣わない」の3点を挙げていました。
 
しかし、別れの理由として挙げたのはその逆。つまり、頭が良いは「知識のひけらかしっぽくて鼻につく」し、引っ張ってくれるは「自分勝手で強引」。気を遣わないという点は、結果的に「ドキドキしなくてつまらない」と感じるようになり、だから別れた、ということがあり得るというわけです。
  
このように、強い魅力が持つ悪い面にフォーカスして欠点として見てしまうことが、破局後の元恋人同士にはよく見られる傾向。付き合いたてのカップルにとって、もちろんそれぞれの欠点はあまり見えませんし、大して気になりません。恋は盲目。欠点よりも、相手の魅力がとても輝いて見える、一番楽しい時期ですよね。しかし、時間がたつにつれてだんだんと相手の悪いところも見えてきます。そこで冷めてしまうカップルは、「魅力の裏返し」に気付いて、だんだんと魅力を欠点とも考え始め、やがては破局理由に……。
 
こう考えていくと「相手の好きなところは?」と聞かれたときに、「よくわからない」だったり「特にない」など曖昧な返事をするカップルの方が長続きしそうにも思えます。しかしそれはそれで味気ないものですよね。付き合いたての時期からそんなにドライな関係では、正直先が思いやられてしまいますよね。
 
ですから処方箋としては、時間がたってもマンネリ化せずに相手への興味関心を失わないために、相手の好きなところを新しく発見するくらいの気持ちを持って相手と付き合っていくべき、ということ。
 
相手に飽きないために、そして自分が飽きられないために、相手をいろいろな角度から見てあげて、いつも新鮮な気持ちで過ごすことを心がけていきましょう!
(五百田達成)

【お知らせ】
作家・心理カウンセラーの五百田 達成氏の最新刊「察しない男 説明しない女」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が7月30日発売!
理屈っぽくて、上下関係が大好きで、なめられたくないのが、男。感情的で、感覚的で、言わなくてもわかってほしいのが、女。男性と女性は、どうやったらうまくコミュニケーションを取ることができるか。ビジネスマンにも、パートナーともっと良好な関係を築きたい人にも役立つ、「伝え方」本の決定版!

関連記事

今、あなたにオススメ
絶対見るべき恋愛記事5選♡