男が感じる本当の「女らしさ」とは? 女らしさを磨くためのポイント

「色気がないねえ」
「お前って全然、女らしくないよなあ……」

男性にこんなことを言われて頭に来たことはないだろうか。

交際期間の長い彼氏や長年連れ添った夫に言われるなら開き直ってしまう女性も多いかもしれないが、婚活中の女性ならば「私の何がいけないの?」「どうすればいいの?」と落ち込むかもしれない。
今回は「男が感じる女らしさ」について男性にリサーチして分析してみた。あなたが「あれ? 意外とお前って女らしいよな」と思われるためのヒントがここにあるはずだ。

長い髪はセクシー? ルックス編


・「長い髪を手で上げているしぐさって、『おお、女らしいな!』って思います」
・「単純にルックス。ボーイッシュ過ぎる人には女性らしさを感じない」
・「職場の同僚とか同じ趣味の仲間などでも、ふとしたときの表情が妙にいたずらっぽい笑顔や意味ありげな上目遣いだと、キュンとなります」
・「後ろ姿のシャツからブラが透けて見える時、女を感じますね。男にはないものですから」
――「女性を感じるのは、豊かな胸」「ぷるんとした唇はやっぱりイイ」という回答も多く、男性はやはりロングヘアーや大きな胸といった、男性にはないパーツに単純に女性らしさを感じているようだ。古代ローマでは大きな胸があまり評価されず、巨乳女性は小さく見せようとした形跡があるとのことだが、それはやはり過去の話。男性が豊かな胸に女を感じている限り、寄せて上げるタイプのブラジャーは当分のあいだ廃れないだろう。

やっぱり涙は女の武器? 涙編


・「月並みですが、女性の涙はグッときますね。特に普段泣かない強い印象の人の涙ほど、グッと来ます」
――その昔、田中真紀子外務大臣更迭時に「涙は女の最大の武器」との言葉を残したのは小泉純一郎元首相だった。元首相のこの言葉はあらゆる物議をかもしだしたが、女性の涙に胸を締め付けられる男性はいまも存在する。ただし「ヒステリックに泣きわめかれると冷める」「マスカラがどろどろに溶けるのはちょっと……」という意見もあるので、安易な涙の多用は禁物だ。ただ泣けばいいわけではない。男だって嘘泣きの涙になど胸打たれない。普段は強気で凛とした女性が感極まってこらえられずこぼす涙こそ「女の武器」! 安っぽい涙ではなく、高貴な涙こそ男のハートをくすぐるのだ。

男には気付かない、細やかな心配り! 気遣い編


・「強いて言えば、『細やかな気遣い』をしてくれた時ですかね。洋服についている糸クズなどをサッと取ってくれる、ボタンの取れかけに気づいて付け直してくれる……とか。そういうところって、男は案外気がつかないですから」
・「それとなく、相手をいたわるような言葉をかけられる人に女性らしさを感じる」
・「さりげなく優しくされると、『ああ、女らしいな』と思う。例えば、汗をかいてる彼氏にハンカチを出すとか……。あと、自分で手順を分かっていても出しゃばらず男性にリードさせてくれるとか」
・「女性の気配りにグッとくるかな。例えば食事中に、飲み物のグラスが空になっていたら注いでくれる、食べ物を取り分けてくれるなど」
――今回のアンケートで、「女っぽさを感じる!」として最も多くの男性から寄せられたのが、この「さりげない気遣い」だ!
重要なのは、回答中に繰り返し出てくる「さりげなく」「それとなく」というフレーズである。「合コンなんかで大げさにされると、『お前は俺のお袋か?』、『コイツ絶対気の利く女と思われたがってるだろう』と勘ぐってしまう」という答えもあるので、あくまで自然で何気ない気遣いが吉だ。

不意打ちにドキッ! 時には女性から行動を。手つなぎ編


・「自分が思う女らしさは、“不意に手をつながれる”ときです。僕は公共の場で自分からそんな事は絶対にできないので。女性の方から飲んだ帰り道なんかにそっと手をつないで来られたら、それでもう撃沈ですね」
――女性らしさとは待ちの一手とは限らない。時には不意打ちも有効だ。ただこの場合も大切なのは「ある種の奥ゆかしさ」や「恥じらい」でなのである!
「手を握られるのがいい。腕を組まれる、抱きつかれるでは周囲に配慮がないような気がして引いてしまう」という証言もあるので、彼にしか分からないようにこっそり指を絡めよう。そんなサプライズならば男性側からは歓迎されるのだ。

ポイントは「オヤジ風味!?」番外編


・「女性がちょっとだけ男っぽい強さやオヤジっぽい一面を見せたあとで、着物姿などの女っぽい姿を見せられると、より女らしく感じてしまう。天海祐希のような元タカラジェンヌの男役を女らしく感じるのもこのためかも」
――番外編として男性からのこんな意見もあった。無論、やり過ぎは良くないのは言うまでもないが、例えばスイカに塩を少しだけまぶすとその甘みがより引き立つように(笑)、強さのあとの女性らしい振る舞いは“よりいっそう男性の目に好ましく映る”ということを覚えておいても損はなさそうだ。

本当の女らしさとは?


この記事を読んだ女性で、こんな感想を抱いた方はいないだろうか。
「あー、はいはい。髪を伸ばして胸が大きく見える服を着て、デートの時には食べ物を取り分けてあげて、とれかかったスーツのボタンを直してあげて……アクセントとしてたま~に泣いたり、飲んだ帰り道に手をつないであげたりすればそれでいいんでしょ? あ~男って単純ね~」
……と。その感想はおそらく半分正解で、残りの半分は間違っている。

記事中で指摘してきた通り、男性は案外、女のウソやその場しのぎの偽り、わざとらしさを見抜く生き物である。思い出してほしいのが、彼らがもっとも「女性らしさ」を感じるのは「男にはできない細やかな心配り」なのである。それは決して表面上のテクニックだけでどうにかなるものではない。
「あ、この子、女らしいな」……と思われるのは、実はそう難しいことではない。
「こう動いたら、私はこんなふうに思われるわよね」という「私を良く見せるための気遣い」ではなく、お酌だろうが食べ物の取り分けだろうが、「こうした方が相手にはラクでは?」「こうしたら相手が喜んでくれるのでは?」という思いが必要なのである。「相手のために」という心からの動機であれば、男性はそれを「女性らしいじゃん」と思ってくれるのだ。

実はその優しさは女性だけのものではない。ほんの少し想像力のある人ならば男女問わず持っているはずのもの。
でもなぜか、「このままだと相手が困るかも?」「こうしてあげた方が……」という“心配り”を、女性がやると男性の目には「あ、この人、女らしいな」と見えるのだ。
男性は女性ほどこまごまと相手の立場や先の状況を想像することはしない。だからこそ「目の前の相手の服に糸クズがついていても気がつかない」「お年寄りが電車で立っていても気づかない」という事態につながるのだ。そう考えると「観察力」こそが女性らしさの象徴だとも言えるだろう。
婚活のためには心を磨けというのはあながち嘘ではなさそうだ。
(神崎桃子)

EDITOR

神崎桃子
体験型恋愛コラムニスト 大手ポータルサイトにて数々のコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題は得意。文章セミナー、婚活セミナー講師も務める

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