新年は内と外から女磨き! 日本の美に触れて女度をあげよう

「新しい年こそは女子磨きしたい。でもお金もないし、根性もないしなあ……」
そんなあなたはまず、「自分の感性を引き上げる」ことから始めてみてはどうだろうか。今回は内と外から女子力アップ! ができると評判の街・広尾に行ってみた。新年はあなたも筆者といっしょにぜひ「真の自分磨き」をしてみてほしい。

女子の感性を上げる……「中原淳一」


あなたは「中原淳一」という画家を知っているだろうか。
現代のアーティストではない。昭和初期に少女雑誌『少女の友』の挿絵が瞬く間に大好評を博し、終戦後には自身の手で『それいゆ』『ジュニアそれいゆ』等の雑誌を創刊した、画家でありインテリアデザイナーでありスタイリストでもある多才な男性……言えば、「ああ、あの……」と思い当たる人もいるだろう。彼の死後数十年経ったいまでもその魅力に捉われる新たなファンは多く、なんとキデイランドの原宿店には中原淳一コーナーまであるほどなのだ!(※2015年年明けまでの限定。詳細は「中原淳一」オフィシャルサイトより確認を)
「中原淳一」オフィシャルサイトより。グッズやショップの情報等はこちらからチェックを。
「中原淳一」オフィシャルサイトより。グッズやショップの情報等はこちらからチェックを。

たとえ彼のイラストを見たことのない女性でも、いちど見れば忘れられないほどの独特の個性が中原淳一の絵にはある。彼が描くのは主として「若い女性」だが、吸い込まれそうなほど大きな瞳、リカちゃん人形も真っ青! の長い手足と抜群のプロポーション、そしてどこか憂いを帯びた彼女たちの眼差しが、見る者を捉えるのだ。

中原淳一の描く女性たちの魅力は、顔やスタイルの美しさだけではない。中原自身がスタイリストだけあって、まとっている服がめちゃくちゃオシャレなのだ。「甘めのロマンチック」とでもいうべきパフスリーブの服や、シルエットが美しいAラインのワンピースなんて、描かれたのは昭和のはずなのに、現代で着ていたとしても「それってどこの!?」と絶賛されること間違いなしの可愛さである。ぜひ一度「中原淳一」で画像検索でもして、その色あせぬスタイリッシュさに触れてみて欲しい。

その「中原淳一」の世界を体現した店が広尾にはある。
地下鉄広尾駅のA2出口を出てすぐ、『散歩ど~り』にある商店街入り口から五軒目、赤いドアが目印の、その名も「それいゆ」という中原淳一専門ショップだ。
そう広い店ではないが、いかにも女性が好みそうな、ふわりとしたロマンティックな雰囲気に満ち溢れている。
「それいゆ」外観
「それいゆ」外観

店内にはあの特徴的な少女のイラストが記されたマグカップやレターセットなどの他、あの美しいスタイル画から抜け出たようなブラウスなどの衣服も売られているのだ! イラストも愛らしいが、実際の服は更にラブリー。たとえ中原淳一の描く女性ほどスタイルが良くなかろうが、「ああ、着てみたい~!」と女心を激しくくすぐるデザインなのだ。

服やハンカチなどでも思わず散財してしまいそうだが、もうひとつのおススメは書籍。中原淳一はその生涯において、絵のみならず数々の美しい言葉も残した。「人生をスカートの長さや、ヘアースタイルのようには考えないでください」など、イラスト同様今も息づく言葉ばかりだ。是非一冊は手に取って、女っぷりを内と外からあげてみてはいかがだろうか?

日本の美といえば……「箸」、正しく使えていますか?


中原淳一の美をじゅうぶんに堪能したら、そのまま広尾「散歩ど~り」をぶらぶらと散策してみよう。「それいゆ」から徒歩で五分も掛からない場所に、「にほんぼう」という少し変わった名前の店が現れる。

「にほんぼう?」漢字にすると“二本棒”、いや、もしかしたら“日本棒”だろうか……。そう、ココはちょっと珍しい「箸の専門店」なのである。女性は「専門店」という言葉に弱い。ハチミツ専門店、チョコレート専門店なんてものがあればつい入ってみたくなるように、このフレーズだけでふらりと引き寄せられてしまいそうだ。
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この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニスト 大手ポータルサイトにて数々のコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題は得意。文章セミナー、婚活セミナー講師も務める

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