頑張っても恋愛がうまくいかないのはあなたの決定力不足のせい!

「自分から告白するべきだろうか」「別れたいけれど別れられない」「もう一度やり直したい」「ふたりの人から言い寄られている」などなど。恋愛では、多くの場面で「どうしたらいいのだろう?」と難しい判断を求められますよね。そういう場面がほとんど、と言っても過言ではありません。あなたの恋愛がうまくいかないのは、そこで正しく意思決定しているように見えて、実はその決定力に問題があったから。そしてそれはあなたの中にある4つの罠が仕掛けているのです。

第1の罠 選択肢の幅が狭い


簡単に言えば選択肢の幅が狭いということ。ふたりの人から言い寄られて、どちらにするか迷っているとしますよね? でも、必ずどちらか選ばないといけないのでしょうか? 
そこには、
A、そのふたりを選ばない
B、どちらとも付き合う という選択肢が抜けています。

まずBのどちらとも付き合う。あなたが勝手に「それは相手に失礼だ」「誠実ではない」という道徳観で、選択肢から消してしまったもの。でも実際に、一案として存在しますよね。「どちらかに決めきれないなら、両方付き合って、気の合うほうにしよう!」だっていいんです。それくらい図太くなければ幸せなど、手に入りません。

選択肢を広げて「どうする?」と考えていると、「そもそも、なぜ私は恋人を求めているのか?」という自問自答に行きつきます。今あなたが求めているものを自分で知ることができそう。そして改めてふたりを見た時、あなたの欲しいものをふたりは持っていないかもしれません。どちらを選んだとしても、結果、あなたは満たされなかったはず。そう思うとふたつの選択肢に執着していたことが、間違っていたのだとわかります。

決断する場面にぶつかったら必ず、「そのどちらかしか、選択できないのか?」と自分に問いかけてみてください。

第2の罠 思い込み


これは思い込みが間違った決定をしているということ。人は自分の経験や信じている情報だけを集めて、答えを出そうとする心理があり、これを「確証バイアス」と呼びます。例えば、誰かからアプローチされているのに、これまでフラれた経験から「本気のはずがない」と思い込み、相手に確かめもせずにフッてしまいます。

または、普段は滅多に連絡してこないのに、連絡がある時は必ず体を求めてくる彼。周りから見ると明らかにセフレなのに、彼女は「お互い忙しいから、会えばそうなってしまうのは当然」とセフレであることを認めません。

自分を傷つけないために、都合よく解釈して間違った決定をしてしまう。思い込みによる意思決定は、大きな罠です。自分でもなかなか気づけないために、何度も同じ罠にハマってしまうんですよね。浮気を疑い始めたら、何でも怪しく思えてしまいます。ダメ男にのめり込むのは、「この人は悪い人ではない」という思い込みがあるのかも。父親に似ているからと言って、同じだけの包容力をその相手に求めてしまう。どれもこれも、「こんなはずではなかった」という結果に陥るのは目に見えています。

まずは思い込みに気がつくこと。でも、これがまた何とも難しい! そこで、周りの意見に耳を傾けてみましょう。きっとあなたはたくさんの助言をもらっています。でも確証バイアスで、耳の痛い話は全て聞かなかったことにしているだけ。都合の悪い情報ほど、あなたに正しい決定力をもたらしてくれるのだと思って。次第に、あなたの思い込みが晴れて、いろいろなものがクリアに見えてきます。

第3の罠 一時的な感情


一時的な感情で、恋愛を台無しにした経験はたくさんあるのではないでしょうか? 衝動的に別れを口にしたけれど、後悔した時にはもう後戻りできない状態。情熱的に愛してくれるからと言って、不倫や苦しい関係を選んでしまう。今まで出逢ったことのないタイプに出会って刺激され、相手をよく観察せずに恋に落ちてしまうなどです。そしておかしなことに、後悔してもまた同じ過ちを繰り返してしまうんですよね。

そこで答えを出す前に考えて下さい。もしあなたの親友や大切な人が、同じことをしようとしていたらどうしますか? そこでもし「絶対に止める!」「考え直しなさい」とアドバイスする。これが、あなたがあなたに出す、正しい答えではないでしょうか。

さらに「決定力」の中では【10-10-10】の法則を勧めています。10分後、10か月後、10年後にその決断をどう思うか想像してみること。一時的な感情というのは、その感情にとらわれてしまい、自分を客観的に見つめることができなくなっている状態です。でも10分後は? 10年後は? と考えるだけで、心はスッと落ち着き危ない判断を下すところだったと気付ける可能性が高まるでしょう。

第4の罠 自信過剰


自信過剰な人は、自分に見合った相手を求めようとして、理想や条件が高くなりがちです。せっかく素敵な人からアプローチされても、「どうしてこんな人と付き合わなくちゃいけないの?」と不満。しかも「もっといい人が現れるかも」と思って、なかなか交際や結婚に踏み切れなかったり。そして気が付くと「なんで私がひとりなの?」と、自分では思いもよらない現実が待っています。私の意見は正しい、私の男を見る目は確かだ、間違うはずがないという自信は大きな罠。しかもここで言う罠は、「今はよくても、この先にそれがあるかどうか」が見えていないこと。未来について目線を向けることが大事なのです。

ここではある一点の未来、たとえば10年後を想定します。10年後にもあなたはその自信を保っていられるでしょうか。美貌やスタイル、人気度。どれも年齢と共に低下していくのは当然の事なのに、あなたはそこを見ていません。だから実際その年齢になった時、「どうしてひとりなの?」という状況が起きているわけです。

まず、あなたが思う最低の恋愛状況を想像しておきましょう。それはとても耐えがたい状況ですから、そうなるくらいなら妥協するという、ひとつの選択肢が生まれます。自信過剰で妥協とは無縁だったあなたに、正しい決定への道が作られ始めます。そして常に未来へ目を向けてください。肌も衰えて輝きもなくなり、さらに出会いもなくひとりぼっち。そうなる前に、できることがあるはずです。今あなたを支えている自信は、ずっとあるものではないのだということを、頭に入れておきましょう。

陥りやすい罠に、あなたはまさにハマっていたのではないでしょうか? この4つの罠に気をつけて、正しい決定力を身につければ、これまでとは全く違った展開が待っているはず。試しに今何か些細な悩みがあれば、この4項目の罠を考えて答えを出してみましょう。少し、いつもと違った考えをする自分に、気づくのではないでしょうか。少なくとも自分が手に入れたものと、失ったものに気づくこと。幸せを獲得する確率を高めるには、正しい決定力が大切です。
(鈴木ナナ)

参考:決定力!──正解を導く4つのプロセス 著チップ・ハース、ダン・ハース

この記事を書いたライター

鈴木ナナ
お酒と食べ歩き、人間観察が趣味のフリーライター。心理カウンセラーの資格を有し、夜な夜な面白い人を探しに街へ繰り出すのが趣味

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