愛と勇気をもらえるディズニー最新作『シンデレラ』の見どころとは

「そうだったのか」と……。そしてあなたはシンデレラをイジメ続けた継母にほんのちょっぴり同情してしまうに違いない。ソレは女ならば誰もが心の底に抱いている感情だからだ。

ぬるま湯につかり切ったような「マンネリ」状態ではプチ鬱を打破することは難しい。新たな「気付き」が欲しい女性にとってはこの点も満たされる映画である。

美・美・美の競演! 美しくないモノは一切ナシ


この映画のスクリーン上には、主役のシンデレラはじめ脇を固める継母や王子を含め、「美しくないモノ」は一切登場しない。根性の悪いふたりの姉娘たちだって、見た目とドレスはとってもキュートなくらいだ(笑)。

ウォルト・ディズニー・スタジオが総力を上げて作り上げただけあって、とにかく登場人物の“ドレス”は息を飲むほど豪華絢爛! 特に印象に深く残るのは、シンデレラがお城の舞踏会で初めて王子と踊るシーンだろう。

着飾った参加者たちが並ぶなか、王子に手を取られ、美しいブルーのドレスを身にまとい、軽やかに舞うシンデレラの姿は、見る者を確実に引き込ませ、現実を忘れさせる。
“我を忘れて見入る”“この時間だけ現実を忘れる”くらい楽しいことがあるだろうか?
それはお芝居だって彼氏とのデートだっておんなじだ。女心をぐっとひきつけ、現実を一瞬忘れさせる舞踏会のシーンだけでも見る価値は大いにアリだ!

“勇気と優しさは報われる”そう思えるのが『シンデレラ』から与えられる最大の財産


そんなことは誰だって分かっているけれど、おとぎ話と違って現実はつらい……。
いくら努力したって周りに妨害されることだってあるし、ほんのちょっとの運やタイミングの差で成果が手のなかをすり抜けてゆくことだって山のようにあることは、現実を生きているあなたがいちばんよく分かっているだろう。

「仕事でも恋でも、努力なんてムダムダ」
「私なんてどーせ」
「しょせん、元からキレイな人やお金持ちの人、運のいい人には敵わない。シンデレラだって美人だったから、王子様が一目ぼれしたわけでしょ?」

……違うのだ。シンデレラは確かに元からの器量には恵まれた。けれど彼女は幼い頃母に教えられ、映画の中でも繰り返されるフレーズ、「勇気と優しさ」を信じ、それを持ち続けるべく、“血のにじむような努力”をし続けた女性なのだ。この映画を見ればそれがよ~く分かる。
シンデレラの教訓は”自分のしたことは、よい意味でも悪い意味でも自分に跳ね返ってくる”ということだろう。
物語のラストに、シンデレラや継母、それに二人の姉娘たちがこれまでに行い続けてきたことはすべて彼女らに返ってくる。逆に“自分がして来たことを誰かが見ていてくれて、それなりの報いが戻ってくる”ともいえる。
……これは、この世知辛い現代においては夢物語のように聞こえるかもしれない。
けれど、その“奇跡”を信じ、“私も頑張りつづけてみようかな”と思える力がこの映画の中にはある!
決してただの“シンデレラ・ストーリー”などでない。彼女はラッキーガールなわけではなく努力によって必然的に幸せになれたのだ。

「本当の魔法は、あなたの勇気」……そんなキャッチフレーズをそのまま信じられるほどの魅力を持つ作品は、そう存在するものではないが、この『シンデレラ』は間違いなくその希少な一本である。
恋愛がうまくいかないあなた、イライラやストレスを抱えるあなた……本当は人の愛や優しさを信じたいのに信じられないあなた……は、ぜひ映画館に足を運ぼう!間違いなくこのステキな魔法にかかるのだから。
(神崎桃子)

ウォルト・ディズニー・ジャパン配給『シンデレラ』
4月25日(土)~全国公開
同時上映 短編アニメーション『アナと雪の女王 エルサのサプライズ』
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この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニスト 大手ポータルサイトにて数々のコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題は得意。文章セミナー、婚活セミナー講師も務める

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