予定が流れる、しょぼい理由でドタキャンされる…デートが失敗しやすい人の特徴

気になる彼と、二人きりで出かけたい……。意中の相手と距離を縮めるためには、デートが必要不可欠。さて、彼をデートに誘うとき、あなたは何と言って誘いますか?

「今度飲みに行こうよ!」「映画のチケットが余ってるんだけど、一緒に行かない?」といったところでしょうか。相手に好きなことがバレないようにと、「デート」という言葉は避けてしまいますよね。しかし、そこには思わぬリスクが隠れているのです。

デートのお誘いは単刀直入が吉!?


ある知人の女性は、彼氏をつくるためにその時々で気になっていた異性を「デート」に誘っていました。自分の気持ちが相手にはっきり伝わってしまったら警戒されてしまうだろうと考え、「デート」という言葉は使わずに「飲みに行こう」とか「○○に行きませんか?」などと誘っていたそうです。

しかし、そんな彼女を待っていたのは、不運の日々。デート前日に自分が体調を崩してしまったり、大雪が降ったり……。このような災難の他にも、相手に金欠だからとドタキャンされたり、知らぬ間に相手が他の友人を誘っていて、3人で出かける羽目になったり。毎回気合いを入れては肩すかしを食らい、彼女は毎回落ち込んでいました。ここで彼女はひとつの結論にたどり着きます。「デートという言葉を使わないから相手にしょぼい理由で流されてしまうのだ」と。

「デート」という言葉を使えば、ただの「友人との予定」が一気に特別なものになりますよね。相手も「デート」なのだから気合いが入ります。他の友人を勝手に誘うということもないでしょう。また、体調や天候などのトラブルによってその日が中止になった場合でも、別の日程を組もうと努力してくれるかもしれません。

さて、そう考えたその彼女は、次に気になる異性が現れたときに「今度デートしましょ」とストレートに誘いました。結果、下手なドタキャンをされることもなく、スムーズにデートすることに成功。それをきっかけに相手に告白され、念願の彼氏ができたのだとか。「デート」という言葉ひとつで、恋が加速したわけです。

また、別の女性は、付き合う前の男性から遊びに誘われ、OKしたところ彼が「今度のデート楽しみにしてる!」などと言ってきたことで意識し始めたと語っていました。そして、最初は何とも思っていなかったその男性の告白をOKしたそうです。「デート」という言葉を使うことで、恋の相手として意識してもらえる可能性もぐっと上がるわけです。

確かに「そんな言い方をして断られたらどうしよう」と不安になるかもしれません。でも、女友達と出かける際にも「○○ちゃんとデート」と言うことってありますよね。その感覚で、照れずに「デート」という言葉を使ってみましょう。

最初に「デートしましょう」と言うのに抵抗があるならば、誘いを受けてもらった時に「なんだかデートみたいだね!」と爽やかに言ってみるのも手です。
あなたと彼が、素敵な「デート」を楽しめるよう、祈っています!
(五百田達成)

この記事を書いたライター

五百田達成
作家・心理カウンセラー。「男女コミュニケーション」「きょうだい型性格分析」「ことばと伝え方とSNS」をテーマに執筆・講演。35万部を超える「察しない男 説明しない女」シリーズほか著書多数。

関連記事