彼女に作られて「もうやめてくれ!」と叫んだ激マズ料理

何の下処理もされてない羊の臭みがしみこんでもう地獄!! どうも顆粒だしすら入れず、調味料を目分量で鍋にブチこみ、その上から水道水をどばーっと注いで“水の状態から”全部の材料がクタクタになるまで煮込んだものらしい。キャリアウーマンの妻は、仕事が忙し過ぎて独身時代は料理なんて一切してなかったみたいだけど、マズイという以前のこの調理法に呆れたのはいうまでもない」(20代・システムエンジニア)

――羊肉の独特の風味がニガテな方には読むだけで涙目になるようなエピソードだろう。
「飯マズ彼女」の条件には
1.勝手なアレンジを加える
2.調味料をきちんと計らない
3.味見をしない などの共通項があるそうだが、この女性には見事すべてがあてはまってしまった。大手クッキングサイトが流行っているが、“料理に自信のない”女性は素直にプロのレシピや料理本を忠実に再現したほうが無難。妙なアレンジに走らず、「王道」を貫くのが、彼のハートと胃袋をゲットする最短コースなのだ。

男性たちは料理の腕前で女性の人格まで評価する!?


いかがだっただろうか。「私、いくらなんでもココまでヒドイ料理作らないし~」と女性の皆さんが笑っていてくださることを祈る。

男性たちが引くのは彼女のマズイ料理そのものではない。もちろん誰だってヒドイ味の料理を食べるのはイヤだし、美味しいほうがいいに決まっている。だが“あんまり美味しくない献立”を一度くらい出されたところで彼氏はひるんだりはしない。
けれど「あまりにあり得ないトンチンカンな味付け」「普通は使用しない素材」「ルールを無視した手順で作られた献立」を前にすると、彼らはあなたの「感性や人間性」まで疑うようになってしまうのだ。

“こんなにマズイものを作る彼女は、いったいどんな環境で育って来たんだ!?”
“ココまで変な味付けの料理を平気で出せるって……もしかして彼女とオレは相容れないかも知れない”
“俺のこと、キライなのか?もしかして本当は愛情がないからこんなの作るのか!?”

……たとえあなたがその一品のために、何時間費やそうが、どれほど高価な材料を使おうが関係ない。男性たちは調理の手間暇などは重視しない。彼らは完成品の“味”であなたのセンスや人格まで判断する生き物なのだ。
せっかくの手作り品には大して見向きもされず、「ただ焼いただけの冷凍餃子の方がウケが良かった」なんて言われた腹立たしい経験は、彼氏や夫に料理を作ったことがある女性ならば一度はこんな経験しているだろう。

“飯マズ彼女”や“飯マズ妻”が男性たちから敬遠され、別れるだの何だのの騒ぎにまで発展してしまうのは、人間としての「サバイバル本能」のようなものなのかもしれない。

「だったら自分で作りなさいよ!」……女性がそう言いたくなるのもわかるが、何事も「できない」よりは「できる」に越したことはない。
果たして男性たちはどんな料理を心底から求めているのだろうか? 次号のコラムではそれをお届けする。
(神崎桃子)
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この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニスト 大手ポータルサイトにて数々のコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題は得意。文章セミナー、婚活セミナー講師も務める

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