女友達に言う?言わない? 恋愛初期における秘密主義のススメ【漫画コラム】



恋愛の過程で「どの段階で女友達に言うか問題」は、実にむずかしいです。
筆者は20代前半くらいまでは、けっこうな秘密主義でした。仲のいい子にも好きな人の存在はあまり教えたくない方で、つき合いだしてから報告したことも何度か。

ところが女はなんでも共有したがる生き物です。修学旅行での好きな人カミングアウト大会しかり、飲みの席でのディープな恋愛相談しかり。恋愛の話でつながりたがる女たちは、一定数いる。またどこまで話すかが、親しさのバロメーターだったりもします。筆者も最初こそ抵抗があったものの、女社会のイニシエーションを受けて、共有の楽しさ・心強さを覚えてしまってからは、もとのカラダには戻れなくなってしまいました。女たちはやさしい。特にうまくいっていない恋愛や、失恋した直後に関しては本当にやさしい。それはそのつらさを知っているからこそで、女たちとの心の共有を覚える以前、自分がどうやってそれらの時期を乗り切っていたのか、思い出せないほどです。

しかしまた、その共有感覚は諸刃の剣にもなります。
どんなにつきあいが長くてお互いのことを知っている親友であっても、その意見は絶対ではありません。あなたの求める恋愛はあなた自身にしかわからないし、あなたが好きな彼の部分は、他人からは全然違う見え方をしているかもしれません。

人は自分で思っている以上に、他人の意見や言葉に左右される生き物です。「言霊(ことだま)」というくらい、言葉には目に見えない力があります。だから、まだ自分の気持ちがハッキリと固まっていない段階、2人の関係がすぐにほどけてしまうような段階で、誰かに言うのはやめましょう。彼のメールにどう返事するか、デートでは何を着ていくか、彼は本当に信用できる人なのか、自分の感覚で判断しましょう。それで失敗したとしても、「あのとき○○ちゃんがああ言ったから……」と心のしこりが残らないだけ、いいと思うのです。
(アオノミサコ)

EDITOR

アオノミサコ
イラストレーター/漫画家。美容から神事、ディープスポット巡り等の漫画やコラムを執筆。著書『わがままセラピー入門』(KADOKAWA)

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